キングダム シーズン2 視聴感想 Netflixオリジナル韓国ドラマ

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キングダム シーズン2

Netflixオリジナル韓国ドラマ「キングダム」シーズン2を見終わりました。

シーズン1は、映画監督キム・ソンフンによる迫力の映像と映像美、視聴者を物語に引き込むのがすこぶるうまいキム・ウニ作家による切り口鋭いヒューマンホラーで度肝を抜かれました。

habbit

続編を私同様に待ち望んでいた方も多いでしょうね

世界での韓国映画に対する認知度や評価も高まっている中、骨太でアクション要素も盛り込んだ韓国時代劇ホラードラマという斬新なジャンルである本作への評価も期待していいんじゃないのかなと感じています。

今回も私の感じたところを主観的に熱く語っていきたいと思います。

シーズン2のネタバレは後半以降となっていますので前半はネタバレなしです。

ただ、シーズン1をご覧になっている前提で語っていきますのでS1のネタバレは前半にもありますのでご注意ください

シーズン1の感想をお求めの方はこちらです↓

目次

シーズン2作品情報

制作・配信・シリーズ

2020年 韓国 Netflixオリジナル 全6話

原作

「神の国」YLAB

シリーズ

シーズン12018年 全6話
シーズン22020年 全6話 ←今回ココ
外伝:アシンの物語2021年 単発

演出・脚本・キャスト

演出:パク・インジェ

ザ・メイヤー特別市民(2018)
キングダム シーズン2(2020)他

1話のみ演出:キム・ソンフン

映画 トンネル~闇に鎖(とざ)された男~(2016)
キングダム シーズン1(2019)
キングダム シーズン2(2020)1話のみ
キングダム:アシンの物語(2021)他

脚本:キム・ウニ

冬のソナタ(2002)
雪の女王(2006)w/ユ・ウンギョン
サイン(2011)w/チャン・ハンジュン
シグナル(2016)
医心伝心~脈あり!恋あり?(2017)
キングダム シーズン1(2019)
キングダム シーズン2(2020)
キングダム:アシンの物語(2021) 他

キャスト

チュ・ジフン(世子)
リュ・スンリョン(チョ・ハクジョ)
ペ・ドゥナ(ソビ)
キム・サンホ(ムヨン)
ホ・ジュノ(アンヒョン大監)
キム・ソンギュ(ヨンシン)
キム・ヘジュン(王妃)
パク・ビョンウン(ミン・チロク)
キム・テフン(イ・ガンユン)
チン・ソンギュ(ドクソン) 他

新たに登場した新キャラさん方も

名バイプレーヤー枠に入られたパク・ビョンウンさんやキム・テフンさんなど、新登場のキャラクターさんも加わってさらに層が厚くなりました!

シーズン1のおさらい

娘である王妃が王子を産む前に王に死なれると困るチョ大監は、一度息を引き取った王を名医スンヒ医師に蘇らせた。

だが、蘇った王は夜になると人を襲う怪物となってしまった。

王に襲われて亡くなった医師の従者ダニ君は、故郷トンネで飢えた村人の食料となり、食べた人たちは怪物になってしまった。

王の見舞いすら許可されない世子は、王を診たという医師に会うためトンネにやってきた。

修羅場と化した村と村人たちを救うため、世子は医女ソビ、元特殊部隊所属だったというヨンシンらと共に戦うのだった。

キャスト陣によるシーズン1おさらい動画

Netflixから1分弱のS1おさらい動画が上がっていましたのでどうぞ

ちょっと雑な感じがまた微笑ましいというか(笑)

今回のシーズン2の予告編はこちらです。

S2予告編

迫力ありますよね~

本格的な戦いの時がやってくる気配濃厚です。

世子は、尚州の人々を救うことだけでなく、王宮に戻って残酷な現実を知ってしまいそうです。

まさに、血戦、負けられない戦いに死闘が繰り広げられそうです。

キングダム S2の魅力と見どころ

映画クオリティーの迫力

第一話から、豪快なまでの迫力映像が繰り広げられ、圧倒されます。

褒め称えたいポイントはいくつもあるのですが、その中でも、音響です!

まるで映画館にいるかのように、リアスピーカーからも届いてくる臨場感あふれるサウンドには驚きました。

ガチ映画クオリティーの韓国ドラマっていったい!

すごい作品です。

信念を持つ者たちの壮絶な生きざま

究極の状況に追い込まれながらも信念に従い難しい選択を次々と下してゆく世子。

世子以外の正しきものも過ちを犯したものたちも、自らの信念に命をかけて臨む姿がとても魅力的でした。

予告編ビハインド映像

配信に先駆けて、監督・脚本家、キャストの方々のメッセージを含めた4分強のビハインド動画が公開されたのでご紹介します。

詳細までは語られませんが、方向性についてちょことだけ分かる動画になっています。

キム・ウニ作家によると、

急に疫病が広がったら、自分の置かれた立場でどんな選択をし、どうやって困難を克服するのかを描きたいと思いました

とおっしゃっています。

確かに、怪物化した人々は、怪物化するという疫病に罹っているんでしたよね。

・・・ちょっと考えさせられる要素を含んでいますよね。

キングダム シーズン2とは

疫病の正体を追いながら緊急の事態収束に全力を尽くす
世子が下す数々の選択にグッとくることまちがいなしのS2

ハマリ度は

4

今シーズンも、人を襲う怪物化した人々の描写がリアルでかなり凝っています。

それゆえに、なかなかにグロいシーンも多かったです。

それでも、キャラクターの魅力、アクションや息つく暇ない怒涛の展開にぐいぐいと惹きつけられてあっという間に見終わりました。

シーズン1で広げられた世子とチョ氏一族との問題には決着が着き、エピソードは回収されました

ハマリ度が4どまりとなったのは、私好みの映像・演出だったS1とちょっと違う?と感じたため。

確認してみると、キム・ソンフン監督のクレジットが出ていたのは、「これだよこれ!」と唸りながら見始めた1話のみで、あとの5話分はパク・インジェ監督でした。

パク・インジェ監督の演出が良くないとかではなく、キム・ソンフン監督独特の間(ま)や光の使い方、構図などがかなり私好みだったのでそれが見られなかったのがちょっと残念だったなと。

▶︎Netflix「キングダムシーズン2」

シーズンは続くのか?

