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『Only Friends』オンフレ全話鑑賞更新: Force Book First Khaotung Neo Mark主演 男子大学生たちの混戦型群像劇ラブストーリー

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遊びが真剣な恋になった時、崩れた関係バランスが男子たちの愛憎劇へ。

タイ本国やアジアBLドラマ視聴ファン層が多かった東南アジアはもちろん、「Only Friends」は、放送開始ほどなくして南米や欧米での大きな反響を得てワールドワイドな注目作となりました。

セクシャルな関係が絡む人間関係が「友人」という広義で曖昧な定義の上で展開するロマンスであることを示すモックトレーラーが2022年末に次年年制作予定作として紹介されたときの衝撃は今でも忘れられません。

あの瞬間から私の大注目ドラマの1本に。

さらに、私めはForceBook沼に撃沈してしまったことから、彼らの次作となるドラマを待ち望んでいました。

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プレイボーイが優等生真面目男子に落ちるなんて良すぎてしんどいとこもツボでした

しかも、抜群の存在感と演技力のFirstKhaotungと、役の個性の押し出し方に絶妙の余裕とバランス感覚を見せるオールラウンダーなNeoとMarkも主演とくれば期待しないのは無理でした😵

毎週楽しく最新話を見ては感想まじりのあらすじを追記していく予定だったのですが、毎週キャラクターのその時の心情を思えば思うほど感想が長くなることの繰り返し。

とてもハマったドラマとなりました。

各話のあらあすじ感想はエピソードリンクから飛んでいただけます。視聴時の興奮とその地点での私的考察を自由に繰り広げています🙇

あらすじ感想各話エピソードへのリンク一覧はこちら

それでは、このトップページ前半では、作品・キャスト&キャラクター情報とネタバレなしの魅力と個性を。

そのあと、ネタバレを含む私の感想をじっくり語っていきたいと思います。

もくじ
TOPページ
EP1EP2EP3
EP4EP5EP6
EP7EP8EP9
EP10EP11EP12

作品情報

©️GMMTV

2023年8月
GMM TV
全12話

habbit

瀕死の3ヶ月だったよ……

演出・脚本:Jojo Tichakorn Phukhaotong/Ninew Pinya Chookamsri

前から2列目左から、Ninew監督、Book、Force、Jojo監督。

Jojo監督演出作(脚本もされている作品も多々あり)

  • GayOKBangkok1&2(2016-17)
  • Friend Zone1&2(2018&20)
  • 3Will Be Free(2019)
  • Love Phermacy(2021)
  • The Player(2021)
  • Mama Gogo(2022)
  • Warper Effect(2022)
  • Never Let Me Go&OurSkyy2:NLMG(2022)
  • Dirty Laundry(2023)
  • Only Friends(2023)

同性同士の恋愛・愛憎もようのエピソードのあるドラマ多数。

Jojo監督は、ヒューマンドラマの中に多様なセクシャリティを持つキャラクターの物語を、ときにはしんどさも性愛にも踏み込んで描き出される監督さん。

Ninew監督:敏腕演技指導者でもある信頼の演出家

アクティングコーチとして画像作品に携わられてきたNiNew監督は、Jojo監督作品で組まれていることが多く「WarpEffect」では共同演出。

そして今回監督もされているのですが、なんと「Only Friend」はNinew監督の起案の作品

”自分の物語だった” ともおっしゃっています。なかでも”自分はNickだった”と。

IGには、遡れば2018年のOhmくんやNaさんJaくんと一緒に撮られている写真もあり、長く、アクティングコーチとして数多くの作品や、今をときめく俳優さんがたの演技指導者として活躍してこられていることがわかります。

@ninewpinya

そして、もちろんForceとBookも!

