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    『NOT ME』視聴感想 GMM OffGun主演 守りたいもののためにその身を捧げ声をあげた若者たちの切実な思いと愛の物語

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    タイGMM TVが贈る2021年のBLドラマのトリとして始まり、3月に全14話完結したのが、実力・CPケミ共に抜群のOffGun主演「Not Me」

    二人にとっては、ラブストーリーのCP(相手役)としてのドラマ共演は3作品目となります。

    私は特に、Gunちゃんの心情を抉るような悲哀の演技表現が大好きで、見るたびにずるずると感情の沼に引きずり込まれます。

    悲哀と美しさの伴う演技に引き込まれる快感を期待しては叶えられてしまい、彼の演技を見るのをやめられません。

    しかも、本作は人間模様の中に棲む愛に対する人間の弱さ強さ醜さ美しさをリアルでダイナミックに描いた「Together With Me」の原作者さんの作品

    製作発表時から期待していた1本でもありました。

    前半部分では、ドラマ作品情報あと本作に感じた魅力や個性などについてネタバレなしで、

    後半以降は、ネタバレを含むまとめ感想となっています。

    放送に合わせて視聴した複数話まとめての詳細ネタバレあらすじ感想は2ページ目にございます。

    もくじ

    作品情報

    2021年 タイGMM AISPlay・Youtube他 全14話

    日本初配信はU-NEXT

    演出・脚本

    演出:Nuchie Anucha Boonyawatana

    映画 Malila:Farewell of Flower(2017)脚本
    Girl Next Room:Security Love(2020)
    After Dark(2020)演出・脚本
    Not Me(2021)演出・脚本  他

    Nuchie監督は脚本も書かれる演出家さん。本作「Not Me」でも脚本チームに名を連ねておられます。

    エッジの効いた、ダークでざらつきを感じさせるような色味の映像が、「Not Me」のキャラクターや物語の世界観を伝えてきます

    きな臭さと同時に、不器用な若者たちの”生”にもがく泥臭くも一途なイメージに、なぜか引き込まれてしまいます。

    ちなみに、Nuchie監督とGunちゃんは、映画「Blue Hour」で組まれたことがあります。

    他脚本チーム

    • Craze Noolek Sureechay Kaewses(Club Friday・Girl Next Room・FishUponTheSky他)
    • Rittikrai Kanjanawiphu(Club Friday・Love Songs Love・FishUponTheSky 他)

    冒頭あらすじ&予告編

    ハマる気しかしなかったですよ。。。_| ̄|○💦

    WhiteとBlackは双子。

    片方の命に係わる出来事が起こると、その異変を体に感じられる特別なつながりがあった。

    両親の離婚でタイとロシアとに別たれてしまった二人だったが、大学卒業間近タイに戻ってきたWhiteはBlackの体に起こった異変に気付き、幼なじみのTodからBlackが何者かに襲われ昏睡状態であることを知った。

    Blackをこんな目に遭わせた犯人を見つけるため、WhiteはBlackになりすますことに決めた。

    だが、Blackは反社会的な活動をするグループの一員だと知るのだった……。 

    キャスト&キャラクター

    SeanxBlack/White Off&Gun

    • Off Jumpol Adulkittiporn(Sean)1991/1/20
    • Gun Atthaphan Phunsawat(Gun)1993/10/4生

    今回、Gunちゃんは、強い怒りを湛えているようなまなざしを持つBlackと、優しく真面目なWhiteという、まるで真逆のような二人を演じます

    Blackは勇敢で強さを持ってはいるものの暴力的で不法な活動をしており、一方Whiteは外交官のたまごで真面目かつ温厚なタイプでした。

    Offが演じるSeanは、安定しない家庭に育ち、お父さんが犯罪に巻き込まれて亡くなっていて、Blackの活動への賛同や彼への信頼を抱いているようです。

    WhiteはSeanを好きになる。けれど、Seanが向けるまなざしは自分へのものではない……。

    切ない恋の予感がしますね……、その恋は片想いで始まるんだなァ……。

    またGunちゃんの切ない演技に、心抉られたいと思います😭

    DanxYok Gawin&First

    • Fluke Gawin Caskey(Dan/UNAR)1997/8/8
    • First Kanaphan Puitrakul(Yok)1998/9/3

