2017年から2018年の年末年始にケーブル局tvNで1話完結型オムニバスドラマシリーズが放送されました。
その日本初放送がKNTVで始まったので見てみました。
今回はその第一回「パク代理の隠密な私生活」。
ドラマや映画のサブキャラクターで印象に残る演技を見せるイ・ジュスンが主演のヒューマンコメディ。
印象に残ったところをちょこっと語っていきたいと思います。
ドラマステージについて
tvNドラマステージ
ドラマステージ2017 | 2017-18 全10編 ←今回ココ |
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ドラマステージ2019 | 2018-19 全10編 |
ドラマステージ2020 | 2019-20 全10編予定 |
ドラマステージ2017作品情報
放送:
2017-18年 韓国tvN ドラマステージ2017(全10回)
放送時間:各1時間強
2017年CJ E&M短編ドラマコンテストで選ばれた新人作家による20作品のうち10作品が選ばれドラマ化。
2017年のラインナップでは“2017年この時代を生きていく「私たち」の姿に焦点を当てたラインナップ”となっているそうです。
ドラマステージ2017ラインナップ
1 | パク代理の隠密な私生活 ←今回ココ |
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2 | B主任とラブレター |
3 | 直立歩行の歴史 |
4 | 遠足に行く日 |
5 | 今日もタンバリンをお呼びします |
6 | 文集 |
7 | NOT PLAYED |
8 | 美味しいミソチゲ |
9 | ファイター チェ・ガンスン |
10 | 最後の食事を作る女 |
リンクがあるものは感想記事があります。
パク代理の隠密な私生活
演出・脚本・キャスト
演出:ユン・ソンホ
脚本:チェ・ジフン
キャスト
イ・ジュスン(パク・ジョンヒョク代理)
キム・イェウォン(チェ・ボミン)
チョ・スヒャン(イ・ユリン)他
冒頭あらすじ
時代は2004年、IMF通貨危機や事業の失敗などでジョンヒョクの家の稼ぎ頭はお母さんとジョンヒョクのみ。
ジョンヒョクは大企業に勤めていて、役職は代理。
家でも職場でもパク代理と呼ばれるジョンヒョクだったが、実は人気のネットロマンス小説家。
副業が会社にバレるわけにはいかず、またファンも美人の女流作家だと思い込んでいてジョンヒョクはこの仕事を隠し通していたのだが…。
予告編
ここで、ハイライト動画をご紹介します。
字幕がついていないのですが、冒頭あらすじの様子と、職場で少し気になるユリンさんの事、そして小説の編集者ボミンとの二人三脚の仕事風景などが映像にまとめられています。
パク代理の隠密な私生活 魅力と見どころ
好きな彼女に正体を明かせないもどかしさ
ジョンヒョクは気になっている同僚のユリンさんが、自分の小説のファンだと知っても本当のことが言えずもどかしい思いをします。
明かせたならもう一歩関係を深められるかもしれない、という期待がある一方で、会社にバレるリスクを上げるわけにはいかないという状況でした。
自分の道を決める覚悟の時が来た
経済状況や世間体、親の期待なども含め、大企業をやめて小説家になるという選択肢は選ばなかったジョンヒョク。
けれど、ファンがいて熱心な編集者がいて、ジョンヒョク自身にも才能があった。
ジョンヒョクが自分の求める道、求められている実力を発揮できる場所を勇気を出して決める姿も頼もしかった。
演じたイ・ジュスンのいかにも普通の人的な雰囲気が何だかいつもシュールでよかったです。
友情出演していたチャン・ドンユン
ハイライト映像のところでもちらりと入っていましたが、今主演級俳優として活躍し始めたチャン・ドンユン君が特別出演していたシーンをちょっと一緒に楽しもうと思います。
主人公ジョンヒョクの書いている人気ロマンス小説のイメージ再現シーンです。
上司と部下のロマンスものなんですが、美しいホン・ウニさんとのキスが印象的。
しかも、あえて声優さんの吹き替えになっているあたり、ちょっと笑えていいですよね!
パク代理の隠密な私生活とは
実は人気ロマンス小説家のパク代理
現状維持か小説家の道か、岐路に立たされた姿を明るく描く
ハマリ度
2.5
単幕ドラマらしく起承転結がシンプル。
くすっと笑って微笑ましいところもあって。
パク代理の私生活そのものにはこれといってロマンスのビッグウェーブは来ないのだけれど(笑)、
そのあまりに普通の人らしいリアル感が逆に良かった印象です。
あ、それから、若手俳優のクォン・スヒョン君もパク代理の上司役で出ていました。
スペシャルシリーズには新鋭のネクストブレイク君たちもちらりと顔を出しているのを見るのも楽しいですね。