韓国ドラマ

韓国ドラマ「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」視聴感想

マイ・ディア・ミスター

本国での放送時、常に話題になっていたIU主演の韓国ドラマ「私のおじさん」。

邦題は「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」となりました

一体どんな作品なんだろう、ロマンスなのか?違うのか?なんてすごく気になっていました。

見終わった感想としては”じ~ん感無量”!でした。

後半はネタバレ感想となっていますが、前半ではどんな作品なのかあらすじも含めて語っていきたいと思います。

作品情報

放送:韓国tvN 2018年 全16話

tvN公式サイト→나의아저씨(私のおじさん)

演出:キム・ウォンソク

トキメキ☆成均館スキャンダル(2010)
未生(2014)
シグナル(2016)
マイ・ディア・ミスター(2018)
アスダル年代記(2019)

アスダル年代記
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脚本:パク・ヘヨン

出演:

IU(イ・ジアン)
イ・ソンギュン(パク・ドンフン)
パク・ホサン(パク・サンフン)
ソン・セビョク(パク・ギフン)
イ・ジア(カン・ユニ)
チャン・ギヨン(イ・グァンイル)

冒頭あらすじ

逃げた親の多額の借金と病弱で寝たきりの祖母を幼くして抱え、仕事を掛け持ちながら心を閉ざして生きるジアン。

債権者から時に暴力をうけ、周りには敵か無視するものしかいない環境の中で誰も信用することができなくなっていた。

建築会社に勤務するドンフンは、仕事の行き詰まりと共に妻との関係にぎくしゃくしたものを感じていたが、妻が大学の後輩ジュニョンと不倫関係にあることには気づいていなかった。

ジュニョンは会社では社長職に就く上司で、ジュニョンとは折り合いの悪いドンフンは出世争いとは無縁だった。

ある日、ドンフンのもとに匿名の多額の商品券が届く。

ドンフンの会社で契約社員として働くジアンは、それが表に出ることができない代物だと気づき密かに奪い借金の返済に充てるのだが、債権者であるグァンイルは盗品であると察知しジアンを追い詰めようとした。

ジアンは商品券を回収し、会社でごみとして捨てられていたことにする。

しかし、このことがきっかけで、ドンフンは贈収賄とは無縁のクリーンで信頼できる部長として社内での評価が上がることとなった。

ジアンはドンフンから感謝されるが、一方でジュニョンから依頼されたドンフンを会社から追い出す裏工作を借金返済のために引き受けるのだった…。

DVD発売元ティーザー

ここで、DVD発売元からの予告編を共有させていただきます。


*コンテンツセブン「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」公式サイト

ストーリーのポイントとなるシーンを交えながら本作の魅力をできるだけ伝えようと作られている予告編となっています。

マイ・ディア・ミスター~私のおじさん が描いたものとは

”人生の哀しみと癒し”

どの登場人物も人生のどん底、そこから抜け出す方法を見つけられず、何とか今を生きるのに精いっぱいという状況。

そんな中、新たなあるいは久しぶりの出会いによって変化が始まります。

辛く哀しい現実を抱えた人たちがもう一度生きようと思える人生悲喜劇をほんのりとした柔らかい温かさで包んで見せてもらえました。

この作品は「未生」のキム・ウォンソク監督による演出

この監督だったからこそ描き出される哀しみと癒しがありました。

キャストが高めたクオリティー

キム・ウォンソク監督の演出のセンスと手腕は周知の事実。

さらに、本作から染み入る哀しさとやるせなさ、そしてほのかな温かさが感じられたのは主演陣だけでなく、いい年をした大人のサブキャラクターたちでした。

子どもから見たら理想像とははるかに遠いダメダメに見える大人たち。

けれど彼ら彼女らは必死に生きている、そんなうだつは上がらないけど悪い人達じゃないリアルな姿を演じた助演の方々の個性と力量がクオリティーをさらに高めていたと感じました。

本作出演以降、主演や準主演、重要な役などで皆さんよくお見掛けするようになりました。

マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~とは

出口のない人生のどん底のなかで、義理と柔らかい人情で結ばれた人たちが
互いに癒され生きる力を得る。
「未生」の監督が描き出した哀しみと癒しの物語

ハマり度

 5 感無量です

今すぐみられる主なVOD (2019.10.13現在)