    Yokは美術を専攻する大学生。Blackの思想に賛同する活動仲間でもありました。

    Danは匿名アーティストUNAR。

    Yokたちが実業家Tawiの別荘を狙ったとき、ちょうどDanもその場にいたことから二人は出会います。

    マスク越しで目元しか見えていなかったDanのことを、一目見た日から忘れられなかったYok。

    2人は”絵”と”社会派”であるという共通点で強い関わりを持って行くようです。

    BlackやSeanの仲間たち

    • Mond Tanutchai Wijitvongtong(Gram)Blackと同学部の友人
    • Papang Phromphiriya Thongputtaruk(Gumpa)Blackの活動に協力してくれる整備工
    • Sing Harit Cheewagaroon(Tod)BlackとWhiteの幼なじみ Whiteの協力者

    Not Meの魅力と個性

    エッジの効いた映像とくすんだ色味がくれる世界観

    ざらついた、まるで砂を噛んでいるような印象すら感じる映像と色味。

    アースカラーのフィルターがかかったようなくすんだ色彩は、登場人物たちのままならない現状への怒りや不満を表しているようで、見ていて微かに痛みを感じます。

    それでいて強いコントラストがあり、エッジの効いた映像と表現が、クライムカラーのサスペンスの気配にヒリリとした緊張感を醸し出していて、それがとてもクールなんですよね。

    BlackとWhiteの行動力があぶり出す格差と腐敗

    法学部のBlackが強く心に抱いていた”思い”。それはおそらく彼の正義だったと冒頭数話で推測されます。

    そこには彼が”行動”を決断した強い動機があった

    ロシアの大学で優秀な成績をおさめてタイに戻り、父と同じ外交官としての準備期間に入っていた特権階級のWhite。

    Blackを昏睡状態にさせたものを追うと決めたことで、根深い不正の大きな存在と、踏みつけられる弱者という、格差や腐敗といった社会問題に触れていくことになりました。

    抑圧・不正 可視化させることに命を懸けた彼らの信念

    若き彼らがしようとしたことは、放火、不法侵入、盗難といった法に触れること。

    方法を選ぶ必要がある、などと言うは易しい。

    彼らが示そうとしたことは、生易しい方法では目的を達成することはできなかったんです。

    それは、大きな権力を持つものたちが緩く手を握り合う輪の内側に隠れた不正と利権の存在を可視化すること

    WhiteはBlackの活動を通して、自分が見えていなかった故郷タイの実態を目の当たりにします。

    命を懸ける彼らの思いを知り、そして、その活動に過激なまでにこだわるSeanの心に触れて愛しもします。

    強い絆を抱きながら、この社会に生きる大切な人のために命を懸ける彼らの姿と信念に心打たれるはずです。

    大切な人を守りたい その方法と赦しも十人十色

    • もし、自分の心から大切な人が泣いていたとしたら、苦しんでいるとしたら
    • そして、自分がこの「Not Me」のこの人物だったとしたら

    そう考えてみると、物語の色が一気に変化します。

    大切な人が泣いていれば、今すぐ立ち上がるしかありません。今すぐに、誤りを正したい。正さねば生きることすらままならない

    一方で、泣かせまいと踏ん張っているとすれば……。

    ひとたび彼らを取り巻く幾人もの大人の姿に目をむけると、不正と腐敗渦巻く社会の中でどうやって大切な人を守り抜こうとしているのかが浮き上がってきます。

    ”当事者感”

    この酷薄ともいえる言葉が内包しているのは、BlackやSeanのような、誤りを正そうと燃え盛るようなエネルギーを持つ当事者感を持つ人がいる一方で、守り抜くために臍を噛みながら誤りを受け入れて生きる人々の姿を現してもいます

