もくじ
ここからは、毎週リアルタイム視聴後の勢いのまま語ってきた「Manner Of Death」の各話ネタバレあらすじ・感想をそのまま残しています。
ネタバレなしの作品・キャスト情報&魅力語りの感想記事は1ページ目です
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「Manner Of Death」はサスペンスドラマですので、ネタバレを望まれていない方はご注意ください。
ネタバレ感想
EP1 再会と出会いそして辛く悲しい事件が
本格クライムサスペンスのムード満載でスタートしたEP1。
人物紹介的に舞台背景と状況説明がきっちりと展開されました。
10年ぶりに戻った地元。
Bunの旧友たちは何か問題を抱えている様子だけれど、それが何か全くわからない。
そんな中、親しかった旧友のひとりJaneが自殺に見せかけた状態で殺害されてしまいます。
容疑者はJaneの遺体の第一発見者で、恋人とおぼしき男性Tan。
捜査の定石で、まずはTanが調べられる流れになりそうです。
Janeは5日前にBunが検視をした女学生Nattyの担当教諭であったこと。
検察官のPuedとJaneがもめており、TanがPuedに殴りかかる顛末があったことなど何かの理由がありそうです。
その亡くなった女学生Nattyの死因が薬物と性的虐待によるものであったことも関係がありそうです。
このTan、数日前にバーで見かけてほんの少しすれ違っただけだけれど、Bunが酔った勢いでキスをしてしまった魅力的な男性でした。
Janeが亡くなる前の晩のパーティーで会った時は「酔えば記憶をなくすのかどうか」なんていう”キスの記憶をもう一度反芻させるような会話”をBunに投げかけています。
この距離感と視線!
Bunのリアクションから、脈のありなし、口説ける余地、どのくらいまでなら逃げられないで押せるか辺りまではチェックしてそうなTanの”やり手感”が詰まったシーンです。
先ほど話した第一話早々、およそ17分50秒ほどで突然やってきたバーでのキスシーン、公式があげちゃってくれているので皆さんも改めてどうぞ!
あーーまっとぅんーー!ナイス!
それから~、MD君演じるDr.Oat、インパクト大のめちゃめちゃおいしい役だったーー✨
EP2 真相の影に潜む危険な気配
EP2の予告編はこちら↓
捜査が進んでは行くけれど、まだすべては闇の中というムードです。
Janeはうつ病を抱え、薬の処方も受けていました。けれど死因はやはり自殺ではありませんでした。
Bunの検視では、直接の死因は大動脈圧迫、つまり窒息なのは間違いない。
ただ、注射による薬物の注入の痕もありました。
疑わしい部分を確認するために科学的アプローチも併用した結果、多量のメタンフェタミンが検出され、先の女学生Nattyのケースと似通っていることが分かりました。
他殺の線で捜査が進む中、Bunは黒づくめの男にに”邪魔するな”と脅迫を受けて怪我まで負ってしまいます。
今のところ有力容疑者枠のTanと接触する機会の多いBun。
Bunがどんな危険な目にあおうとも、Janeの死の真相と犯人を見つけるという意志が強いことを聞き、Tanは自分も手伝いたいと言っています。
Tanはいつも自信満々にBunに接してくるし、Bunをドギマギさせる天才です。Tanに惚れてるともうバレている証拠なのかも。
さて、死亡推定時刻近くにJaneが通話した人間は
そして検察官のPuedはBunに「事件の捜査は俺に任せればいいから」と気遣ってきます。
Patは町のあらゆる事件に首を突っ込み、モラルのない取材をする記者。
ただ、まだ自分以外、誰の潔白も確認できない状態のBunです。
この3人以外の人物かもしれないし。
とはいえ、Bunは脅迫だけじゃなく命も狙われている可能性があります。それとも、逆に、事件の裏にある危険から距離を置かせるための方策なのか?
さて、次回、汚職警官と検察官の癒着の可能性が出てきます。
それに、一人暮らしのBunの部屋は安全ではないという理由で、Tanの家に同居することになりそう。
同居ーーー!物理的な距離を縮める効果最大の展開キタ!!!