2020年僕の生徒だった
2023年僕の俳優たち
cr.Ninew監督IG Story

habbit

Bookは、ファイナルEPファンミーティングで、自分の最初の演技の先生だったNinew監督に教わり演技が好きになったことを感謝
監督も、監督&俳優の関係で作品を作れたことに感慨がひとしおであったことを語っておられました

Never Let Me Go」のビハインドクリップでは、Ninew監督が現場で活躍されているお姿が常に見られました。

2020年の年末の画像には、当時演技クラスで一緒だったForceBook、JimmySea、Pondくん、Dunkくんたちとのお写真もありました。

脚本チーム

Best Kittisak Kongka(BadBuddy/The Player/Never Let Me Go/MoonlightChicken)
Vivienne Den Panuwat Inthawat(WarOf Y:War Of Manager/PlayBoyy)

監督陣の本作のコンセプトは

  • 「Friend Zone」を熱くヘビーにした作品
  • 「GayOK Bangkok」にBLを融合させたYoung版GayOK Bangkokに

OnlyFriendsは、監督の「FriendZone」を熱くヘビーにした作品

habbitは、オンフレ放送開始前に、未視聴だったフレゾのS1を一気鑑賞いたしました。

S1視聴後の感想を一言で言うとこれでした:

habbit

9人主役の感情激情群像劇
これは……オンフレ覚悟せなあかんやつ🔥

確かに、オンフレは毎週かなり感情を揺さぶられてしんどかったです☺️

こちらの感想記事ではフレゾから推察するOnly Friendの傾向をゆるく語っています。そんなに外れてなかったかな??よければ!

Gay OK BangkokにBLを融合させたYoung版作品に

Jojo監督にとって「Gay OK Bangkok」は特別な作品で、懐かしくもあり恋しかったそう。

Aof監督(BadBuddy)や、P’Yo役のJennyさんも携わられていた作品です。

「『Only Friends』はヤングOK Bangkok」

「この要素をボーイズラブスタイルと融合させた」

とおっしゃっていました。

人間関係に苦しみ、愛に悩み、時に過ちをおかし、自分の感情に苦しむゲイ大学生の姿をこの物語で描きたかったそう。

私もGayOKbangkokのシーズン1を視聴しました。

愛の幻想を見せるタイプの物語とは違う作風とストーリーラインに、オンフレ視聴前にこちらも覚悟を決めました。

YouTubeで視聴可 S1は全5話です

日本からアクセスOK・英字幕付き

水色でエピソードが示しされているサムネイルのクリップが本編です。

habbit

ではキャスト紹介の前に予告編を!

冒頭あらすじ・予告編

大学4年生のMew Ray Boston Cheumは、卒論となるプロジェクトとして、Mewの企画主導でRayのお父さん所有の古い家を使ったホステル事業をすることになった。

実際のビジネスにしようというアイディアから、リノベーション担当としてBostonが連れてきたTopがMewに惚れるも、Topに気があったBostonがモーションをかけたことで亀裂が生じる。

Mewに1年の頃から片思いをしてきたRayの心は報われることがなく、Rayの寂しさを埋めるうちに特別な感情が生まれてしまうバンドシンガーのSand。

Bostonのカジュアルなセフレから、恋人になる希望を抱いたNickの愛。

6人の「友だち」の過去・愛・友情に絡む感情を描き出す愛憎群像劇。

予告編

年齢制限にかかるため🔥 外部での埋め込みができないのでYouTubeでチェックしてください。

画像がリンクになっています↓

昨年2022年末に公開されていた当初のトレーラーは200万回再生を越えるほど注目を浴びていました(現在は公開されていません)

改めて公開された本編用公式トレーラーは、公開後20分で1.8万回を越えてきました。

habbit

6日で100万回再生を越えました! すごい注目度⚡️
ただ、冒頭数分で脳が一度ショートするので、
一人一回では済まず繰り返し見ないと内容が入ってこないという事実あり🔥

当初のパイロットトレーラーもすり減るくらい見たんですが、物語の要所とあらすじが詳細な映像となって提供されて本編予告はとても解像度が上がりました

この相関関係を描くBLドラマがGMMで作られる世があるとは思ってたなかったからほんとびっくりした。

彼らの感情、選択、得るもの失うものが一体なんなのか見るしかない物語です。

キャスト紹介

キャラクター紹介前に、GQのかっこいい6人を!

