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Together With Me 視聴感想 始まりは親友と一夜の過ち 圧倒的な主演のケミで廃人にされた個性派ヒューマンBL

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Together with Me
habbit

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タイBLドラマの魅力をひしひしと感じてきた今日この頃ですが、ここに来てまたもやスゴイ作品に出会うことができました

なかなかにタフでハード、時に泥臭く時にゴージャス、なのに繊細で甘い。

大胆な演出と、ちょっと説明が難しいほどのアウトスタンディングな主演ふたりの演技。

これが表現力というのか、ケミストリーというのか

ギャップというよりも、相反するような魅力でも二人揃えばとりあえず全部揃う感じ。

私のこの茫然自失の絶賛の方向が、主演MaxTulとキャラクターのKornKnockに対するハマリ度なのか、ドラマそのものに対する評価に及んでいるのかうまく判断できず、言葉にできないまま視聴後しばらくたってしまいました。

脳内がバグる新体験

それが「Together with Me」でした。

このままではだめだと、ふたりがCPで出ていないMAXの出演作「バンコクラブストーリー:イノセント」(2018)などでワンクッションおいてみたりして(笑)

何とか絞り出して語ってみようと思います。(おおげさ)

前半はネタバレなし、詳しいネタバレあらすじや感想、OST MVについてなどは後半からとなっています。

もくじ

KornKnockが登場するシリーズ

2016年 Bad Romance
全13話
群像劇BLカプエピKK大学シニア~
2017年 Together with Me 
13話←今回ココ
メインKK大学1回生~
2018年 Together with Me
:The Next Chapter 全13話
メインKK社会人

内容の時系列は、TWM→BR→TWM:TNC

第3シーズンに当たるTWM:The Next Chapterの感想をお探しの方はこちらです

Together with Me作品情報

原作・キャスト

原作:++Saisioo++

Together With Me
Not Me  他

++Saisioo++作家の映像化作品として、2021年GMM制作、OffGun主演の「Not Me」も加わります!!

キャスト

Tul Pakorn Thanasrivanitchai (Knock)1992/10/8
Max Nattapol Diloknawarit (Korn)1994/6/9
Maengmum Pimnitchakun Bumrungkit (Yihwa)
Aim Satida Pinsinchai (Plern Pleng)
Tantimaporn Supawit (Farm)
Apiwat Porsche(Bright)  他

冒頭あらすじ・予告編

大学新入生向けイベントで、9年前引っ越しで離れ離れになった大親友KornとKnockは再会した。

懐かしの地元に遊びに行った夜、窃盗目当てのナンパ女子に酔い潰され気が付いたら二人きり。

吸い込まれるようにキスしてみたKornに、誘いのまなざしを向けるようなKnock。

再会してからKnockひと筋だったKornはエスカレートしてしまい…。

翌朝目覚めたKnockはKornに何をされたのかを悟り激しく憤るのだった。

ティーザー予告

本編には出てこないあくまでもイメージのティザーなのですが、

もうね、「何?こんな過ちが!?え?(大混乱のKnock)」って感じで始まる、R18+な本作の傾向が分かる凝縮した予告編になってます!

「Bad Romance」で人気となったKornとKnockカップルの始まりが実は衝撃的だったというイメージと同時に、R18+なシーンも描いていくよという告知ですよね!

私は単純に「Together with Me」本編をいきなり見始めて「おぃ~」ってなりました。

ちなみに、Knockは →ふたり はだいたいお酒でやらかすことがありマス

Together with Meの個性と魅力

主演MaxとTulのすごさ

主演の二人に関しては語彙力が完全喪失してしまう私。

ふたりのKornKnockのキャラクター消化に対する演技レベルはかなり高く演出の狙い以上だったのでは!