それにしても、Tanの家、大きいなー
EP3 謎は深まり、距離は縮まる
入院中にも危険な目にあったBun先生。
けれど、どうやらこれは警告でした。それほどまでに、Janeの事件にこれ以上構うなと言いたい何者かの狙いがある様子。
その証拠に、警察は自殺の線で捜査を終える方向で動き始めていて、Bunは引き下がれないという意志を逆に固めてしまいます。
調査のさ中、TanはJaneの恋人ではないこと、Puedが元恋人だったことが分かります。
そのPuedが謎の黒服の男に拉致されたらしく、Bunは再度自宅に侵入した男に襲われてしまうことに。
Puedの居場所を知っているはずとTanを疑い、塾にまで来て詰め寄ったBun。
Bunを追って家にきたTanに助けられ、ついにはTanの家に避難する展開になりました。
Tanの広い家に、寝室は一つだけ。
Bunにベッドを譲ろうとするTanに、「一緒に寝てもいいけど」と言ったBunにあーーーーってなった月曜の深夜。
さて、高校生のSorn君の女友達Namが、怪しいバンにのってどこかへ通っています。
寝不足気味で次第に顔色が悪くなってきたNamを心配したSornは、Namの腕に注射の痕があることに気づきました。
あ、、、次の被害者の可能性が(泣)
EP4 守りたい相手、何から守り抜くのか
EP4の何が良かったって、TanBunのふたりのシーンがこれまで以上にたっぷりあったこと。
Janeの事件を葬り去られないよう踏ん張るBunが心配で仕方がないTanの思いがそこかしこから伝わってくる。
ここまで来ると、もうBunの保護目的で自宅に呼ぶために暴漢に襲わせる芝居を打ったのではと思えてくるほど。
食事の世話から身の上話、そして2人は毎晩同じベッドで寝ていることもはっきりしました。
Tanは「ガールフレンドを欲しいと思わない。隣に寝てくれるあなたがいることで十分だ」なんて行間を感じさせるような甘いことも言ってます
(*´Д`)
真相を葬らせたくない面々の動き
Bunは検視の報告を引き延ばして警察から睨まれていました。
一旦報告書を警察に渡してしまえば、簡単に事件を自殺で閉じられてしまう恐れがあったため。
それもどこまで耐えられるかは怪しい。
結果的に、記者Patからの匿名インタビューを受けて、あれは他殺だったという情報を広く公に伝え世論を味方にする方法をとりました。
記者Patは、実はJaneが亡くなる前にあるSDカードをこっそりと渡されています。
その内容の真偽確認と情報の裏をとりたいPat。
Bunの狙いと方向性は一致している可能性が高い。
謎なのは、TanとPuedの兄との関係
Tanは「Puedをさっさと見つけてこい」とPuedの兄から睨まれていました。「信頼できないし嫌いだ」とも言われています。
銃を手元に置く不穏な一面を持つTanにとって、今回の事件はいったいどういった立ち位置をTanにさせているのかがこれからの視聴ポイントのようです。
用があるから退勤の迎えに行けない、とBunに言っていたTanが向かったのはある村はずれの建物。
そこから出てきたのはPued。
2人の様子から、Puedは拉致されたというよりは、Tanと何か計画があってこの場所に身を隠していたという印象。
Tanは妻を何人も抱える父親の元、関心を向けられずに育ったと言っています。
意見が合ったJaneと共に昼は塾を経営し、夜はパブを経営するTan。
もしかすると、Puedや兄とTanは腹違いの兄弟という可能性もあるかもしれません。
テラスでお料理するTanBunそのワケは?
なんと、ロケ先だったTanの家のキッチンには幽霊が出るらしく、撮影はそこを避けてテラスで行うこととなったそう💦
そんな事情があったとは!
