アジア・日本ドラマ

ロストインウォーター~神秘の島~ 視聴感想 タイドラマ 離島に取り残された学生たち 島の謎が興味をひくミステリアスファンタジー

ロストインウォーター

Netflixで配信中の2019年タイドラマ「ロストインウォーター~神秘の島」(原題:The Stranded)を見終わりました

タイドラマのクオリティーの高さを、ここ最近実感していた流れもあってチェックしていた本作。

しかも、専用カテゴリーを作ったほど良いタイBLドラマのなかでも2018年の名作「ラブ・バイ・チャンス」に出演していた俳優二人(PerthとMark)が出演していたということも私の視聴ポイントでした。

ファンタジーミステリーともいえる本作は、次の展開が読めない面白さと極限状態に置かれた若者たちの変化していく心理状態などの描写にもこだわりを感じ面白く見ました。

今回も本作について、私の感じたところを語っていきたいと思います。

作品情報

配信:2019年 Netflix 全7話

クリエイター・演出・キャスト

クリエイター・脚本:Christian Durso

演出・脚本:Jim Sophon Sakdaphisit

キャスト

Beam Papangkorn Lerkchaleampote(クラーム)1996/8.31 
March Chutawut Phatrakampol(アナン)1993/3/21
Pat Chayanit Chansangavej(メイ)1995/8/19 
Chaleeda Gilbert(アリサ)2001/2/21
Ticha Wongthipkanont(イン)
Nok Sinjai Plengpanich(リン教授)他

冒頭あらすじ

富裕層が集まる離島の名門私立高校の卒業記念パーティーの最中、突如として巨大津波が押し寄せた。

36人の生徒たちが生き残っていたが、25日たっても救助はなく、SOSを送ろうにも電波がなかった。

リーダーとして場を仕切ろうとしていたアナンは空回りし、生粋の島育ちのクラームに信望が集まりそうになるのが気に食わない様子だった。

予告編

ここで、英語字幕付きのNetflix予告編をご紹介します。

*日本語字幕付きNetflix予告はこちら

1か月ちかくたっても救助がなく完全に孤立しているかに見える島。

生存者たちの間でも不協和音が出始めたり、諍いによって厳しい局面を迎えてしまう様子や、島に何か謎があるのではと考えるアリサたちの様子もみられます。

ロストインウォーターの個性と魅力

ロケ地の島の美しさ

アンダマン海に浮かぶ離島が舞台となっているということで、本作のロケ地である島の海が本当に美しい!

アンダマン海ってどこ?と思ったので見てみるとココ。美しそう~

東南アジアドラマはこれまであまり見てこなかったこともあってタイのドラマは新鮮だったのですが、本作では洞窟や海岸や美しいエメラルとグリーンの海の色も含めて目に鮮やかでした。

ハイティーンたちの人間模様

惨事から約1か月、島に取り残された卒業生たちの親による迎えも救援もない。

何かがおかしいけれどそれが何かは分からないという不安の中で、何とかバランスを保ってきたおよそ18才の36人

毎日を生きることの中で、恋人関係にあるメンバーの場合はセクシャルな関係についても描かれていきます。

韓国ドラマや日本ドラマよりも海外ドラマ寄りの表現に近い印象があり、異性愛と同性愛カップルの姿が自然に描かれています。

おおらかで独特な世界観を持った「ロストインウォーター」の世界観が感じられました。

彼らの抱えた背景も垣間見える

主な登場人物たちについては、彼らの私生活や過去のエピソードについても描かれています

例えば、リーダーを買って出たアナンは有名な指揮者を父に持つ裕福な家の一人息子。

指揮者=演奏者たちのリーダーとして成功しなければいけない過度のプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。