2019.10.13現在、下記のサービスでは1話ずつや複数話パックといったレンタル形式の配信がされていました。

U-NEXT(ポイント利用可)

RakutenTV(複数話パック割引あり)

*本記事をご覧のタイミングで、配信状況が変化している可能性があります。あらかじめご了承ください。

ここから後半はネタバレがあります 

ご注意ください

 

ネタバレ感想

この物語は「救い救われる」ことを描いていたとも言えます。

作中”、善意だけでは誰かに手を差し伸べられるのは3回までが限界”と言うセリフが出てきました。

本作の人々の間には共感と共に”人情”という名の強い思いやりが存在したことで、互いに救われていったと言えます。

特に幼少期から守ってくれる人のいない環境の中で育ち、誰も信頼することができなくなった、まるで手負いの獣のようなジアンにとって、最も守りたいものを守る手助けをしてくれたドンフンという一人の大人の存在がいかに大きかったかがわかります。

現実を受け入れるがゆえにどん底から這い上がれなくなっていたドンフンとジアン

一方で、どん底の元となった現実から目を背け続けることで抜け出せなくなっていたドンフンの兄弟たちや友人たち

過去の自分と向き合うしかなくなる、そんな出来事によって心に変化が生じていきました。

彼らの出会ったタイミングにも大きな意味があったと言える部分もありましたが。

製作陣と出演陣のすばらしさ

監督・脚本が素晴らしかったと同時に、演じた彼らの味わいが素晴らしかった。

ジアンは難しい役だったにも関わらず演じきりこのドラマを話題作にしたのはIUの力

ジアンが救われていく信頼できるおじさんを演じたのは、温かさと優しい声の持ち主イ・ソンギュンだから

そして本作をクオリティーの高いものにしたのは名バイプレーヤーであるドンフンの兄弟役パク・ホサンとソン・セビョクのお二人だったように思います。

不祥事で降板したオ・ダルスの代役で上がった兄役のホサンさん、本当にしっくりしていたわ~

今回大発見だったのは私お初だったギフン役のソン・セビョクさん!

巧い俳優さんまだまだいるんだな!と愕然としました。

舞台や映画畑で活躍されていたバイプレーヤーさんのようです。

ドラマは初?いくつか映画見てみようと思っています。

2019.4追記:ソン・セビョクさん早くもドラマ主演されました。見ました↓

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今の時代を表す独特な設定

ジアンがドンフンの誠実な人柄を知り、信じてもいい大人として受け入れていくきっかけとなるのがドンフンの携帯電話に仕込んだ”盗聴アプリ”による盗聴

リアリティーがあるようで、実はちょっとファンタジックでもあるこの設定が実に効いていました。

ドンフンが兄弟や妻と語り、上司部下と語るその言葉にジアンは癒され、ドンフンの守りたいものを守ってあげようとしました。

ラスト間際、この盗聴録音を聞きグァンイルも心を改めます。

それほどまでに、子ども心を大人によって深く傷つけられ今も苦しみ続けた彼らにとって信頼していい大人ドンフンの存在が大きかったんだと思います

ドラマの雰囲気を完璧に表すOST曲「大人」

Sondiaの「大人」 今聞き返し、MVを見返してもじ~んと来ちゃいます

”良かった…、おじさんのようなひとがいてくれて” はぁ…(泣)

さいごに

一番心に残っているのはやっぱりジアンの境遇。

子どもの頃に出会う身近な大人がいかに大切か、その影響の大きさと責任。

演じたIUとチャン・ギヨン、二人の演技もすごく良かったなぁ

苦しくつらいことの中でもがく姿と救われていく人々の姿をほのかな温かさで描き出した本作は本当に深かったです。

ちなみに、チャン・ギヨン君は本作から2本あとの出演作「ここに来て抱きしめて」(2018)で初主演を果たしています。

本作での演技に光るものを感じた瞬間があったのですが、彼のポテンシャルを確認できた作品になりました。

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