EP5 姿の見えない黒幕、その容赦のなさ…
Bunが頑なに事件の隠蔽を阻止したい思いというものが、彼の過去の経験からくる後悔と義憤からであると分かりました。
Bunの決意の固さを知ったTanは、Bunを守り抜くことをさらりと、けれど真剣に誓っています。
そんなTan、実はJaneが過剰摂取したという薬物の出どころを追っていました。
TatはTanをP’と呼んで調査の協力をしていて、やはりBunの家に侵入してTanの家に避難させた経緯も二人の計画の上だったようです。
次の被害者Nam
そんなTatは、バイク事故で助けてくれたSornと親しくなっています。
黒いバンにのってどこかに行き、日に日に弱っていくNamが倒れているところを二人で発見し病院に運びました。
早期発見により命は助かったNamだったけれど、JaneやNattyと同じように薬物の過剰摂取と、噛み痕が肩についているなど状況が共通しています。
警部Mは、この街で薬物事件はありえないと言う一方で、記者のPatは、ひどい事件の影に誰がいるのかみんな分かっているけれど誰も罰することができないと言い切っています。
金と権力がないと力を持てないこの街で、それを手にしようとしている人間の一人がPuedであり、女の子を利用しているとも…。
Patは黒のバンに発信機をつけ尾行するも見つかり銃殺されてしまいました。
検視をしたBunはPatの胃からSDカードを発見。
Janeが残したある酒席の様子が隠し撮りされた動画が入っていたあのSDカードです。
甘い瞬間のアクセルはお酒💕
朝ごはんとお弁当をTanに渡すBun。
花壇のペッパーツリーの苗に水を遣りすぎるTanをいさめたり、苗を弟、サボテンがお兄ちゃんと呼んだり。
日常的な会話と同居生活の甘さが垣間見えます。
亡くなる直前に誕生日だからとPatが持ってきたブランデーに酔ったBun。
トロンとしたまなざしを向けられたTanは”誘惑されている”と感じるのに、Bunはしてないという。
言っといてからにBunからキスしに行くんだからーーー
とぅんくんの誘惑のまなざしはTWMのKnockの頃と同じく強力!!
で、リップ音ーーーっ!オホッ無理っす
月曜の深夜にまた死んだ(白目)
お酒入ると、何かが起こるなぁ~
EP6 生前のJaneの足取りで見えてきたもの
Patの胃から取り出したSDカードのデータが復元できるまで、別の証拠を求めて夜遅く無人のPatの家に忍び込んだTanとBun。
そこにやってきたMたちに、2人が持ち出そうとしていたPCを押収されてしまいました。
PCにあった情報から、Mは、違法中絶手術を行っていたクリニックでJaneが処置を受けていたことを突き止めました。
彼女を手術に連れてきたのがPuedだったそうです。
復元されたSDカードの動画には、Janeが酩酊状態で男性に性欲の対象にされている様子が…。
彼女に覆いかぶさる男は町出身の国会議員Songchai氏。
Patが話していた、力を得るために女性を差し出していたPuedの話は、自分の恋人Janeを議員に差し出していたことを指していたわけです。
ショックなTanとBun。
しかも、Tanは、騙されたとかなり怒っていて、PuedはTanに匿う協力を得る理由を偽っていたようです。
病院で意識を取り戻したNamが、薬物の出どころに関するBunやMからの質問に答えないまま彼氏とともに退院してゆき、監禁されてしまっています。
Namは純粋に年上の彼氏だと信じているその男はSongchai。
自らの残虐性の高い性的嗜好を満たし、若い女性を使い捨てる非情な権力者に、TanとBunは迫っていくことになりそうですね。
TanとBunの幸せのありかとは
Bunがこの街に越してきた理由は、幸せを求めて、ということだったそうです。
常に上を目指し、時間に追われ競争の中で生きてきたBunはそこから逃れたかったと言っています。
Tanから、Bunにとっての幸せの情景はどんなものか聞かれ、
「緑の多い場所」と答えています。
Tanの家の庭は理想的。でも、もうちょっと花による色合いが加わればもっといいなんて話しています。
Tanの幸せのありかは、
- いたずら好き
- 頑固
- いつも危険に飛び込んでいく
- 正義の心を持っている
ところ(人)だそうです。モロBun。
へぇ~と首をかしげるBun、自分のことだと分かっていなさそうなのが何とも小悪魔(笑)
後日、ふたりで花を買いに行き、花を選ぶTanを写真に収めるBunは幸せそう。
Tanが買ったピンクのユリの花ことばには意味があるようです。
とぅん君がリツイートしていたツイートに「私の見つけた最高のもの、心のすべて(最高)(google翻訳)」との意味がありました。
また、今後のストーリー内で詳細が明らかとなるかもしれませんね。
そして、次回、TanとBunの関係に大大大進展がありそうーーー!
