タイBLウェブドラマ「Ingredients」や「BITE ME」でお馴染みとなったGameplay君主演、同じくウェブミニドラマ「Check Out」のBest君が準主演のドラマということでぜひ視聴したいと思っていた「Love with Benefits」。
Youtubeでの英字幕付き配信が国際ファン向けにされたのですが、日本はEPごとにジオブロされたり外れたり。結局はVPN必須のドラマとなりました。
スポンサーの商品が劇中に登場するPPL(間接広告)多めで、エピソード自体はとてもシンプルだった「Love With Benefits」。
それでも、本作には”萌え”という魅力が存在していました。
それでは、本作を視聴して感じた魅力や個性など、さらりと語っていきたいと思います。
もくじ
作品情報
配信:2021年 タイ LINE TV 全5話
国際ファン向け配信:Youtube DV8 詳しくは視聴方法のところで
キャスト情報
Gameplay Garnpaphon Laolerkiat(Play)1994/3/26生
Best Vittawin Veeravidhayanant(Plute)1997/3/22
Folk Jakrin Sangruan(First)1996/8/4
Play役 Gameplay君
Gameplayは、もちもちの抜けるような白肌が印象的、安定した演技を見せてくれる信頼の主演。
今度話題の「Kinn Porsche」に出演予定の歌手でもあるJeff SaturとCPを演じた「He She It」「Ingredients」はウェブの小規模型ドラマではありましたが、見終わったあとの余韻にしばらく引っ張られる味わいのある作品となっています。
これも、Gameplayの表現が光っていたから。
Love with Benefitsでは、踏み込んだイメージのラブシーンがあるようなのですが、Gameplayなら、ドキドキの視線を見せてくれるはずです。
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Pluto役 Best君
Bestは、2022年配信予定のウェブドラマ「Check Out」シリーズのエピソード0といえる、パイロットエピソードで主演を演じている俳優さん。
さかのぼれば、「Love By Chance」のCanのおっとりな親友Good役や、「Until We Meet Again」でパームの料理クラブの部長役をされています。
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そして、もう一人の主演First役のFolk君は本作がデビュー作。
スチールやハイライトなど、見目麗しい彼がどういった演技を見せてくれるのか、どんな役どころなのかを楽しみにしているところです。
冒頭あらすじ
FirstとPlayは新人俳優。
制作会社が初企画したBLドラマに一応キャスティングされてはいるが、ふたりの演技は制作陣の顔を曇らせてしまう。
成功させないわけにはいかないプロデューサーは、ふたりを10日間一つ屋根の下で共に暮らす合宿形式でのワークショップを命令した。
しかし、自分本位なPlayと頑固なFirstはぶつかってしまい、慣れない家で幽霊の声を聞いたと怖がるPlayが睡眠不足から思うようなレッスンができない状況だった。
予告編
PlayとFirstの状況が良くならないと判断されて、穏やかで温かいキャラクターのPlutoが合流してくるようです。
共に過ごして親しくなっていくうちに、さまざまな感情が湧き上がる、そんな印象を受ける予告編ですよね。
PlayをめぐってPlutoとFirstが対立する形になるのでしょうか?
それにしても、FirstとPlayをCP読みにすると”First Play=初めてのお芝居・演技”という語になるのも心憎いですね😊
Love With Benefits 魅力と個性
1話1話の中身はそんなに濃くはない
本作は「Ingredients」の制作陣によるドラマ。
キャストの特技をキャラクターに生かし、シーンと舞台を絞って10分ほどの短いエピソードを積み上げた「Ingredients」とは違い、本作は1話45分ほど。状況設定をもう少し広く取ったストーリー型でした。
登場人物もそこそこ多く、しかし本当にそのキャラクターやそのセリフはそのシーンに必要だったのか、シーンの尺はそれほど必要だったのかなど少し気になったところも多い作品でした。
1話の中で、物語はそれほど大きく動くこともなければエピソードが多いということもありません。
その代わり、少し温度の高いラブシーンが1話に一つは入ってきます。
演じるGameplayとFolkの”密度”のようなものが高く、このふたりの演技ありきのドラマでした。
主演二人が演技力で形にした萌えを頂く作品
Folk君は本作が初ドラマ出演。
劇中のFirstの設定と重なりますが、実際はGameplay君との呼吸も会っており、初ドラマということを一切感じさせませんでした。
FirstとPlayは反発し合いながらも惹かれていき、Plutoの存在がFirstの本音を自覚させます。
互いに見せる”惹かれている”という視線としぐさは本作の最も大きな魅力である「萌え」を大提供!