ストーリーは一旦決着を迎えました。

しかし、まだまだ続く要素を残したエンディングとなっていました

ラスト、美しい大物俳優の登場に”おぉ!”となり、続編シーズン3への期待値が高まりましたね。

続編の情報はまだありません。

けれど、この物語の発端となった出来事を描いた番外編「キングダム:アシンの物語」が配信されています

▶︎Netflix「キングダム:アシンの物語」

ここからはネタバレがあります
ご注意ください

ネタバレあらすじ・感想

尚州の怪物化した者たちが苦手なもの

  • 暖かい気候

そう、寒い季節なら、日中も怪物と化した者たちは人肉を求めて人を襲い続けることになります。

シーズン2では、冬に突入してしまったためにずっと怪物の脅威から身を守る必要がありました。

水が示した一つのヒント

水を嫌がる怪物化した人々の様子を見て、罹患しまだ亡くなっていない人を水につけてみたソビ。

体内から細長い線虫が続々と…。

生死草についている卵が死体で孵化し人の脳を操るということが分かってきました。

変異していた生死草の副作用

いまから3年前、劣勢で危険な状況だった外国との戦乱のさ中(日本だね)、尚州を治めていたアン・ヒョン大監は疫病で瀕死だった村の人々を生死草を使って怪物化させ敵陣に送り込むというチョ大監の作戦を決行していました。

当時は人肉を求めて人を襲うだけで、襲われた人が怪物化するという現象はなかったといいます。

ソビは、事態収束後も調査を続ける中で、火が通った生死草が引き起こす副作用の変化に気づきました。

熱を通したことで変異した生死草

生死草にはまだまだ秘密があるとソビは語っていました

チェ大監は目的達成できたのか

できませんでした。

チェ大監と娘である王妃の共通の目的は、これから王妃に生まれてくる王子を世継ぎにしたいということでした。

そのために、チェ大監は世子チャンを政略で失脚させるために、やむなく王を生かす方法として3年前に尚州の戦で使った死人を蘇らせる生死草を使いました。

ただ、王妃は、自分の地位を固めたいという考えのため、王族でなくとも男児ならいいという考えでした。

血筋を重んじるチェ大監は絶対に賛成しないと分かっていた王妃は、男児をゲットしたあと父である大監を毒殺するという方法を躊躇なく選択しました。

王妃の企みを阻んだ世子

妊婦や女の赤ちゃんの遺体が複数発見されたことで、殺人事件を捜査していたミン捜査官によって王妃の企みが暴かれていきました。

王子として生まれた男児は実は世子付きのイギサであるムヨンの子。

チェ大監の陰謀を打ち破り、王妃の企みも暴いた世子。

王妃は王宮の地下に隠していた怪物化した人々を解き放ち、手に入れられないなら誰にも渡さないという理論ですべてを破壊する道を選びました。

世子は王宮の池に襲い来る者たちを誘導し、凍った池の氷を割って一撃ですべてを水の中へと引きこむことに成功しました。

結末

戦い抜いた仲間とともに生き残った世子は、王妃が抱いていた赤子の素性を分かった上で身を引くことに決めました。

騒乱のあと国やこの王子を操ろうとする者がいなくなった今、嫡子として生まれた(とされる)王子がいることが国の平和を守ることにつながると考える世子

そうして7年後、戴冠式に臨む幼い王。

演じていたのは「椿の花咲く頃」で一世を風靡している子ども俳優キム・ガンフン君!

ムヨンの息子という背景が感じられる愛らしい丸顔がぴったりのキャスティングでした。

幼い王を補佐するのは生死草をめぐる騒乱のすべてを知っていて、世子の思いを受け継いだ者たち。

王の椅子に座っていなくても、チャン世子が民を守り抜こうとする思いは朝廷にいて国を守っている仲間たちに伝わっています。

チャン世子は、ソビやヨンシンと共に生死草についての追跡調査を続けていました

生死草が中国との国境付近で売られていることが分かり、更なる調査が必要となった世子たちの物語はまだまだ続きそうです。

さいごに

シーズン2も、映像・ストーリー・演技すべてにおいてクオリティーの高い迫力のドラマとなっていました。

首が飛んだり、血が流れたり、噛みちぎられたりと、もろもろグロいのは相変わらずでしたが、映画のようなドラマという点においては果敢に攻めていて評価したいところです。

生死草を求め調べを進めてきた世子たちの行く手いる彼女は一体何者なのか?

少々グロいところもありますが、「キングダム」は男性も女性もストーリーと映像を十二分に楽しめるドラマです。

ラストに登場した大物俳優さんが誰か気になりますよね?

メディアからちょっと漏れていたチョン・ジヒョンさん。

続編ではなく、キングダムのエピソードゼロとも言える、発端の物語。すでにNetflixで配信されています。

メイキング現場フォト

興味深い撮影現場でのフォトが公式から上がっていたのでフォトギャラリーにしてみました!

楽しそうで、大変そうで(笑)

やっぱりあのシーンはVFXだったんだねとか感じつつ。

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