EP7 二人の関係大進展、しかし…
修復されたSDカードに残されていたJaneの姿…。
彼女は、彼らのサポートが欲しいPuedによってSongchai議員とTung将軍に差し出されていたことが分かりました。
以前、パーティー会場でPuedとTanがケンカしていたのは、中絶後うつの治療をしながらも、「もうこんな間違ったことはしない」と言い切ったJaneともめていたPuedを止めに入っていたからでした。
Patが得ていた証拠となる情報をもう少し手に入れたいTanとBunは、捜査官Mに押収されてしまったノートPCを持ち出すことに。
しかし、そこにはこれといった証拠が見つからない…。
警察で消された可能性も…?
TanBun吊り橋効果が関係を押し進める!
危険を冒してノートPCを手に入れたTanBun。
息を切らせ成功と共に帰り着いた二人の手がふと触れ合った。
その手の熱さと絡まる視線が2人を熱い夜へと押し進めていきました。
あ~~まっとぅんㅠㅠ
あーーまっとぅんにしかできないこの呼吸と表現ーーーっつ!!!!
初めてMODでまっとぅんを見る方はきっと、その流れ出るような熱さとあうんの呼吸からくる愛し合う二人の絶妙なラブなシーンに度肝を抜かれるでしょう!!!
まっくん自ら、このシーンを引リツ。
唇が腫れた💋と言っていたのが分かる、熱いキスシーンでしたねぃ。
とぅん君はこの表情が素晴らしい4カットを収めたツイートをリツイ
表情!しぐさ、まっくんのグ―による後ろ髪わしづかみ!(全部萌え)
/////この後はオトナの世界ですが、ベッドでの会話も大人の緩急ですごいところです、こなれ感!///
さてさて(汗)
事件の裏でSongchai議員のために動いている可能性があるというDimとPorに注意を向け始めていたBun。
そのDimがまさかのTanだったと判断したBun。
Bunの燃え盛る怒りの青白い炎と、Tanはどう向き合うのでしょうか…。
それから、TatとSorn、ふたりはとっても仲良しになってます😊
Dimの下で働いている問題児だとBun先生は思っているけれど、SornはTatは悪いやつじゃないと言い切っていましたよね。
一緒に行方不明になっているNamを探しています。
はぁ~癒しのふたり~🌿
EP8 事態が変化し始めた TanBunの選択は
物語半ばに来て、事態が変化・展開し始めました。
裏で暗躍するDimがTanで、Tanが持っている時計はPuedのものであると判断したBun。
Puedを拉致して殺害したのはTanなのかとの詰問に、Tanはこれまでの経緯と自分が知っていることをすべてBunに話しました。
- PuedにはJane殺害犯の目星がついていたこと
- Bunに事件から手を引かせようと脅しをかけたこと
- Bunが引き下がってくれないと自分の身が危うかったPued
- 拉致されたと見せかけて姿を消したかったPuedに協力したTan
- そしてTanはPuedの弟でバーも半分はPuedのものだったこと
これを信じたとして、今度はBunはTanの自分に寄せた好意まで嘘に思えて苦しい。
同居は解消、けれどその直後、ブレーキを細工されたBunは命を狙われ引き続き危険であることが分かりました。
どうあってもBunは守り抜きたいTan。
Bunは、Tanに入る連絡や居場所がすべてわかるよう、携帯をミラーリングできるアプリを設定しました。
これで僕に嘘はつけないというBunに、嬉しそうなTan。
!カップル携帯化!