そもそも主演のケミが圧倒的で、ここまでKornとKnockを演じられる人はいないのではと感じられるほどの、あまりのフィット感。

それゆえに役のイメージが固定しがちという副作用が出る典型的なパターンかもとヒヤリとするほどの突き抜けようでした。(→全然大丈夫!どんな役もできるプロの俳優さんです)

Kornの一途愛が響く

あの一夜は同意していなかったと憤るKnock に“ごめん”と思いつつKornは常にKnockを気にかけます。

Knockがガールフレンドと一緒にいてもそれは変わらない。

そしてKnockのほうも、親友であることや、なんだかんだ言ってもすべて受け止めて自分を一番に思ってくれている気の置けないKornに甘えていて

そばも離れられず視線も外せないKornからは愛が漏れているんですよね。

ライバルは彼氏の親友だと気づいた戦慄のPleng

KnockのガールフレンドPlernPlengはインスタのフォロワーも多い美人さんで、ルックスのいいKnockが彼氏であることにご満悦。

お似合いのカップル、彼女としても一流”、そんな自分を演出する最高の彼氏でもあるんですよね~。

けれど彼女は、彼氏の親友が自分のライバルであると気づいてしまうんです。

KornがKnockを愛していること、そして彼氏Knockはそれを知っていて親友のKornに自分以上に心を許し開いていることを。

どうやってKnockを自分につなぎとめるのか?

Plengの行動が二人を傷つけもし、心を揺らしもし、愛とは何かに気づかせてもくれた手ごわいヒール役でした

程よい尺で描かれたサブカプエピ

本作は圧倒的分量でKornKnockのエピソードを描いていくのですが、程よい分量でタイプの違う2カップルのエピソードもありました。

  • 大学の堅物美人教諭と4回生の先輩の恋
  • 歴戦のゲイ医師に導かれた童貞ゲイ君の恋

なんか、アジアドラマというよりは、完全に欧米ドラマの空気感なんですよね「Together with Me」って。

ストーリーだけじゃなくて、演出もキャスティングも、私がほわっととらえていたBLドラマとかアジアドラマの枠とは違うところにあるような、そんな感覚。

そこがめちゃくちゃ新鮮でもありました。

仲間が最高なんだよ

忘れてはならないのが、KornKnockを取り巻く仲間たち。

「Bad Romance」ではラブストーリーエピソードがあったYiwhaやサバサバしたFaiiは、直接的に・間接的に・精神的にすごく助けになってくれたメンバーでした。

女性陣二人は強気さと行動力が気持ちのよい魅力的な友だちであり、つねに味方でいてくれた最高の仲間でした!

Together with Meとは

一夜の過ちから始まった親友とのサム
圧倒的な主演のケミで廃人にされた個性派ロマンス

ハマリ度は

 5

私がドラマや映画が好きなのは、ストーリーを楽しむだけではなく、俳優さんたちの演技を楽しみたいからというのがめちゃめちゃ大きなポイントなんです。

本作はハマリ度最大の5、いやそれ以上かも5+。しばらく別のドラマに行けないほど廃人になりました。

見終わってから数日経ってもまだぐるぐるとMaxTulの関連動画を漁りながら、ケミの恐るべき高さに唸ってました。

さっさと、「Next Chapter」に行ってこいと自分に言ってみたりしていたんですが、TWMの世界にもうちょっとだけ居残りたい感じもあったりして。

心理ですね~(笑)

各キャラクターの心情を深くえぐるような見ごたえのある人間ドラマです。

おススメですので、ぜひ見てみて下さい!

habbit

視聴リンクの紹介のあと、ネタバレあらすじ・感想など具体的に語っていきたいと思います

視聴方法(2023.10.2現在)

U-NEXTで会員見放題で配信中

この傑作タイBLを、日本でしかも日本語字幕で視聴可能です!

さらには、続編「Next Chapter」も配信されていますよ。U-NEXTへGO!

▶︎U-NEXT

*2023.10.2現在の情報となります。最新情報はU-NEXTサイトにてご確認下さい。

海外から視聴される方はYouTube

英語字幕付きの公式本編の全話再生リストをまとめてあります。(要VPN 米などから)

