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ハイロイン 視聴感想 さみしさを癒してくれた深い縁で出会った人 痛みと情熱を鮮烈に描く青春ラブ

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ハイロイン
habbit

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BLドラマの金字塔の一角と呼ばれる中国BLドラマ「ハイロイン」を見終わりました。

青春時代に出会う恋や愛が、例え成就してもしなくても、人生に大きく影響することは誰しも経験するところです。

本作「ハイロイン」の主人公からは“痛み”や“心のよりどころをを見つけた幸せ”といった鮮烈さが伝わってきて、本作の評判はきっとそういった部分に心を動かされた方が多くいたからなのではと実感することができました。

「ハイロイン」をみて感じた魅力など、今回も熱く語っていきたいと思います。

前半はネタバレなし、後半以降ネタバレあらすじを含む感想を語っていきたいと思います。

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もくじ

作品情報

©Beijing FengMang CultureCommunication Co.,Ltd.

2016年 中国 全15話

原作

原作:柴雞蛋(チャイジーダン)「你丫上瘾了」

演出・キャスト

演出:Ding Wei

キャスト

黃景瑜ホワン・ジンユー(グー・ハイ)
許魏洲シュー・ウエイジョウ(バイ・ロイン)他

冒頭あらすじ

グー・ハイは父親が再婚したことに反発していた。

再婚相手の女性と父との交際期間や、母親の事故死に疑惑を感じていたためだった。

家を出ると決めたグーハイは地元の公立高校に転校し、興味をひかれる同級生バイ・ロインに出会った。

バイ・ロインはまじめな優等生だが、早くに両親が離婚し、母親のいない生活にさみしさを抱えてもいた。

2人は知らなかったが、グーハイの継母となったのは、ロインの実母だった。

予告編

日本版DVD公式 AsiaDramaticTvVideoさん の予告編がこちら

「毎日お前に会えるなら、どんな代償だって払う」

予告のシーンカットのセリフが私に迫ってきました。

グーハイにとって、すべてにおいて代えがたい大切なものがロインとなっていくんです。

ハイロイン の個性と魅力

反響の大きさと過熱感から配信停止されたという話題作

これは、公式サイトなどにも記載されていますが、ネット配信され24時間以内に1000万回の再生回数を記録した話題作、それが「ハイロイン」。

話題性と前評判による期待値が重なっていたという要素もあったようです。

とはいえ、ストーリーの方向性、設定、登場人物の個性、演技、演出など、どれをとってもドラマとしての深みと重みがありました

若き主人公たちの人間ドラマに惹きこまれた視聴者さんが多かったのは納得です。

配信停止という事態になったのは、作品のテーマや描かれている設定内容に対しての影響に政府が敏感になったということらしいです。

同性愛についてだけではなく、軍の描き方含めもろもろ重なっていたようです。

魅力・才能を発揮した主演陣

一面的な人はこの世には一人としておらず、多面的な部分や感情の揺らめきまでを演じて見せてくれる俳優さんに私はいつも心惹かれます。

主人公を演じたお二人の俳優さんは“まだ新人”さんだったということに驚くほど、グーハイとバイロインを体現されていて引き込まれました。

中国の俳優さんがたは、そもそも超難関競争率の中をかいくぐってこられた方ばかりということも聞きますが、本作のおふたりも魅力や才能を発揮できる場を手に入れられ、そして成功されたんですね。

大人の事情、家族との関係が物語の厚みとなる

親の事情・家庭の状況に左右されて孤独感を強め荒れたグーハイと、自立心を育てた優等生ロイン

2人が家族に対してどういった思いを抱き、どういう行動をしていくのかという部分で人物像が更にくっきりと際立ちました。

グーハイにとって最重要・最優先の人となったロインとの関係を深めていく過程では、彼が何を求め、どんな優しさを持っているのかが見えてきます。

荒っぽいけれど真心を込めた優しさと熱い情熱。

ふたりの赤裸々なセリフには、本作の描くリアルな人物造形と彼らの苦しくも瑞々しい人生の瞬間瞬間が込められていました。

ハイロイン とは

抱えきれないさみしさを癒してくれた人
深い縁で出会った二人の、心を分け合うまでの物語

ハマリ度は

 4.5

配信停止になったのち、当然ながら続編の制作予定はない状態です。

本作の主演二人に関しては、共演禁止期間なるものがあると小耳にはさみました(詳細は確認できていませんが)。

ただ、中国では同性愛は違法だということを今回知りました。

そのため、フィクションであるドラマでの演技であるとはいえ、主演俳優さんのイメージや彼ら自身を守るためにも難しい決断や判断があった可能性が高いです。

お国事情が違えば応援する側も注意が必要となりますね。

とはいえ、続編を期待したい気持ちが私にもわいてしまうほど、引き込まれるドラマでした。

本作は高い評判通りのドラマでした。おススメ作です!

habbit

視聴方法の後、ネタバレあらすじ・感想など詳しく語っていきたいと思います

視聴方法(2023.5.10現在)

Blu-rayで

Blu-rayがAmazon.co.jp限定で発売されています!