Puedからのメールで駆け付けたTanだったけれど…
駆け付けたTanは、床に倒れこと切れているPuedを発見します。
救急車を呼び、Puedの心臓マッサージなどを試みるTanだけれど効果があるようには思えない。
ふと見ると近くには注射器が。
悲しさとショックと混乱で落ち着きを失っているTanを、突如包囲し逮捕した捜査官Mたち。
Pued殺害の真犯人は、事件の真相を知る者とPatのつかんだ証拠を消そうとしてるようです…。
まっくんの演技堪能回だよ
EP8は、まっくんの演技の広さと素晴らしさを改めて堪能することができた回。
厳しい展開になってきたけど、ミラーリングされた(カップル)携帯を持っているBun先生と共に戦っていくことができそう。
立ち位置がはっきりしたことで、次回以降、新たな展開へと突入していくことになりそうです。
あ、そうだ!Namをさがしに怪しいアジトを突き止めたTatとSorn。
でも、Sornを守ろうとしてTatが捕まってしまいました。
Tanは警察に捕まっちゃったし、Sornは事故で入院中だし…。心配!
EP9 ストーリー、加速度が増してきた
Puedの死の原因は持病の心臓発作を利用したものでした。
持病があることを知っていたのは兄弟だけという理由で、お兄さんPorはTanがやったと怒り続け、恨んですらいます。
Tanだって悲しいのに( ;∀;)
逮捕されたTanは、Pued殺害犯として有罪となるか、ならなくても消され葬り去られることが濃厚という状況にまで追い詰められました。
裏にいるのはSongchai議員と署長。
ここに、Tanを疑うPorが加わってしまいました。
Janeのお姉さんの力を借り、証拠不十分のTanを釈放してもらうことができたBun。
その代わり、Tanは両方の勢力から自分とBunの身を守りつつ真相を追わないといけなくなっている状況です。
ふたりの出会いは8年前…
EP9は、PuedとBunの8年前の電話での会話で、あーーーーっつってなりましたよね。
PuedはPorと違い、Tanを弟として気遣っていたことが分かります。
落ちたプリントを拾っただけ、でも、大学生時代に出会っていたふたり!!
Tanはあの時のBunを覚えていたのでしょうか?
友だちがお前の大学の先輩だと、Puedから聞いていた可能性はある?
互いへの愛しさはいや増すばかりのTanとBun
Tanが犯人ではないことを証拠からも確信できるBunは、Tanを救い出すためにJaneの姉Rungさんの力を借りることまでしました。
BunがTanを愛していることが、肩に甘くもたれかかるようすから伝わってきます。
夜になって、Porの手下に銃撃によって命を狙われたTan。
誰にも知られていない安全な家にBunと避難してきました。
しかし、兄弟間の問題に巻き込むわけにはいかないTanは、Bun先生を油断させて手錠で家につないでしまい、車で飛び出していきました。
急を要する目的と事情があったようだけれど、油断させ方が大人すぎです
。。。_| ̄|○
演出の技と加速度が増してきたストーリー!
Tanが拘置所で集団暴行を受けるシーンの画面の暗さだけでなく、
銃撃のシーンでは、ふたりが食べようとしていた料理に銃弾が当たり米つぶがはね飛び散る、という演出などもされていました。
状況の激しさと、緊迫した局面であることが伝わる演出に、本格的なクライムサスペンスを作り上げる技が見えます。
物語は中だるみなどすることなく、真の敵の姿が見えてきたことで更なる局面へと突入し勢いと加速度が増してきました。
EP10 ピンチを脱する方法は果たしてあるのか!
命の危険にさらされたTanとBun。
まずは兄Porと話をつける必要があったTanは、Puedを殺害していないことを信じてもらう必要があった。
何よりも、証拠、これを持ってくることが第一の条件。
しかし、その直後、今度は署長の手のものによって拉致され、TanはBunを殺害するよう要求されます。
署長が人質に取っていたのがTatとNam。
Janeの事件から、薬物使用や亡くなった女学生の事件へと問題を波及させたくない署長側の事情が、事件の真相を追うことを諦めないBunを消したいという狙いとなっているようです。
Songchai議員と署長の裏ビジネス
警察の検問に引っかかった人身売買グループによる国外の女性たちの移送トラックがありました。
女性たちは保護され、Rungのリゾートに一時滞在することになりましたが、この人身売買ビジネスを行っていたのが共犯関係のSongchai議員と署長でした。
ふたりの関係はより固く深い愛に変わっている
Tanを思い、彼の安全を自分以上に願うBun。
彼の決断と行動に対する疑いはすでに見られないようすのBunは、心を許して語り合う時間と触れ合うTanとの密な距離感を受け入れています。
Tanに拳銃を向けられ恐怖の表情で逃げるBun。
きっとなにか理由がある、そう感じさせるEP10の終盤でした。
権力者層による政治・司法の腐敗が激しい様子がこれでもかと描かれていきますね。
社会派の一面も濃いドラマManner Of Death、ですね!