ここからはネタバレがあります
ご注意ください

ネタバレあらすじ

Bad Romanceでのラブリーモーニング

「Together with Me」はKKがカップルだった「Bad Romance」の前日譚ということで、ふたりが付き合うことになったいきさつを描くストーリー。

どんな展開を経てカップルとなっていったのか、大まかなあらすじを書き留めておこうと思います。

幼なじみのふたり

お互いの事はほぼほぼ知りつくしている幼なじみのKornとKnock。

一度は離れ離れに、そして9年ぶりに再会してからKornはKnockひと筋でした。

執着による独占欲と与える愛の圧倒的な差

Kornに彼氏を奪われるかもしれないと気づいた瞬間から、Pleng の独占欲が火を噴きました。

PlengはKnockの心を大切にして関係を強くするよりも、策謀を巡らしてKornをKnockから引き離す作戦を優先

しかも、暴力やプライベートを晒すなど悪質な方法を取ったことでKnockまで傷つくことに。

実行犯を脅迫や誘惑で釣って遠隔操作し、自らは手を汚さないPlengは涼し気な顔でKnockの気持ちを引き留め続けていました。

でも、そんな最中でも、Knockの思いや選択が幸せにつながるならと受け入れ見守っていたKornにじわりじわりとKnockの心は移っていってんですよね。

KnockがKornへの思いを確認したのは

Plengに振り回される上に、男友達に対して育ってきていた自分の気持ちにも従うのがこわいKnockの思い。

けれど、自分を一番に思っていてくれるKornへの信頼と、愛する人として自分を求めてくるKornへの胸のざわめきに揺れるんです

KnockがKornへの思いをはっきりと感じたのは、Kornが別の人に奪われ彼を失うかもしれない焦りから。

Q「Kornなしで生きて行けるのか?誰かほかの男、例えば元カレのMewと一緒にいるのを見ても平気でいられるのか?」

A「それは“無理”」でした。

Plengの陰謀で、ふたりがキスしている写真をばらまかれたことも最終的には背中を押した形にもなりました。

PlengのKnockへの思いって?

そういえば、ドラマ中KnockとPlengは一度もキスはしていませんよね?したシーンあったかな?

未遂と頬までだったような。

それが合っているなら、PlengのKnockへの思いは最終的に自分のものを取られたくない所有欲ライバルに負けたくない執着になっていたと判断できそうです。

サブカップルのエピソード

堅物大学美人教諭と4回生の教え子カップル

美人教諭はなんとKornのお姉ちゃん。

先生に惚れたのはKornの連れであるYiwhaの学部のPhu先輩。

先生と生徒のタブー感、年下からの猛アプローチ、夜のコピー室にたまたま閉じ込められるといった、ちょっとしたベタなエピソードが微笑ましい二人でした。

歴戦のゲイ医師に導かれた童貞ゲイ君の恋

ここは、まるで吸血鬼に襲われてしまうかのような退廃的なムードを感じるそこそこ衝撃のエピソードでした。

とはいえ、バーのトイレで男子を連れ込んでイチャイチャするゲイのブライト先生をみて恋沼におちたのはFarm君のほう。

先生に会いたくて勉強を教わりに行き、結局はオトナの世界まで教わってしまうんです。

最終的に、サプライズと称して望まない複数プレイを誕生日にプレゼントされて心も体も傷つきショックのあまり先生とは別れてしまうんですが…。

その、Farm君は初恋の痛手を乗り越えて、年下キラーになっていきそうなんですが、ちょっとブライト先生に対して恨みは残りそう?

感想

エネルギッシュでノリに温度差ない相性の良さ

サブカップルのエピソード内容なども含め、フレッシュ感よりも深いヒューマンドラマに振った個性派ドラマだったTWM。

先ほど言ったように、KornとKnockのシーンからは生活感すら感じるリアルな演出と演技だったこともあり、演じたMaxとTulと混同しがちになるのも無理はないよという仕上がり。