海外からご覧の方は(要VPN)

これらのサービスでは、どれも無料コンテンツ&英字幕ありです。

WeTV

タイやアメリカなどからアクセス。

RakutenViki

アメリカなどから。VPNのアドブロック(NordVPNの方は、設定→一般→”脅威対策ライト版”)をオフにしてご覧ください。また見終わればオンに。

华策影视公式YouTube

主に中華圏で投資配給なども行う映像制作会社Huace Film&Tvの公式YouTubeチャンネルでも英字幕つきで配信されています。

プレイリストはこちら👇 アメリカなど日本以外から視聴可能です

VPNについてはこちらで詳しくお話ししています

ここからはネタバレがあります
ご注意ください

ネタバレあらすじ・感想

手に取るようにわかるグーハイの思い

グーハイを演じたファン・ジンユーの演技力については新人らしからぬ表現力というお墨付きの声をよく聞きました。

確かに!

最初こそ興味津々でロインを眺め、からかっていたハイが、ロインを知るにつれて“気になる”存在となり、“何かしてあげたい人”となり、ついには、“自分のそばにいて欲しい”人に変わっていく想いの変遷が手に取るようにわかりました。

脚本と演出の力、プラス演技。

ぎこちなくロインの顔色をうかがう様子や、感情が抑えられなくて落ち着かない様子を見せる姿など、グーハイの思いが分かるからこそ物語の濃度が上がったと感じました。

大人の事情、子の願い、やるせなさをリアルに

本作の深みは、ふたりの両親の状況とエピソードの展開にありました。

ロインの両親は、性格の不一致で離婚していて、ハイの両親は死別。

どちらも仕方のない理由なんです。

ロインもハイも、お母さんへの恋しさが怒りにつながっていて、その怒りで心を保っていたのではと感じさせます。

親としては、子の怒りを甘んじて受けつつも、「いつかわかって欲しい」と願っている状況なんです。

子どもから見て完璧な母親や父親であって欲しい願いと、そうしてあげられない大人たちの事情が絡んで、ここでも、やるせなくリアルな人間ドラマが描かれていました。

元カノたちが効かせる苦いスパイス

ふたりの状況や反応からみて、元カノたちは困ったタイプの女子たち。

ロインの元カノは別れたくないと泣きながら何度も電話し、ついにはロインのお父さんの電話にまでかけてくる執着女子

ハイの元カノは、自分を見て欲しくて他の男と寝るなど、嫉妬がらみの問題行動を起こしてくる自虐女子

気持ちの整理がつくにはどれほど時間がかかるのかは人それぞれでもあるし、別れた時の状況やそうしてしまう彼女たちの思いなどもあるらしく一筋縄ではいかないんです。

不協和音のようなざわつきが苦いスパイスのように描きこまれた元カノたちのエピソードでした。

結末は?

ハイのロインへの思いは友を越え、愛する人となっているという事実をロインは次第に受けいれていきます。

大きなきっかけは、ロインの父が子持ちの親しくしてきたおばさんと再婚したこと。

父の幸せを妨げたくないと思っていたロインが背中を押したことだったのですが、自分だけの父を失った喪失感を受け入れるのは辛いことでした。

ずっとそばにいたのはグーハイ。

さびしさを分け合い、抱きしめ合う二人がともに暮らし始めたことで恋人としての関係が築かれていくことになりました。

なんでもしてあげたい、なんでも分け与えたい思いから有り金全部ロインに使おうとするハイを見て、困り果てながらも幸せそうなロインの表情が印象的でした。

ラスト、ロインの元カノが高校の教室に現れてエンド。

何てところで終わってくれるんだよぅ(悲鳴)

才能あふれる二人が歌うテーマ曲

歌手としての才能を開いたシュー・ウェイジョウ。

劇中、ロインが歌を披露するシーンがあるのですが、グーハイ同様私も“おお!?”となった歌うま。

ドラマのエンディング曲はシュー・ウェイジョウ君が歌われています。

許魏洲 – 慢慢走

そして、オープニングテーマはなんと主演二人が歌われていたんですね。

海若有因-許魏洲 黃景瑜

シュー・ウェイジョウ君はこの年新人歌手として賞も手にしたそうです。

歌手活動をされているMVを見ましたが、カッコいいですよね!

ロイン役は垢ぬけない印象が味わいを高めていた高校生役だったのですが、さすがにもともとルックスも良いゆえに華がありますね!

ファン・ジンユー君は主演俳優として活躍されていますね!

さいごに

聡明なロインの落ち着きと優しさ&庶民感を失わない経済観念と、ハイの情熱的で一途な俺さまリッチな旦那感のバランスがとてもピッタリに感じられて微笑ましく感じました。

物語中、いくつかのエピソードを回収しないまま終了してしまったのは視聴者としては残念でもちろん続きが見たいという気持ちはあります。

それでも、ふたりの気持ちや関係に一つの答えが出たという部分に幸せを感じつつ見終わることはできました。

私は、18才だったグーハイとバイロインの二人のその後が、数々の困難を乗り越えて幸せな物語を紡いでいるかもしれないと期待しています。

原作を読むとさらにいろんなことがわかるんでしょうね。

気にはなりますが機会があれば。

ドラマウォッチャーのhobbitはいつかグーハイとバイロインの物語をドラマや映画で見られるのを楽しみにしています。

habbit

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