EP11 一つの真相、核心に迫る
Bunを断崖の端に追い詰めたTanは発砲し、彼は遥か下の水面へと落ちて行く。
「愛しているBun先生」「私も君を愛してる」
そして、現れた制服のMに発砲されTanもまた水面へと・・・・。
茂みから現れた署長は満足げ。
独自捜査を続けていた捜査官M
Tatたちを何としても救う、その一方で、絶対にBunを守り抜きたい。
Bunのもとに車を走らせるTanの苦渋の表情。
街はずれでそんなTanの車を止めたのは、捜査官M。
いくつかの事件や案件に不審なものを感じ続けていたMは独自に捜査を続け、署長に拉致され、森の一軒家に連れていかれるTanを目撃していました。
事件の核心にいるTanと、事の真相と歪んだ状況を知ったM。
ふたりは人命救助となる現状回避と次の一手のために、大掛かりな計画を実行したのでした。
一つの真実が明らかになる瞬間
Puedの死は、持病を意図的に利用した殺害だった。
持病についての記録をOatら病院の仲間に調べてもらったことで、10年前Puedが救急搬送されたとき、交際していたRungが付き添っていたことが分かりました。
Puedの心臓の持病を知っていて、スパを経営するまでは薬学を勉強していたというRung。
現場に残っていたタイヤ痕も彼女の所有車の一つと一致。
男女関係のもつれかと思われるものの、まずは容疑者としてRungは調査されることに。
同時に、PorのTanへの疑いは晴れたことになりました。
安息の時間
Mと共に拉致されていたTatだけは何とか救えたTan。
自分を守って捕まったTatを心配して隠れ家までついてきていたのがSorawut(Sorn君)。
その様子が愛らしくて微笑むTanBun。
「10年前に出会っていたら僕らもあんなふうだったかな?」
なんていうBunに、
「僕に声を掛ける勇気があったなら可能だったかも…」
8年前に出会っていたことをまだ話さないTan。
神秘的さを残しちゃうTanだね。
EP12 まだ展開を続ける、先が読めなくてスゴイ
Pued殺害の容疑者として取り調べを受けたRungはPued殺害を認めました。
当初からPuedを疑っていたというRungは、Puedの隠れ家を突き止め真相を追及。
「自分が便宜を受けていた有力者の裏ビジネスやセックススキャンダルを暴くと言って聞かないJeneを殺害した」とPuedに自白され妹の復讐をしたと供述しました。
その場で逆上したからではなく、そもそも復讐する計画だったことを確認したM。
だが、Mは、Rungが現場からPuedの携帯電話を持ち去ったことへの供述には疑念が残るようす。
つまり、これは本当にPuedが話したことなのか、Rungの作り話なのか…。
問題のSDカードがついにMのもとへ
Puedの事件に一つの結果がでた形となり、次はJaneの殺害事件の真相へ。
Suradej判事に、大物による犯罪の証拠となるPat記者が残したSDカードがあると相談したTanBunは、信頼できるMにそれを手渡しいよいよ追及が始まると期待できた。
けれど、MはこのSDカードを狙った”敵”に撃たれ、ポケットからSDカードを奪われました。
Oatが言うには、銃弾は取り出したが脊椎を損傷していて厳しい状況。
渋い顔をしている署長と同僚のGun。
おい!撃ったのはお前じゃないかGun!指示出したのはお前だろ署長!
