韓国ドラマ

2007年の韓国ドラマ「シークレット・ルーム~栄華館の艶女たち~」視聴感想

シークレット・ルーム1

2007年に韓国ケーブル局OCNで放送された「シークレット・ルーム~栄華館の艶女たち~」(原題:メディカル妓房栄華館)の視聴感想を旧サイトから移してきました。

およそ12年前のドラマなのですが、今でもどこかで放送や配信があるなどロングラン的に評価されている個性的な作品です。

韓国ドラマではあまり見かけないほどセクシーなシーンが最初多くてちょっとびっくりしたのですが、時代劇としてのストーリーがちゃんと用意されていて面白く見ました。

2008年に見た時の感想を含め、本作のどんなところが魅力だったのか今回も語っていきたいと思います。

作品情報

放送:2007年 OCN 全10話

スタッフ・キャスト

演出:キム・ホンソン

シークレット・ルーム~栄華館の艶女たち~(2007)
チョン・ヤギョン(2010)
夜叉(2010-11)
武士ペク・ドンス(2011)
ヒーロー(2012)
ボイス~112の奇跡~(2017)
ブラック(2017)
客ーザ・ゲストー(2018)

脚本:ソン・ミンジ パク・ジェヒョン

シークレット・ルーム~栄華館の艶女たち~(2007)

キャスト

イ・イルファ(ゲウォル)
ホン・ソヒ(ヨン)
ソヨン(メチャン)
チェ・フィリップ(ウン)他

演出は「ボイス」S1の監督さん

OCNつながりという共通点もあるのですが、本作の監督はここ最近日本ドラマでリメイクされた「ボイス~112の奇跡~」シーズン1を演出されたキム・ホンソン監督。

ボイス以前は時代劇で、以降はスーパーナチュラルな出来事を描くオカルトスリラーも手掛けておられます。

どこか泥臭さを感じさせつつもエッジが効いているダークな映像が魅力の作品たちを生み出される監督が演出したエロチック要素のある時代劇。貴重です。

ボイス S1
チャン・ヒョク主演 韓国ドラマ「ボイス~112の奇跡~」視聴感想2017年OCNで放送された韓国ドラマ、「邦題:ボイス~112の奇跡」の視聴感想です。主演はチャン・ヒョク&イ・ハナ。残酷なシーンも映像化された本格クライムサスペンスでした。本作独自の魅力などを語っていきたいと思います。ネタバレは後半にあります。...

冒頭あらすじ

妓房栄華館では、教養があり美しい女性・妓生達が宴会や夜のお供をする。

時には房事(セックス)の知識や夫婦クリニックに近い事も行っており、メディカル的な要素の強い部分もある。

ある日、傷を負い倒れていた若い女が栄華館に運ばれてくる。

ヨンのと名乗るその女は、数人の男に慰みものにされ死ぬしかなかった姉の仇を討ち追われて逃げてきたのだった。

真の復讐とは、世のどんな男達すらも跪かせることだと行首ゲウォルに言われ、ヨンは最高の妓生となる事を心に誓うのだった。

予告編

放送元OCNにも予告編はもうなく、日本版DVDを発売していたポニーキャニオンも販売終了で予告編などはありませんでした。

ここではSeo Yeon0705さんの動画を共有させていただきました。

ヒロインのストーリー部分をドラマチックに編集されている予告編となっています。

2008年あたりは大型時代劇「朱蒙」などのヒットで時代劇熱が高まっていたころだったと思うのですが、本作でも戦闘のシーンなどはクオリティーの高い作り込みとなっていました。