2人の演技力が形にした「萌え」を頂くドラマと言えると思います。
FolkxGameplay2人の演技力が大きな萌えをくれる
FirstPlayのドキドキは密な距離感とスローなモーションから
EP4で、互いへの好意を濃いスキンシップと共に受け入れ合おうとしている2人のシーンがやってきます。およそ2分20秒くらいから。
10日間という合宿ワークショップ中、ふたりの関係は夜寝室で進展するんですよね。
同居・同室・同ベッド。
好意があると気づいてしまえば、進展しないわけにはいかない恋のステージ。
EP5最終話のハイライトベッドシーンをぜひご紹介したいのですが、クリップに”年齢制限が設定され”ていて、共有貼り付けができないんですよね~No Childシーン💕
Youtubeでどうぞ→So Sweet EP5Hilight
Love With Benefitsとは
FolkとGameplay 主演二人が演技で形にした萌えを
ありがたくいただくドラマ
ハマリ度は
2.5
低予算、広告型ドラマの要素が前面に出てしまうのはスポンサーメインの制作ゆえに仕方のない部分でもあったと思いますが、PPLが少し多かったですね。
物語に溶け込むように間接広告を脚本に入れこむのは技術やアイディアが必要なのだとは思いますが、視聴の集中力を削がれてしまうほど多いのはまずいと思いました。
個性の立つキャラクターの皆さんが適材適所物語に活かされていたかと言われれば……。
脚本の練れていなさのようなものが目立ってしまったのがもったいないと感じました。
間接広告要素の濃いドラマだったので、純粋に物語を楽しむと言うよりは、主演二人が演技で力技のように高濃度のラブで作り上げてくれた萌えを頂く、そんな印象のドラマでした。
Gameplay君の歌う心地いいいOST
劇中にはなかった甘いふたりの撮りおろしシーンが見られるMVをここで🥰
Gameplay君の声はとっても優しくて甘いんですよね~🌿
自動翻訳なので正しいかはわかりませんが、ラストのポストイットのメッセージは💞「彼氏がいます」だそうです💞
視聴方法(2022.5.9現在)
国際ファン向けはYoutubeで
日本向けは、EPによってジオブロされていたりしなかったり。
なので、一度確認してみてエピソードのフル動画が見当たらなければVPNを使って海外から視聴する方法で見ます。
DV8Thailand 公式チャンネル
VPNについてはこちらで詳しくお話しています
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公式チャンネルには未公開カットシーンやハイライト、BTS(ビハインド映像)動画があり、これは日本からも常に視聴可ですのでチェックしてみて下さい。
ネタバレあらすじ・感想
EP1-2 FirstとPlay 衝突してしまう性格と現状
初めてドラマ出演のチャンスをつかんだFirstとPlay。
特にPlayの演技面に演出家からのOKはでない状態で、ワークショップそのものが進まないんです。
相手役のFirstとのコミュニケーションが取れていないせいでぎくしゃくしているのですが、お互いにぶっきらぼうで不器用なうえにちょっと態度が喧嘩腰になってしまうのが問題なんですよね。
でも、Playが怖がりだとか、心を許しているのがうさぎのぬいぐるみのその名も”Usagi”だとか、そういったことをFirstに知られて、Playのなかのカッコ悪さを露呈していく過程でいつまでも虚勢を張れなくなっていくだろう様子が感じられます。
いよいよ演技面での進展を見せないといけないとなって、PlayはFirstに演技練習を頼みます。
それがキスシーン。
実際にしなくていいからそこは顔の向きをずらして、と伝えたはずが、うまく伝わっておらず触れることに。
緊張するPlayの手の動きや表情が最高なのはGameplay君の神髄ともいえる部分!
