韓国ドラマ

キル・イット~巡り合うふたり~ 視聴感想 韓国ドラマ

KILL IT-キルイットー

2019年OCN放送のクライムアクションスリラー「KILL IT-キルイット‐」を見終わりました。

邦題は、「キル・イット~巡り合うふたり~」となっています。

シグニチャー・キラー・アクションという肩書が付けられた本作は、暗殺者として育った主人公がある宿命の事件を追うことになる物語でした。

主演はここ最近俳優として知名度をあげてきた長身の美男美女、チャン・ギヨンとAfterschoolのナナ。

KILL ITスヒョンとヒョンジン
©STUDO DRAGON CORPORATION

内容的に陰のある主人公たちの物語らしいということで、ビジュアルを含め楽しみにしていました。

今回も私の感じたところを本音で語っていきたいと思います。

作品情報

放送:

2019年 韓国OCN 全12話

演出・脚本・キャスト

演出:

ナム・ソンウ
アン・ジスク

脚本

ソン・ヒョンス
チェ・ミョンジン

キャスト

チャン・ギヨン(キム・スヒョン)
ナナ(ト・ヒョンジン)
ノ・ジョンウィ(カン・スルギ)
イ・ジェウォン(フィリップ)
チョン・ヘギュン(ト・ジェファン) 他

冒頭あらすじ

幼いころの記憶のないキム・スヒョンは、プロの暗殺者として師匠パーベルから訓練を受けて育った凄腕のキラー。

ロシアから韓国に戻ったスヒョンは、表むきは獣医師として開業しながら、裏では1案件の暗殺が終わるごとに自分の過去を1情報くれるという依頼人からの仕事を受けた。

ト・ヒョンジンは財閥セハングループの会長夫婦の養女であり、優秀な刑事。

スヒョンとヒョンジンは過去に同じ養護施設にいたという共通点があった。

予告編

日本版DVD発売元(公式サイトSPO)の予告編がこちら

激しいアクション、再会した二人の哀しい過去。

そして、殺人やこどもたちが絡んだ何か大きな陰謀があることが感じられる予告編となっています。

KILL ITの魅力と個性

主人公は暗殺者と刑事

寡黙で陰のある心優しきキラーのスヒョンを演じたのはチャン・ギヨン

KILL IT チャン・ギヨン
©STUDO DRAGON CORPORATION

2018年の「ここに来て抱きしめて」から主演を張るようになっているチャン・ギヨンは長身を活かした華麗なアクションで今回新たな魅力を披露しました。

ここに来て抱きしめて
韓国ドラマ「ここに来て抱きしめて」視聴感想2018年初夏にMBCで放送された「ここにきて抱きしめて」の視聴感想レビューです。なかなかにヘビーな題材を選んだロマンスでしたが、私が最後まで見た本作の見どころなどを語っていきます。キャストは本作が初主演となったチャン・ギヨンとチン・ギジュ。前半はネタバレなしでお読みいただけますよ。...

暗殺者スヒョンを追うことになるナナ演じる優秀な刑事ヒョンジン

KILL IT ナナ
©STUDO DRAGON CORPORATION

二人には実は過去からの深い縁があるという設定でした。

ナナは韓国版「グッドワイフ」の調査官役で注目されてから活躍が続いています。

グッドワイフ(韓国版)
韓国ドラマ「グッドワイフ~彼女の決断~」視聴感想2016年tvNで放送された韓国ドラマ「グッドワイフ~彼女の決断~」。 主演はあのチョン・ドヨンとユ・ジテ、そしてユン・ゲサン。 このキ...

残酷で悲しい事件の存在

二人が向かっていた真実の先には、悲しくも残酷な真相が待っています。

ジャンルもののOCNらしい、暗殺のシーンやバイオレンス・アクションシーン、事件の真相など多少残酷な描写も映像化されていました。

キル・イット~巡り合うふたり~ とは

二人が追った先に見えてきたのは過去からつづく残酷な事件
暗殺者・刑事として再会した二人の宿命の物語

ハマリ度

 2

主演の二人を目当てに見始めたので、目的は十分達せられ満足しました。

チャン・ギヨンもナナもきっちりと主人公たちを演じていてとてもカッコよく、そして切なく悲しい気持ちにもさせられました。

ただ、ストーリーの説得力が少し足りなかったという感じだったためハマり切れなかった部分が。

ジャンルもののおいしいところを出し切れなかったのが惜しいところでしたが、二人は本当に素敵でした(^^)

hobbit
hobbit
このあと後半からは、ネタバレあらすじやOST(MV)の紹介、そしてハマり度2となった具体的な感想を語っていきたいと思います

今すぐみられる主なVOD(2020.6.28現在)

