Netflixの人気リアリティシリーズ「クィア・アイ」の日本スペシャル版が2019年11月配信され、さっそく視聴したのですが感情的になりすぎて何を書いていいか分からずにもう1か月たってしまいました…。
もう、全4話見終わって嗚咽しつつ泣いている自分にちょっと引いたほど…。
この「in Japan」を見て感じた一番の感想はこれでした。
ファブ5、日本でずっと活動してほしい…(´;ω;`)
感情があふれてしまった私の感想をちょこっと語っておきたいと思います。
作品情報
配信:Netflix
クリエイター:デヴィッド・コリンズ
シリーズ
シーズン1 | 2018.2 全8話 |
---|---|
シーズン2 | 2018.6 全8話 |
シーズン3 | 2019.3 全8話 |
シーズン4 | 2019.7 全8話 |
スペシャルinJapan | 2019.11 全4話 ←今回ココ |
シーズン5 | 2020年配信予定あり |
予告編
住宅事情や言葉の問題など、いつものクィア・アイとは違った日本という環境の中でどういう風に番組が出来上がるのかずっと気になっていました。
水原希子さんのガイドが本当に的確で、現場には優秀な通訳さんがおられたそうです。良かったですよ~!
クィア・アイ in Japanを見て感じたこと
自分自身をどう大事にすればいいのか
4エピソードどの主人公さんも今を懸命に生きておられる個性あふれる方々ばかり。
けれど、それぞれ何かを諦め、居場所を失ったように感じ、またある方は自分を卑下し、自信を無くされていたりしました。
そんな皆さんが、自分自身を大切にするきっかけをファブ5から受け取る姿を見ることができ、もらい泣きの連続でした。
日本の中にある独特の生きづらさ
日本では確かに周囲から“浮く”ことが怖いのは確か。
長年培われた“こうあるべき”という日本人のもつ“無意識の常識“がじつは常識ととらえるべきではないこともある。
個より集団を優先してきた近年の日本社会の特徴を知るエピソードもありました。
今ほどメディアが発達し、グローバルな情報が山ほど入ってくる時代になっても、マイノリティに対しての理解が実感レベルで進んでいないところがあります。
性的マイノリティの方に対する場合もあれば、頑張ればなんとかなると個性を無視しておしりをたたき続けられ委縮してしまった娘さんだったり。
またEP4では、他人の家庭に口を挟まない美徳という風習があるゆえに、自分たちではどうしたらいいかわからず夫婦間の問題に目を向けることが怖くてフリーズしてしまったダンナさんの孤立無援だった姿からも感じました。
とはいえ、この番組にこの旦那さんを推薦された会社の同僚の方の行動力に拍手でしたが。
EP4で号泣嗚咽
私自身は、EP4のご夫婦の姿が実は一番グッときたんです。
失礼な表現ですが、どんな一流演技派俳優ですら、あのご主人がタンに妻から愛されているのか分からないと涙ながらに吐露するシーンを演じることはできないほどの切実感がありました。
彼の心を少しずつ開いていたファブ5や話を聞くのがうまいタンだったからかもしれませんが、問題の核を見つけられたあとには、あれほどの笑顔がよみがえるのかと胸が熱くなり嗚咽が止まりませんでした。
そして、よくドラマでも描かれるアメリカ式のカウンセリングが日本では一般的ではないという話題になったときは「なぜないんだろう」と私も強く感じています。
クィア・アイ in Jpananとは
ファブ5、ずっと日本で活動してほしい
日本にこそファブ5を待つ人がたくさんいる
と心の底から感じたスペシャルエディション
カラモが受けていたあるインタビュー記事で、ジョナサンがHIVにかかっていることを語っていました。
クィア・アイは人気シリーズなのですが、ファブ5にとっても負担がない程度で私たちを楽しませ心を救ってもらえれば十分です。
とはいえ、2020年にシーズン5の配信予定がすでにあります!
楽しみに待ちます(^^♪
おススメスペシャル動画たち
2020.2.14追記 EP1ヨウコさんスペシャル動画
NetflixJapanのTwitterに、EP1で登場したヨウコさんのスペシャル動画が公開されていました。
クィア・アイシーズン2のEP1で登場されたコミュニティを運営されているママ・タミーさんとの出会いの動画でした。
ママ・タミーはヨウコさん同様、ご姉妹をガンで亡くされていることや、人々をケアするお仕事をしているという点でも共通点があり、二人の出会いが準備されたようです。
素敵でしたよ!6分程と短いのでぜひご覧ください!
タンのGQジャパンのインタビュー
タンが来日時に受けたファッション誌GQジャパンのインタビュー動画があったのでここでご紹介したいと思います。
ピッタリな言葉を探しながら率直に語るタンの人柄や、彼が見て感じた日本人のファッションの事なども興味深かったです。ぜひご覧ください。
まさに“誠実”な姿勢が伝わってくるインタビューでした。
そうですよね~彼らにとって「私生活と番組の境界はあまりない」というタンの言葉染み入ります。
ファブ5は番組内でプライベートなことも語ってくれていますもんね。