    そのジレンマと悲しみ、信念に背くしかない姿、そんなものもこの「Not Me」は描いています。

    深すぎて泣くしかありませんね。ですが、そこにはどうあっても”深い愛情”が横たわっていました。

    サブCP YokDanに私の心はさらわれたよ Gawinさん優勝

    ノーマークだったYokDan……。

    社会派覆面ストリートアーティストのUNAR=Danは、Yokと再会し心を通わせます。

    • Danの抱えていた過去と彼の思い
    • Yokとの出会いと、YokがDanに向ける想い

    二人の間に生まれる互いへの感情が、少ない分量の中で濃密で深いつながりへと深化していきます。

    二人のシーンはセリフが少なくとも息を呑むほど多弁で、本作の根底を流れるテーマを具現化させたような存在でした。

    Yok役First君と、そして今回Dan役のFluke Gawinさんには、最優秀助演男優賞を捧げたいです😭😭😭

    OSTが素晴らし過ぎたんだよ!MVをどうぞ😭

    メインOSTであり、前半EPのエンディングテーマはドラマと同タイトルのこの曲。

    KANGSOMKS「NOT ME」

    ドラマのイメージをそのまま歌詞にしたような切なく美しい曲です。

    MV内で見られるドラマのシーンはおよそEP2までと予告編にあったシーンなどですね。

    あ、、OffGunーーーー!!!

    Lars Lowe Feat.Jowen「Stronger」

    EP2、SeanとWhiteがバイクで高速道路を駆けるシーンで流れたとっても印象的だった曲がこれ。

    「Not Me」で使われていた曲は2021年の最初のトレーラーの曲「Break Me」も、本予告編の「Better」も本当にカッコよくてステキなんですよね!

    Will Van De Crommert「Everlast」

    忘れてはならないのがこの曲!

    「Not Me」の物語の中で、彼らの真心、愛、奮い立たせる勇気への癒し、そんなものを優しく包むようなサウンドです。

    Anucha監督のセンスなのか、音楽の方の選曲なのか、いやほんと好みど真ん中!スキ💕

    habbit

    視聴方法のあと、詳しく感想を語って行きたいと思います!

    NOT ME とは

    権力による不正と腐敗を可視化させるため
    悲しみと深い愛情を抱き
    大切な人を守るために当事者として立ち上がった若者たちの物語

    ハマリ度は

     3.5

    貫かれていた超骨太社会派テーマとロマンス

    両輪で推し進めていくドラマ性の高さには、毎話毎話唸るほどの質を感じさせてくれました。

    それもこれも、演者の皆さんの魂の籠った演技からビシビシと伝わってきます。

    期待通りのOffGun!

    Gunちゃんがすごいことは最初から分かっていましたが、Off!はあ~素晴らしかったですよね……。

    ずっぽりとハマらなかっただけで、この「NOT ME」が骨太で個性的で深くて熱いBLドラマだったことは間違いありません

    魅力と個性のところでお伝えした要素がお好きな方は、ぜひとも見ていただきたい作品です!!

    視聴方法(2023.10.2現在)

    U-NEXT独占配信中

    ▶︎U-NEXT 

    *2023.10.2現在の情報となります。最新情報はU-NEXTサイトにてご確認ください。

    海外から英字幕などでご覧になる方はYoutube公式で

    国際ファン向けに、YoutubeでもGMM公式アカウントが無料配信しています。

    海外から英字幕などでご覧になる方は、下記プレイリストへのリンクを貼りますのでご利用ください(要VPN)

    YoutubeGMM「Not Me」プレイリスト

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    ここからは、視聴後のネタバレあらすじ・感想となります

    ここからはネタバレがあります
    ご注意ください

    ネタバレあらすじ・感想

    ひとりじゃない、声を上げてみて

    • 運び屋の汚名を着せられ、命を奪われた父の敵を討ちたいSean
    • 障害を抱えていても尊厳を守れる安定した仕事に母が就くことを願うYok
    • 法が正義を守れないことに疑問と憤りを抱える法学生BlackやGram