《BOYFRIEND》Top&Mew役:Force&Book

©️GMMTV

Force Jiratchapong Srisang(Top)1997/3/9
Book Kasidet Plookphol(Mew)1996/10/25

出会って23年今や公私ともに信頼の相方ForceBook

二人の出会いは幼稚園!

幼小中高と同じ学校に通ったリアル同窓生のForce Bookは、再会後運命のドラマ主演CPに!

前作「A Boss And A Babe」でさらに一気にファンを増やしたForceBookは、彼らにしか出せない味とバイブスを武器にラブコメを形にされました。

トゥーンみのあるボディーランゲージと漫才コンビのような安定のノリ。トークでは観客との交流主体で必ずオチをつける律儀でサービス精神旺盛な好感度の高いペア。

主演メンバーの中でも実は遅咲きの一番年上のペア。

愛憎と性愛に切り込む「Only Friends」で新境地と開くことになったForceBookでした。

habbit

habbitは、ForceBookのTopMewを中心にこのドラマを楽しんで見ました

Force:君臨するフルスペックなプレイボーイTop

Forceの語るTopの人となりとは

  • セクシー・リッチ・負けず嫌い
  • 人々が惚れ、泣き、ひれ伏すことを自覚しているコミュニティの頂点に君臨する男
  • TOPは誰かを本当に愛したことはない

コミュニティではトップクラスの男と称されるTOP。

だが、Mewに出会い、愛してしまったことから物語が大展開

Mewとの出会いのきっかけを作ってしまったBostonの感情がからみ関係が混乱が起こります。

予告ではチラリと白い錠剤が写っています。

タフに見えるTOPにも、実は彼が手にしていない心から望むものがある。それをMewが持っているんですね。

Book:秩序を重んじ、誠実さ・真心を求めるMew

habbit

内容と関係ないけど、なんでこんなにBookくんビジュアル極まってんの!??
もう、Mewを怒らせたら怖いってすごい圧だよ!

Bookの語るMewの人となり

  • 率直で、友人のためなら何でもできる誠実な人柄
  • その代わり、傷つけられた時の振り幅は大きい
  • じっくり相手を知ってから親しくなる内向的なタイプ
  • 倫理観や道徳感の欠けたことは嫌い

大学四年生。恋人を持つこともなかったセックス未経験MewをBookくんが演じます。

Mewが恋人に求めるのは、自分を大事にしてくれて、友人とも仲良くしてくれる人。そして最重要ポイントは決して裏切らない(嘘はつかない)人

Mewは親友のBostonがホステルのインテリアデザインができる友人として連れてきたTopと出会い、恋仲に。

予告編では、このMewの掲げていた3つの条件をことごとく外しているTopの行動が初っ端に描かれ、大波乱を感じさせました。

不誠実な関係となる嘘・裏切りを許さないMewが、まさか恋人として心を許した恋人が親友Bostonと関係を持っていたことを知って悲しみと苦しみに落ちることになってしまいます😢

habbit

TopはMewにとって「初恋の人」となります😢
それを踏まえてぜひご覧ください_(:3 」∠)_

Mewが物語を通してどうなるのか楽しみ、というForceの言葉が刺さる

なるほど、Topに出会う前のMewは、恋人に抱く理想や失恋の痛みなど、頭ではわかっているけれど実体験はなかった。

恋と性愛を知り、裏切りを知り、親友からの蔑みと憎悪の言葉にも晒されることに。

何を許し、許さないのか、それ以上に自分の心とどう向き合うのか

確かに、Mewがどう変わって行くのか、私が期待し評価するBookの ”生々しい” 演技を楽しみにします。

フィッティング撮影中のBookに笑

habbit

いいよ、いい顔だ P ‘Det

ただし、Top Mewのポテンシャルはこれほど高いというところを押さえておきたい。

オープニングクリップに使われるシーンの元動画から!

habbit

セクシャルテンション???🔥ヤバすぎます

《BED FRIEND》Sand&Ray役:First&Khaotung

©️GMMTV

First Kanaphan Puitrakul(Sand)1998/9/3
Khaotung Thanawat Rattanakitpaisan(Ray)1998/10/13