レンタル形式で配信中サービス

U-NEXT

dTV

RakuteTV

*本記事をご覧のタイミングで配信状況が変化している可能性があります。あらかじめご了承ください。

ここから後半はネタバレがあります

ご注意ください

ネタバレあらすじ

過去が知りたかったスヒョン

幼いころキラーのパーベルに助けられ暗殺術を仕込まれて育ったスヒョンは自分を殺そうとしたという父親の事も含め過去を知りたいと思っていました。

暗殺を一つこなすごとにスヒョンの過去につながるヒントをくれるという依頼人の仕事をしていく途中で、スヒョンは刑事ヒョンジンと出会いました。

表向きは獣医師のスヒョンと出会ったヒョンジンは、昔養護施設で自分に小さいながらも幸せをくれた少年88番だと気づくのでした

スヒョンの育った施設の目的

スヒョンが育った養護施設の存在目的、それは体外受精によって子どもを作り育て、富裕層や権力者層の臓器移植のスペアとするものでした。

子どもたちは養子に行けると言って連れ出され、二度と戻ってはこない。

そしてスヒョンを殺そうとしたという生物学上の父親こそがヒョンジンの父セハングループのト・ジェファン会長、つまりスヒョンも違法体外受精によって生まれた子でした。

暗殺依頼者の目的

暗殺の依頼主は、19年前ジェファン会長のもとで遺伝子研究をしていたコ・ヒョヌ研究員でした。

彼は当時違法体外受精ビジネスに反対したことで妻子ともども命を狙われ、妻子は殺害されています。

一人逃げ延びたものの、妻子殺しの罪で追われる身となっていたコ・ヒョヌは、ト・ジェファン会長の生物学上の息子スヒョンが暗殺者となっていたことを利用し復讐をはじめていたのでした。

過去を知ったスヒョンの選んだ道

死ぬために生まれさせられた子たちがいた、そして今もそのビジネスが続いていると知ったスヒョン。

逮捕されても有力者の傘の下で法をすり抜けてゆくジェファン会長を止めるためには死んでもらうしかないという結論に行きつき、スヒョンは刺し違えて死ぬ覚悟でした。

スヒョンとヒョンジン

二人は過酷な養護施設時代、ひそかに紙飛行機をやり取りして生きる希望を互いに持つことができた思い出がありました。

二人は早い段階でお互いがそうだったと気づき、静かに思い合っていました。

やがて、自分の追っている連続殺人犯のキラーがスヒョンであると気づいたヒョンジン。

死を覚悟して活動を続けるスヒョンの最終目的を知った彼女のショックは相当なものでした。

結末

違法体外受精・臓器移植ビジネスの存在が明らかとなり、そこにいた子どもたちはスヒョンに助けられた。

ト・ジェファン会長はスヒョンに撃たれ、そしてスヒョンもまた、駆け付けた警察に撃たれこの世を去りました。

カッコいいOSTを

感想の前に、本作で聞くことができたカッコいいOSTをここでご紹介したいと思います。

クライムスリラーやアクション系の多いOCNではロックバラード風の曲が良く使われる傾向にある(ように感じる)のですが、この曲もカッコいいロックバラ―ドでした。

ミン・ギョンフン「Forever Love」

スヒョンの子ども時代を演じたのは今引っ張りだこのイケメン子役ムン・ウジン君。MVでは過酷なキラーの訓練を受けるアクションシーンが見られます。

もう一曲は、悲哀の中に熱さを感じる曲

チャン・ヒヨン「言えない秘密」

カッコいい曲が多いOST良ければ他の曲も聞いてみてくださいね。

 感想

命をモノとして扱う倫理に反するビジネスの犠牲者だった主人公たち

悲しい宿命を背負って生まれ落ちた辛さ悲しさに胸がしめつけられると同時に、ハッピーエンドは望めない二人が再会できたつかの間の幸せな姿が余韻として残る物語でもありました。

アクションの華麗さ、主演二人の憂いを帯びたさま、助演陣の演技で最後まで見進めることができましたが何か腑に落ちないところが多かったというのが残念でした。

ストーリーの枝葉になる部分の説明や描写がところどころ足りなくて、納得いかないまま次の展開がやってきて流されていく。

そんな印象でした。

ストーリー上、動機や結果は押さえられていたので物語が破たんしているということはありません。

なので、本作の雰囲気やキャストなど見たいポイントがはっきりしている方は楽しめるのではと思います。

DVD-BOXは2まで発売されます。

テキストのコピーはできません。