本作の特徴や魅力

露出度・セクシー度高し

こんなに大人なシーンいいの??っていう感じの1・2話目に驚きます。

6話あたりまででその傾向は少し薄れていきますが。

「治色」とよばれ、性に関連する心と体両面の治療を行うエピソードと事件が並行して1つずつ描かれます。

この治色が必要とされる原因や施術のシーンなどがかなりセクシーでまずはびっくりさせられるんですが、それに取り組むのがこの妓房の一つの役割というか仕事なんです。

男女のパートナーが治色に訪れることもあり貞操観念の厳しい時代に性に直視できるのは妓房ならではという新鮮な設定でした。

ヒロインの抱える深い事情

ヒロインのヨンが妓生として生きる覚悟を決めたきっかけが、彼女の隠されていた過去の真実の扉を開けることとなりました。

ヨンが没落した両班(貴族)の娘だったことがわかり、没落の理由をめぐる陰謀がメインストーリーとなっていました。

ヨンを取り巻くストーリーがどんどん核心に触れていくにつれてテンポがアップし、9・10(最終)話は一気に見てしまいました。

シークレット・ルーム~栄華館の艶女たち~とは

大人向けのセクシーシーン満載
時代劇としてもきっちり見せ場があるミステリー

ハマり度

3.5

栄華館の妓生たちは存在感あるし美しいし、当然演技もちゃんとしていて、エロティックだけに偏らないストーリーがとても良かったです。

良く時代劇でお見掛けする俳優さんたちも多く出演されていて層の厚さや演技面での質の高さまで感じられました。

今すぐみられる主なVOD (2019.9.7現在)

2019.9.7現在、本作を会員見放題で見られるサービスはU-NEXTでした

U-NEXT

*本記事をお読みの地点で状況が変わっているかもしれませんのでご確認ください。

ここから後半はネタバレがあります。ご注意ください

 

ネタバレあらすじ・感想

ヨンの過去

ヨンは陰謀によって没落させられた両班(貴族)の娘でした。

陰謀に巻き込まれさえしなければ、今頃殿下のお后様だったという身分の高さ。

そんな彼女は、清廉潔癖な父が不正を暴こうと正義を貫かんとしたために陥れられたユン家一族の生き残りでした。

ヨンはユン・テヒとしての記憶を失っていました。

忠臣であったホン氏が彼女を守るためにヨンという名で実の娘のように育てていました。

ホン氏の実の娘だったお姉さんが辱めを受けてなくなり、お父さんであるホン氏もさる貴族からぬれぎぬを着せられて亡くなっていました。

ヨンを消したい大物黒幕

ヨンがユン氏の生き残りのテヒだったと知り命を狙う黒幕の存在が明らかとなりました。

それこそがユン氏を陰謀にはめたクォン大監でした。

当時ユン氏はクォン大監が殺めようとしている者の名を記した殺生簿を手に入れていました。

そこには王族のヤンヒョン大君や殿下の名まで記されていて大逆罪の確たる証拠となるものでした。

しかも殿下がユン氏の娘テヒを見初めたため、ユン家が外戚ともなれば追い落とすことがさらに困難になる、そんな経緯があってのことでした。

ヨンが記憶を取り戻し、行方不明の殺生簿を手にすることを恐れるクォン大監は執拗にヨンを消そうとしていたのでした。

ヨンの潔い生きざま

ヨンは治色の過程で殿下と再会します。

殿下はもちろんヨンに王宮に来てほしいと懇願しましたが、ヨンは妓生の道を歩むことを決意していました。

最終話、引退したゲウォルに代わってメチャンが行首(館長)となり、ヨンは首席(ナンバーワン)となります。

性のトラブルに悩む人々を治療するプロの道を究める彼女たちの笑顔が素敵でした。

さいごに

私は見ていないのですが、本作はシーズン2も製作されました。

栄華館の存在意義が感じられるメディカルな側面がとても斬新で面白いと感じていたので、シーズン2が製作予定と当時知って納得したのを覚えています。

韓国ドラマらしい陰謀と復讐の時代劇に、セクシーコンセプトを絡めるなんていう挑戦ができるの、さすがケーブルTVのOCNだななんて思ったりしました。

ここ最近のOCNはクライムサスペンスなどのハードなジャンルもの作品がほとんどになりましたが、またこういったコンセプトの斬新なドラマも見てみたいなと期待したりしています。

余談ですが

OCNが2017年に珍しくラブコメを放送したんです。「じれったいロマンス」というタイトルだったのですが、めちゃくちゃ面白かったです。

主人公とヒロインが出会ってワンナイトラブをする(!?)んですが、そのカー○○○のシーンがちょっと大人向けというか素敵というか。キスシーンも話題になりました。

またこちらに感想記事を持ってきますね。

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