主役経験多数の実力派の二人がTheEclipseで共演最高のケミ 受賞歴あり

FirstKhaotungは主演経験だけではなく助演も多く、GMM BLドラマファンにも馴染みの実力派俳優さん。

そのお二人が2022年「The Eclipse」で主演共演。

学園・社会派・ミステリー・ボーイズロマンスという多要素で深いコンセプトを持つ作品の中で、それぞれのキャラクターの持つ背景と問題、多感な時期の愛情と大きな決意を表現

ラストとスペエピOurSkyy2では多幸感あふれる、最愛の人と結ばれた二人の笑顔を最高のケミストリーで演じられました。

信頼しかない最高の演技派ペアがFirstKhaotung。

Khaotungの演技を絶賛!Jojo監督談

トレーラー用の撮影時、俳優用の台本はできておらずいくつかの詳細があるのみ。

それをKhaotungは、キャラクターの背景がわかるほどの深みのある演技をしてきて驚かされたそうです。

さすがだ……!

Khaotung:問題を抱えるリッチな甘えん坊Ray

Khaotungの語る Rayの人となりは

  • 甘えん坊で人一倍愛されることを求めている人物
  • ストレスを溜めやすく短気な性格 付き合うなら忍耐力のある人
  • 初対面でも遠慮がない率直なスタイル

RayはBostonとMew、Namcheumの親友4人組の一人。

Rayは親友であるMewに片思いをしています。

予告では、バスタブで自制心を失っているRayをMewが抱きしめているシーンが。Rayが抱えている問題は彼一人で抱えるには辛すぎるんです。

片思いの相手Mewが不誠実な男Topの恋人になることを許せずに怒る一方で、ベッドフレンドとしてSandと関係を持つ。

RayはMewへの恋心と、本当に求めているものへの渇望、そして、ある悲しみから立ち直れず飲酒に依存し苦しんでいる人物もありました。

First:自ら生活を立てる苦学生 忍耐強いSand

Firstが語るSandの人となりは

  • 経済的・時間的に余裕がなく人付き合いに割ける余裕もない
    • いくつもの仕事を抱える
    • 生き残るために忍耐強くある

SandはYoのバーでミュージシャンとしても稼いでいる自立した苦労人。

世知辛い世も、人間の弱さも知っているSandは、経済的・時間的な余裕すらないからこそ厄介ごとには関わりたくない様子

でも、音楽の趣味、嗜好など、総合的に見てRayと気が合い、やがてその関係は特別な形へ。

「恋人にするなら絶対お前みたいなタイプは選ばない」というSandは、ある意味”手のかかる”Rayは持て余す相手のよう。ですがそのSandも自分の心までは制御できないんです。

habbit

わぁ〜ふぁかおは抜群の演技力です!
監督が仰った通り、キャラクターの言動から彼らの人生観や背景まで見えてくるような鮮明さがある
すごい!👍

《FRIEND WITH BENEFIT》Nick&Boston役:Mark&Neo

©️GMM TV

Neo Trai Nimtawat(Boston)2001.1.14
Mark Pakin Kunaanuwit(Nick)1998.6.2

若手俳優さんの中でも、助演として今光りに光っているお二人がNeoとMark。

MarkくんはFirstKhaoと同い年なんですね。

巧さを感じる自在の身のこなしと、のびのびと演じられているように感じる余裕、押し出すキャラの個性の分量バランス感覚に秀でたお二人だと常々思っていました。

Neoくん出演の主なBLドラマは

Markくん出演の主なBLドラマは

Neo:災難メーカー? セックスはコミュニケーションプレジャーのBoston

Neoの語るBostonの人となり

  • 彼といる場所、いる人は混乱と災難に見舞われる
  • 誰かと知り合う時、彼氏はいる?シングル?可愛いね?が挨拶文句になるのがBoston
  • 野蛮で強気
  • 幸せな時の彼はとても可愛い