でもこうやって見返してみると、Firstも結構セクシーな表情をしていますよね!
感情面だけ確認したいと言っていたはずが、まさに、何らかの感情をキャッチしたかもしれないふたりです。
EP3 Plutoの登場でFirstに変化が
愛し合う二人が別れざるを得ないシーンをやってみることになったFirstとPlay。
これがことの他良く、初めて、しかも大きな合格がディレクターから出ました。
でも、その後、上層部に見せる時には散々な結果に。
その理由は、うまくできた後、Firstが「演技がうまいのか、俺のことをほんとに好きになったのか」とPlayをからかったせいで、Playが集中力を完全になくしてしまったから。
業を煮やした上層部が、事務所の稼ぎ頭Plutoを呼んだことで、状況は変化を見せました。
Pluto相手だとPlayは自然な演技を見せキスシーンも難なくクリア、一方FirstはPluto相手に演技をするのですが今度はFirstが全くだめに。
みんなが部屋を出ているとき、FirstはPlayに強引にキスをしてします。
Plutoに対する嫉妬のようなものが混じるキスには、Playへの感情が含まれているとPlayに気づかせることになり、Playもまた受け止めた瞬間でした。
Plutoが泊まり込むことになり、FirstとPlayは同室同ベッドで寝ることに。
実はPlutoにもPlayに寄せるある思いがあるのですが、残念ながら伝えるには一足遅かったといえます。
EP4-5Final 惹かれ合う二人 合宿が終わってその気持ちの大きさが……
Plutoの存在に触発されて、自分のPlayへの思いと、自分はどうすべきかという具体的な行動を悟ったFirst。
芝居の稽古を通して、互いに感じていた好意が恋愛感情を含んだ”好き”であることを確認していきます。
同室・同ベッドで密に過ごすことで距離感はさらに縮まっていきました。
口づけがしたい、Playに触れたいFirstと、それを受け入れるつもりがあるPlay。
そして、合宿もあと一日となった夜、ふたりは性的な関係へと進むんですよね
演技もケミも良く、キャスティングは決まったはず。
そしてワークショップが終わるのですが、ふたりは再びワークショップをしていた家で再会します。
会いたくて、触れたくて、抱きしめ合いたくて離れたくない。
素敵なエンディングでした。
ちなみに、PlutoのPlayへの思いとは?
今は主演クラスの俳優となっているPluto。
実は数年前、助演のキャスティングオーディションでPlayに出会い、キミはルックスも含めて主演が似合うんじゃないかと褒められたという出来事がありました。
その時のPlayの自由な雰囲気と率直なキャラクター、美味しそうにダブルでアイスをもりもり食べるPlayが可愛くてたまらなかったようです。
CP役ができるかもしれないという接点がきっかけで、彼への思いを伝えようかと思っていたPlutoでした。
残念ながらそれは叶わなかった……。
Plutoが一人で抱え、ひとりで受け止めていた失恋の涙はとても切なかったです。
まとめ
さて、日本はジオブロされていたり、外されたり。
果たして日本での今後の配信などと関係があるのかどうか謎なのですが、VPNでアメリカなどからアクセスすれば快適に視聴できます。
新人俳優さんがBLドラマにキャスティングされ、最初は反発していたふたりがやがて同居するうちに……というシンプルな筋に、制作会社の社長やスタッフが演技をチェックしたりするという場を作っていた物語。
それにしても、Pluto役のBest君、いい俳優さんですよね~!
2022年に配信スタート予定のBest君主演ドラマ「Check Out」も楽しみにしています。
禁煙サポート動画にペアで出演も
2022.1.7、禁煙を推進する薬剤師さんのアカウント内で、”自分を大切に”という角度の3分動画をFolkGameplayが恋人役で演じています
相手を想っていても、伝わらないもどかしさなど。動画内では、ふたりはタバコが原因で別れちゃうんですが、良ければ。
❤️ドラマへの熱い思いを良ければここで✨