    彼らが選んだ行動は、あまりに危険で無鉄砲に見えてしまうほど。

    けれど、彼らが当事者として目を向けた不正や腐敗を人々の目に触れるところに出すことで、見えてさえいなかったものが認識されました

    Whiteが試したSNSを使った方法など、一般の名もなき人が多くの人に届くものを利用してみるというアイディアも含め、ひとつのムーブメントがすでに起こっていた場合の効果なども感じさせられました。

    あくまでも、物語は、

    ひとりじゃない。きっと同じ思いの人がいるはずだから声を上げてみて

    という願いも込められていたんじゃないでしょうか。

    守りたいものを持つ者たち、それぞれの深い絆

    SeanとWhite、BlackとWhite、YokとDan

    彼らには守りたいものがありました

    それは、亡き父の尊厳であり(Sean)、また、多くの不正を働きながらのうのうと私服を肥やしているような権力者に法が正しく裁ける世界(Black)、あるいは、Seanの心(White)だったでしょう。

    そしてもう一組の深い絆を結んだのがYokとDanでした。

    2人には、守り抜きたい家族がいました。

    • Yokには、聴覚障害のあるひとり母親
    • Danには故郷の家族とそしてYok

    ふたりは、互いに家族を紹介するほどの関係を短期間の間に築きました。

    これほど互いの思いを理解している人はいない、それほどの深い思いの中で

    詳しくは描かれなかったYokとDanでしたが、彼らのふれあいからは、同志のような関係以上のものが築かれたとみて間違いないと私は思っています。

    それはもちろん「愛」

    権力者から家族を人質に取られた状態となったDanは、権力者に逆らうことでYokたちすら命の危険があると察知します。

    大切な人が命を落とす可能性が高いのならば救う道を取りたい、これは裏切りを伴う究極の選択の中で行われたDanにとっての苦しい正解だったんですよね。

    守り抜く方法、時にそれは相反するたち場を生む悲しさ

    Danの姿からは、社会を、そして国民の大多数を占める労働者階級の幸せを求めて声を上げようとする人たちからその意欲を奪う、残酷な権力の抑圧が見えてきます。

    法を学ぶBlackやGramが目の当たりにしたのは法の力の限界

    富を守り、さらに富むことで何かを守ろうとしながら道を踏み外したToddや、愛する人が幸せになれる道を共に歩もうと決めたWhite。

    SeanとWhiteのように、同じ方向を向いて走れればきっといいのでしょうが、この二人にもまだまだ険しい未来は待っています。

    果たしてWhiteは外交官の道を諦めるでしょうか?

    その道で出来ることもあるはずで……。

    でも、Seanと共に生きる未来を、彼は必ず選ぶはずだと信じられるエンディングでしたね✨

    結末を迎えて

    Whiteの物語として見れば完結している

    「NOT ME」は多くの伏線を持ったドラマでした。

    端役の人物にも背景があり、それぞれの生きざまや目指すものがありました。

    YokとDanですら分量は少な目。それらを描き切るには14話は短すぎました。

    あの方はどうなったのか? どういう結果が訪れたのか、そういったところは開かれたエンディングとなっています。

    あくまでも、

    • Whiteにとっての人生の転機と恋の成就
    • 兄の生還と事態の解明

    がなされ、Whiteの物語としては完結しています

    私はYokとDanに心奪われてしまったよ

    先ほど、本作の助演男優賞はDan役のFluke Gawinさんに捧げたいと語りました。

    心優しい彼が背負った人殺しの罪と、赦されることのない重荷に苦しみながらも贖罪の道を探し続ける姿に泣きました

    危険を冒して絵を描きながら、反骨の心と、大きなものに飲み込まれて身動きの取れない苦しさを一人で抱えていた彼を見つけたのがYok。

    共に寄り添ってくれる人を得た彼の心がどれほど解放され、癒され、そして深い思いへと深化していったかまで伝わってくるようでした。

    YokDan……。

    久しぶりに、心奪われたCPでした(合掌)

    各話ネタバレあらすじ・感想

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    次ページでは、放送時に書き記した各話・複数話ネタバレあらすじ&感想となります

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    ❤️ドラマへの熱い思いを良ければここで✨

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