彼の行動が友情にヒビを入れる震源地となるBoston。

気に入った相手がいればセックスをするBostonは、性に対しての心理的ハードルがかなり低く、セックスに感情は無関係、やりたいかどうかで楽しむ人物。

生まれてこの方セックスを経験したことがないMewが信じられず、経験しろと呆れてもいる。

ただBostonにとってもう一度関係したいと思っていたTopがMewに惚れて恋人同士になってしまい、Bostonのペラペラの倫理観のせいで友人グループに巨大な亀裂が生まれてしまうことに。

ただ、Bostonも人間。

大学4年のこの期間で彼が経験し、気づくさまざまな出来事を視聴者も共に追うことになります。

Mark:Bostonに愛されず苦しむIT技巧者Nick

Markの語るNickの人となり

  • 明るく率直、愛に対しては献身的で一途
  • 状況が状況ゆえに感情的にならざるを得ない
    • そのせいで撮影中はほぼ毎日泣き続け(誰かに愛してもらえないから)
  • フレンドリーで友達になりやすい

家業の携帯ショップで手伝いをしているNickは、Bostonのスマホを修理したことがきっかけで出会います。

Bostonを好きになってしまうNickは、ずっとベッドのお気に入り相手のままでいることにやがて激しく傷いてしまいます。

Bostonの交友関係の中で、彼が執着していると感じたTopとの関係を「盗聴」することで確認したせいで、事態が展開していきます。

Nickの「愛」と「行動」がBostonにどのような変化を生むのか、どのような結果をもたらすのか、そして、Nick自身がどんな結論を手にするのか、必見のキャラクターです。

Namuchuan&April:LookJun&Nonnie

Lookjun Bhasidi Petchsutee(Namchuem)1998.2.2
Nonnie Pitchaporn Kirdpan(April)2003.2.13

Ray Boston Mewとの親友グループのメンバーNamchuem。

明るくサバサバした性格のChumは、思いやりがあり、面倒見が良く、問題を抱えた友人たちの橋渡しもします。

映像制作を専攻しているAprilとは1年生の時から恋人同士。

辛い時は寄り添い、問題があれば話し合おうとするAprilとはとてもうまくいっている関係。

混乱をきたす仲間たちにとって彼女の存在はとても大きいんですよ。

Only Friends の魅力と個性

感情を抉ストーリーにハマる人はロス不可避

habbit

総括感想なかなか書けなくて困った💦
これはね、ロスなんだろうな、きっと😅

親友と恋人、親愛と性愛を含んだ愛情の絡まりをガッツリと描いたOnly Friends。

関係性における曖昧な境界線と相手への感情に揺れる6人の大学4年生の男子たちの愛憎を描いたストーリー。

6人それぞれが出した結論は、12話をかけて自分の価値観、行動、そして、互いとの関係を深く経験した彼らが辿り着いた着地点。

真剣で深刻で、自分ではどうしようもない感情の渦からはそう簡単に逃れられない人間としての苦しさをまざまざと見せつけられました。

起こってしまった出来事や、後悔しかしない行動の結果を突きつけられる彼らの姿の中に、視聴者自身や、自分の好きな人、理解できない人の姿が重なる

複雑で多面的なオンフレのキャラクター造形と相関図が、あまねく見るものの感情を抉ってくる。

このタイプの物語が好きな人には、きっと視聴後のロスは避けられないことでしょう。

立場と価値観によって共感できる推しキャラが違う多面的ドラマ

「Only Friends」をリアルタイムで追っている中で、本国勢&英語話者圏の視聴ファンの方々の声を私はX内で多く見ました。

もちろん日本で視聴している方も多いとは思いましたが、肌感としてキンポルほどリアタイしている人は多くなく、むしろ、本国以外だと先ほどの英語話者勢や、途中からはスペイン語話者圏や東南アジア圏の方のポストも増えていて、気になるポストはG翻訳で読ませていただいたりしていました。

その印象からすると、恋愛やパートナーに求める倫理観や人生観、登場人物たちの価値観や行動に対して、誰のどの部分に共感できるかによってストーリーを見る角度が変わる面白さが感じられました。

