2021年韓国TV朝鮮で放送の「結婚作詞 離婚作曲」は、30、40、50代という3世代の女性たちの愛を描くヒューマン・ファミリー・ロマンスドラマ。
大先輩たちによる夫婦の物語となるようです。
本作の注目ポイントは、Phoebeというペンネームで5年ぶりのカムバックをされるイム・ソンハン作家の脚本であること。
ここでは、イム・ソンハン作家についてや、配信前に分かっていたドラマ情報などをまとめています。
作品情報
2021年 韓国 TV朝鮮毎週土日午後9時放送 全16話
Netflix 1/23~ 本国放送後随時配信 午後11時頃から
演出・脚本・キャスト
演出:ユ・ジョンジュン/イ・スンフン
*ユ・ジョンジュン
輪廻-NEXT(2005)共同演出:キム・ドフン
シンデレラマン(2009)
結婚作詞 離婚作曲(2021) 他
脚本:Phoebe(イム・ソンハン)
*Netflixでの名前の読み方は、リム・フィービー
人魚姫(2002-03)
神様お願い(2005-06)
芙蓉閣の女たち(2011)
白夜姫(2015)
結婚作詞 離婚作曲(2021) 他
キャスト:
ソンフン(パン・サヒョン 弁護士)
イ・ガリョン(プ・ヘリョン 元アナウンサーのラジオDJ)
イ・テゴン(シン・ユシン神経精神科医 シン医院院長)
パク・チュミ(サ・ピヨン ラジオ番組プロデューサー)
チョン・ノミン(パク・ヘリュン 大学教授)
チョン・スギョン(イ・シウン ラジオ番組メイン作家) 他
冒頭あらすじ
仕事で成功し、盤石の夫婦関係に不安の要素など全くないヘリョン、ピヨン、シウン。
だが、シウンは結婚21年目にして夫から結婚を終わらせたいと告げられた。決定的な理由が分からず戸惑うばかり。
ピヨンは母親を冷徹に拒絶し続けていることを夫ユシンには隠していたが、そうはいかなくなった。
そしてヘリョン。新婚アツアツのはずの夫サヒョンには、彼の子を身ごもった女性がいるようなのだが…?
予告編
ほほぉ~
男女問題から熟年離婚の危機など、濃いめの物語となりそうですね。
結婚作詞 離婚作曲の個性をチェック
個性派脚本家イム・ソンハン作家5年ぶり新作
イム・ソンハン作家の書かれる脚本は独特のクセがあるゆえに、ハマるときはそのクセも含めてドハマるし、合わないときはまるで合わないことで有名です。
私も、「神様、お願い」(2005-16)と「芙蓉閣の女たち」(2011)にはハマリ度5の大ハマリだったのですが、それ以外はまるで合わず早々に下車しました。
ストーリーの内容、脚本のクセ、俳優さん、演出等々、個々人の好みが影響するところゆえ、私もまずは数話見てみることにしますね!
キャストはイム・ソンハンファミリーとも呼べる面々
主人公を演じるのは、イム・ソンハン作家の2011年の「芙蓉閣の女たち」でいきなり主演でデビューを果たしたソンフン。
水泳選手生活を終えたソンフンにの俳優への道を決定づけた運命の出会いともいえるドラマでした。
以降、ロマコメやラブコメ、TVやウェブのドラマだけでなく、バラエティーでも活躍されています。
その他、今回メイン夫婦を演じられるイ・テゴンもチョン・ノミンさんといった、イム・ソンハン作家作品でなじみの深い方々がキャスティングされています。
さいごに
これまで、大河ドラマ並の長編が多かったイム・ソンハン作家でしたが、今回は全16回。
物語を展開させるために、冗長な間や謎のト書きなどは減るのかも?と思ったりしています。
でも、ハマってしまったときは、この謎の間やト書きのライブ感がやけにツボに来て最高に面白かったりするんですが(笑)
また数話視聴して、冒頭話視聴感想に書き換えようと思います。
EP1を見てみて いいんじゃないでしょうか?
1時間13分、情報量は多めでしたがかなりテンポよく3組の夫婦間における、妻側の現状認識と夫側とのズレを分かりやすく描いてありました。
出だしはOKという感じ。
本作は女性たちが主役なのですが、中でも特に、番組作家シウン役のチョン・スギョンさんが印象に残りました。
いつもインパクトの強い濃い助演役が多いのですが、本作ではとても複雑で繊細な役を見せて下さっています。さすがです。
それと、ソンフン&イ・テゴンさん。
なんだろ、お2人はイム・ソンハン作家作品が本当に合うんですね。実感した。
世界観との濃度が合うというか、リアルと虚構のバランスが合うというか、表現が難しいんですが、良いと思います(笑)
本作はシーズン2まで制作されましたよ!