医療担当でアナンの恋人メイは、家の事業が傾き払えなくなった学費をアナンが建て替えたことでアナンに恩義を感じつつも縛られている状況でもありました。

こういった描かれ方は、懐かしの米ドラマ「LOST」のティーン版を感じさせる部分もあって興味深いところでした。

主人公クラームと島の深い関係性の気配

生粋の島育ちのクラームは、高校卒業と同時に島を離れ都会の大学に入学する予定でした。

島を津波が襲って以来、クラームは不思議な夢を見、島を出ようとすると阻まれることが続きます。

クラームと島には一体どんな関係があるのか、なぜ本土から救援が来ないのかなどなど、クラームが握っている鍵は何なのかが気になるんですよね。

ロストインウォーター~神秘の島~とは

突然襲った津波で島に取り残された学生たち
人間模様と島の謎が興味を引く未完のファンタジーミステリー

ハマリ度は

 4

新鮮な世界観と謎、目当てのPerthとMarkのクリットジャックのエピソードもお気に入りでなかなかのハマリ度に(笑)

面白くて次が気になるんですが、この全7話では完結していません

ここからいよいよ展開するんでしょ~~!ってところで終わってます。

シーズン2希望の声届いてるでしょう?ね?タイGMM?Netflix??

頼むよ!

ロストインウォーター~神秘の島は今すぐNetflixで観られます

ここから後半はネタバレがあります

ご注意ください

ネタバレあらすじ・感想

前半は島に取り残され、救援を待ちながら日々をこなしてきた学生たちの戸惑いと限界の気配などが描かれます。

ストーリーの謎に触れる部分はほぼほぼ終盤という印象でした。

ここからは、この核心に触れる部分について書いておこうと思いますので、ネタバレを気にされる方はご注意ください。

クラームと島の関係は

クラームは大切に育ててくれたお父さんが実の親ではないと知っていました。

不思議な音と共に見る夢は、クラームの出生の秘密を語るものでもありました。

島には、クラームだけが通ることができる出口があり、彼だけが開けることができる“門”があるということでした。

クラームの恋

これまで恋なんて無縁だったっぽいクラームが恋したのはメイ。

ふたりで過ごす時間が至福だったことから、誰にも見つからない美しい洞窟を抜けた砂浜で結ばれたのも自然な流れでした。

まるで、島が後押ししたかのよう

そして、メイは妊娠した

でも、アナンとも関係があったメイは、メイを許さないアナンによって監禁される流れに‥‥。

お腹の赤ちゃん、絶対クラームの子だよね?

島の申し子クラームの跡継ぎだよね??

クラームだけが行ける出口があるのは

クラームは1か月前の津波に襲われ絶対絶命だったはずが生き残っています。

クラーム自身も知らなかったことでしたが、彼は水中で溺死必至の状況になっても死なないという特殊な体を持っていることが分かってきます。

そんなクラームしかたどり着けない門がある場所へはつまり素潜り状況ではたどり着けないところでした。

出口はどこにつながっていた?

クラームが出た先には、「タイの最高地」と書かれた看板が落ちた舗装された道路。

そこで出会ったのは、島で落下事故が原因で亡くなったはずのジョイ

ここは一体どこなのか、何が何なのかわからないクラームの姿がありました。

謎多き結末

これは、続編を想定して作られたとしか判断しようがないのでぜひともシーズン2をお願いしたいところ。

この世界はいったい何なのか?

並行世界?過去の世界なのか?

島にいるみんなはどうなるのか?

そもそも、ここに来られるのはクラームだけなのか?

続編があるなら美しい島から飛び出してここが舞台になるのか?

すべてが謎のままなのでに気になるところです。

亡くなったはずのジョイに会えるなら、クリットや姉のジャンは愛するジャックにまた会える?

OST MVを一つ

夕闇迫る島の様子と、登場人物たちの哀しさややり場のなさがリンクしているかのようなサウンドが特徴的なのがこの曲

PALMY「The Stranded」

雰囲気のある曲ですね。

さいごに

シーズン2があるなら、間違いなく見たいと思います。

けれど、島のロケもなかなか大変そうだし、コロナの影響もありそうですね。

キャストの数が多いので、他のドラマの予定などで揃うのも難しいでしょうが、ぜひ集結して撮っていただきたいところ。

続編を楽しみに待つことにします。

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