2021.4.14よりJtbcで放送スタートした水木ドラマ「ロースクール」。
日本でも、放送日にNetflixで配信されました。
全話配信完了していますが、未視聴の方へのガイドになればと、いったん1話だけを見た感想を絡めながらドラマ情報だけまとめておこうと思います。
冒頭部分以外のネタバレはありません。
作品情報
2021年 韓国Jtbc 水木ドラマ 全16話
日本配信:Netflix →番組ページ
演出・脚本・キャスト
演出:キム・ソギュン(ソクユン)
シットコム オールドミス・ダイアリー(2004-05)
映画 朝鮮名探偵シリーズ(2011・15・18)
シットコム 清譚洞に住んでます(2011-12)
錐(2015)
今週妻が浮気します(2016)
まぶしくてー私たちの輝く時間―(2019)
ロースクール(2021)
キム・ソギュン監督は、映画「朝鮮名探偵シリーズ」でキム・ミョンミンと組まれているベテラン監督。
2019年のドラマ「まぶしくて」では、複雑なストーリーを視覚的・感覚的に伝わるような映像にされています。
本作の法廷型ミステリーを、どんなふうに演出されているのか楽しみですね。
脚本:ソ・イン
ロースクール(2021)
キャスト
キム・ミョンミン(ヤン・ジョンフン)刑法専門教授
リュ・ヘヨン(カン・ソルA)低所得層特別選考入学
キム・ボム(ハン・ジュンフィ)
イ・ジョンウン(リーガルクリニックセンター長キム・ウンスク)民法専門教授
イ・スギョン(カン・ソルB)法曹界の富裕層令嬢
イ・デヴィット(ソ・ジホ)
ヒョヌ(ユ・スンジェ) 他
キャスト紹介クリップが出ていましたのでここで
冒頭あらすじ
韓国最高の名門ロースクールの刑法の教授ヤン・ジョンフンは元検事。
厳しい授業をする教授だが、この優秀な生徒たちを正しい道を歩める法曹界の人材に育てたいという思いが強かった。
だがある日、ロースクールの院長が変死し、その犯人としてヤン教授が逮捕された。
だが、この事件はそんな簡単なものではないと生徒たちは感じていたのだった。
予告編
韓国最高の名門ロースクールを舞台に、熾烈な生き残り・真実正義に向かう教授・学生たちの姿を描くことになりそうです。
スクールで起こる謎の事件によるミステリー、出身家庭の経済的格差や秀才たちの努力と争いも含めた人間ドラマとなるそう。
1話を見てみて感じた個性と魅力
助演には若手実力個性派が揃う魅力
主人公カン・ソルAを演じるのは「応答せよ1998」や映画「ザ・メイヤー」にのリュ・ヘヨン。
そして、生徒役には、イ・スギョンやイ・デヴィットといった実力派の若手ベテラン助演勢が揃いました。
1話1時間ほどで、それぞれのキャラクターや雰囲気などはもうきっちりと伝わってきます。
群像劇的な面が彼らによって際立ってくる予感のする1話でした。
事件があぶりだす真相 ミステリーとそれを追う秀才たちに期待
院長の死に対する有力な動機がある、と見なされたのがヤン教授。
過去に軋轢があったためでしたが、誰もがふたりの過去を知っている状況でもあることから他の犯人がいる可能性の方が高い状況です。
なぜ院長を殺害する必要があったのかなどを追及していくことで見えてくる真犯人の姿や事情。
その事情に絡まる事件や真相など、じわじわと芋づる式に見えてくるのでしょうか。
ミステリーの部分と、法律を学びつくそうとしている秀才たちの集まるロースクール。
彼らが専門知識を駆使して事件の真相を暴いてくれないかなと期待もしています。
まとめ
「ロースクール」はNetflixにて配信されています。(2021.6.4現在)
実は、また法曹ものか、なんて思ってちょっとノーマークだった本作。
ですが、1話見てみると、キム・ミョンミンが演じるヤン教授の存在感と良心を失わない生き方への姿勢などが魅力的でした。
専門職ものの魅力がどれくらいあるのかや、韓ドラあるあるの社会派ドラマにどれくらい寄せていくのか、そのバランスが気になるところです。