実際、他の大人気BLドラマCPと同じく、ドラマ外で見せるふたりの姿はファンサービスを越えて、ブラザーソウルとも呼べる関係のように感じます。

演技の相性も、エネルギー量もノリも、二人の間には温度差がないのがすごいところでした。

2人の”始まり”となった地元の生き生きした空気感

二人が友人以上の関係となった一夜の過ちがあったのも、恋人同士の関係の始まりを確認したのも、KornとKnockが幼いころ共に育った地元でした。

川を挟んだお向かいの家で幼なじみとしてふたりが築いた関係が、もっと末長い関係へと変わるエモーショナルで瑞々しいラスト

川辺の風、市の喧騒、紙飛行機の白、川に飛び込み濡れたKnock。

生き生きと瑞々しい演出が二人の関係の紆余曲折とハッピーエンドの高揚感を限りなく高めていました。

キスに乗せる感情のバリエーションの豊富さ

ラブストーリーで、人物たちの想いが強く乗せられることになるキスシーン。

シーンによって感情が違い、キスの表現も都度違う。常々タイBLドラマのCPさんの感情の乗せ具合とは素晴らしいぞと感じていました。

ただ、KornKnockを演じるMaxTulの表現のバリエーションは多彩で、今どんな感情が乗っていてそうなっているのかビシビシと伝わってきます

個人的な細かい本作のすごいぞポイントの一つは、

セクシャルなシーンから悲しいシーン、幸せなシーンまでKornとKnockの見せてくれた相手への想いが感じられたキスバリエーションでした。

Tulの可愛さ=やんちゃ感とセクシーさ

TulはMaxとほぼ体格などサイズ感が近く、年齢は実は2つ上、なのにあのかわいさが出せるんですよね、表情もキュートさがあって驚きでした。

しかも、セクシーな表情=目の表情を持っていて戦慄です。

たとえばキスする時、視点を少し遠く取った感じで目を開けてたりするんですよね~(性癖爆)

ここは、TWM:The Next Chapterのオープニングのオタク女子妄想シーン:めがねKnock裸エプロンからのモーニングメイクラブへのいざないキスの表情が一番わかりやすいかも(パワーワードばかりで死)

「:Next Chapter」も見てね

Maxの感情表現の引出しの多さ

Maxについては、初っ端大好きな親友Knockに無理矢理した形になったことを詫び続けるちょっと情けないKornや、愛しいKnockとそのガールフレンドPlengが一緒にいる姿を悲し気に見つめる視線など、常にハートブレイクなシーンが多めでした。

自分の思いを受け入れてもらえる夢を抱けない状況から、気持ちが通じたと感じたシーンの喜びなど、表現される感情の多さも見事でした。

2人は、体躯のよさから、抱き合うだけでも当たりが強そうで、ちょっと荒めなのも却って微笑ましくてしょうがない部分でもありました。

OSTを二曲

正しい題名・歌手名を教えていただき修正しました。

劇中流れてとっても好きで印象的だったのがこの曲

Tul Pakorn「Unintentional Love」

あーーーTulが歌っていたんですね!!

日本語の歌詞翻訳がついていますね。

シーンフォトがスライドのように流れていて、ドラマを振り返れます。

もう一曲はエンディングテーマ曲

Singto Numchok「Kao Jai」(英直訳:Understand)

毎話、穏やかなムードの曲でエピソードが終わっていくんですよね~。

MVには、ふたりの始まりの夜のようすから、登場した皆さんのお顔も見られます。

別ドラマでの活躍を見て脳内整理したよ

先ほど、MaxTul演じるKornKnockとドラマ自体との境目があいまいになってドラマの感想が書きづらかったと言いました。

そこをクリアすべく別のドラマ出演作を探し、

Maxが主演クラスで出演している「バンコクラブストーリー:イノセンス」(2018)を見てみましたNetflixにあり)。

富豪の女史が連れて歩きたいグッドルッキングガイで、バイセクシャルのセクシーなトレーナー キートン役。

キートンにはほかに設定もあるんですが、この役、少し陰のある壮絶なイケメン感がだせないと無理なんですよ

情けなさや悲しみ迷いや失望、偏見に耐える姿など、深い人間味も必要な役でした。

そんなキートンを見事に演じられている様子を見て、ちょっとだけKornとMaxが分離できて脳内が落ち着きました。

Maxはできることが本当に多い素晴らしい俳優であることがその役でも証明されていました。

ちなみに、Tulもこのドラマのラストに、大事なインパクトキャラでゲスト登場してました。

二人揃っていると見慣れてしまってうっかり忘れるんですが、別ドラマでMaxとTulがそれぞれかなりの存在感あるイケメンだということに改めて気づかされます(笑)

まとめ

Together with Meは、BLというよりはヒューマンドラマ寄りのラブストーリー

好みはあるかもしれませんが、見ごたえがあり、キャラクターとキャストの魅力にハマれるドラマですね!

さいごに、タイBLファンを喜ばせ続けるファッション誌KAZZの2017年当時のグラビアのMaxTulも見てください

それから、MaxTulの関連動画を見始めたらしばらくこの世に戻ってこれませんのでご注意ください。

KornとKnockの物語は3シーズンにわたって描かれ、同じCPで2シーズンのフルシリーズが制作されたタイBL界のパイオニア的存在です。続編も是非!

MaxTulの最新作もチェックしてね

新たなシリーズで、TWMとは違うキャラクターを同じCPが演じるというだけでもワクワクのMaxTul主演ドラマが始まります。

クライムサスペンスBLロマンス「Manner Of Death」!

ぜひこちらもチェックしてみて下さい!

habbit

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