その大きな理由はこれ

  • 6人の主人公たちの性格や価値観や背景がそれぞれに厚みがあり多面的
  • 感情が絡まりぶつかり引きつけ合う状況や思いの相関図が複雑
  • 誰もが過ちをおかす感情のある人間であり、また自分の人生を選ぶ権利があるというリアリティをドラマで丁寧に描いた
  • 基本ラブストーリーである

最終的にドラマはある結末に向かって進んでいき、人物たちがそれぞれ何を一番に求めていたのかがわかります。

彼らが選択したこと、彼らの出した答えに辿り着くまで、視聴者である私も彼らと共に惑いと苦しみを味わうようにして応援する経験をしました。

苦しいのに見るのをやめられないほど惹きつけられ、結局のところ、クリフハンガーのまま次週まで待つ地獄を味わいました😆

さあ、全話放送完了しました。

未視聴の方は、ぜひ一気に視聴してください!

habbit

精神衛生上ビンジが正解です☺️

OST🔥

Khaotung Thanawat「Let’s Try」

Jojo監督がOnlyMondayに作ってもらったとツイートされていたこの曲。

アレンジやボーカルのサウンドなどもかっこいい。

ハードでビターな人間ドラマのイメージにぴったりです😭

ただ、MVの終盤、カットがかかった直後の俳優さんがたの表情を公開してくれる公式よ……惜しみないね💕

Ford Arun「So What?」

まるで望む愛を求めても手にできない6人の苦しみが歌詞になっているみたいです。

まさにこのOSTがリリースされたEP6からはこの局面に突入です。

真実の愛は本当にあるのか。

何もなくても、愛してしまったらどうしたらいいかと歌い上げる、どうしようもない愛を抱いてしまった彼らの心。

ロマンスじゃない、複雑な相関図の中でそれぞれの愛が行方に惑うような「Only Friends」のストーリーを表していて深い曲。

それにしてもFordくんの歌、沁みる……。

Only Friendsは

男子大学生たちの友情と恋
混戦愛憎型群像劇ラブストーリー

ハマり度は

  5

2022年11月の制作発表のモックトレーラーからハマり、ドラマが終了した2023年10月末までずっと興味も関心も落ちなかった。

これはもう私にはハマり度マックスのドラマです。

次ページ以降は、私が毎週語り続けた各話あらすじ感想となっています。

振り返ってみれば、各人物のの心境や性格、状況に思いを馳せ、彼らと共に苦しい道のりを歩んだ気分が蘇ります。

自分自身がどの人物に共感できるのか、どの人物の行動が許せないのか、価値観が合わないのかなど、彼らと共に自分自身についても気づきがある物語です。

好みの分かれる作品かとは思いますが、今は全話配信完了しています。

毎週クリフハンガーで終了してしまい次週まで待つ地獄を味わうことがないため、気になる方は一気視聴してみてください。

視聴方法(2023.12.31現在)

日本語字幕もあり! YouTubeで今すぐ

本編プレイリストはこちら

Only Friends翻訳チームによる日本語字幕が、公式クリップについています。

(私も途中から参加いたしました。とても楽しく学びの多い経験でした🙇)

ですので、どの媒体からでもYouTubeで日本語字幕を利用いただけますのでオンフレの世界をのぞいてみてください。

habbit

各話感想混じりの主観あらすじは次ページから
エピソードへはこちらのリンクから飛べます!

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次ページ以降:各話(エピソード)あらすじ考察感想

habbit

主観的あらすじに、habbitの推察・考察を交えながら感想を語っています
分量的には、推しであるふぉすぶのTopMewへの言及が多めになっている点ご了承ください🙇

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コメント一覧 (1件)

  • habbitさん。初めまして。ドラマ視聴のガイドブックとして、いつも興味深く、楽しく、拝読しております。ありがとうございます。
    配信されたばかりのOnly Friends5話を見て、いてもたってもいられず、書き込ませていただきます。登場人物一人一人の心理描写と俳優の皆さんの演技力の高さとそこからくる説得力に、もう言葉がありません。毎回、各々が抱えるやるせなさやジレンマ、思いの交錯具合に胸が締め付けられます。まだ物語は始まったばかり。このあとの展開を、心して受け止めていきたいと思っています。

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