まだ多くの嘘によって隠されている真相たちの気配
Mが撃たれ重体となり、証拠とされるSDカードは破棄され、署長に留置場からあっさりと出されたRung。
ただ、捜査官Mは人身売買の拠点とみられた廃屋から被害女性たちを撃たれる前に救出、その中には事の真相すべてを知る証人Namもいて、病院に運ばれています。
Nam曰く、歯型をつける暴力的な性的暴行を加えていたのはSuradj判事…。
突然Bun先生に逮捕命令が出、緊急避難的に逃走したTanBun。
そう、Mの銃撃犯としてBun先生が指名手配されたのはもちろんGunや署長の差し金。
NamはSorawutとTatが連れて逃げてくれました。
Rungの証言はそもそも信用できず、法の番人すらその渦中にいる敵だった。
この状況をどう乗り切っていくのか?
原作だと、Bunのお兄さんとかもヘルプしてくれるんだけど、ここまで出てこなかったらもうドラマ版は既存メンバーで乗り切るのかも。
でもまだどうなるのか断定できないのがすごいMODです!
EP13&14FINAL 残酷な現実に立ち向かう
このままでは、TanはPued殺害犯、Bunは捜査官Mの殺人未遂犯とされてしまう絶体絶命に…。
とりあえず逃げた先はPuedを匿っていた別荘。
そこでTanたちは、RungがPuedの携帯を持ち去っていたこと、Puedが持っていたもう一つの携帯の存在に気づき、Puedと親しかったTanだけが分かる隠し場所にそれを見つけました。
そこには、RungがJaneを死に至らしめる一部始終が録画されていました。
RungがJaneを手にかけた理由
この街で権力者と強くつながり事業を滞りなく進めるためにRungはなんでもしていました。
そしてついに、判事が妹に強く興味を持っていることに気づいたRungは法曹界の上層部を取り込むために、Janeに助けて欲しいと説得し体を差し出させていました。
恋人のPuedにもその恩恵があった…。
けれど、望まない妊娠をさせられて(タイでは)違法の中絶手術をうけ心も体も傷ついていたJane。
そして何より薬物を扱う買春の場に未成年である教え子Nattyの姿を確認したJaneはすべてを明らかにする意志を固めていた。
あの夜、Janeを止められないと分かったRungは妹をその手にかけた。
そしてRungの妹への仕打ちの理由のもう一つが、元カレのPuedと付き合った恨みでした・・・。
一筋縄ではいかない敵を仕留めた方法は
Rungを諦めさせようと証拠の動画があると示したけれど、Porを人質に取られ動画と共におびき出されるしかない流れに。
携帯を奪われ、命も落としかけたところを救ってくれたのが実は無事だったM。
Oat先生に、重症で危険だということにしてくれとお願いし、敵を油断させていました。
Rungが持ち逃げた携帯にウィルスを仕込み、動画削除ボタンを押せば”アップロード”されるようにしておいたTanたち。
そのオンライン上での追跡中、Janeが権力者たちの買春の現場を撮影していた動画がクラウド上に保管されていることに気づきます。
Janeから返された本にメモされていたアカウントアドレスとパスワードを覚えていたBun。
命を懸けて証拠を映像という形で残したJaneによってすべては明るみとなり、それをもみ消すこともできなくなった権力者たち。
Bunは勝った。
そして、無念の中で命を奪われたJaneや未成年で残酷な性的虐待を受けていたNattyやNam、人身売買といった罪に問うことができることとなりました。
犯罪者たちの末路
Sonchai議員は人身売買で使っていたトラックでこそこそ逃亡。
署長・判事は動画が拡散され逮捕。社会的にもう終わる。
そしてRungは、Porの手にかかりました。Puedの敵を絶対に討つといっていた裏社会の男によって…。
Rungは正攻法で裁かれることはなかった。
それが良いとは言えないけれど、タイの社会の中で、そうすることが視聴者にとってのカタルシスとなるのかもしれません。
TanとBunの結末は
サプライズからのプロポーズ( ;∀;)
命を懸けて互いを信じ守り合い、愛情がどれほど深いかを確認することとなった一連の事件でした。
プロポーズに目頭が熱くなるBun。
美しい大自然を前にした結婚の誓いともいえるエンディングは素晴らしいの一言でした。
あとがき的に
Tanのサプライズプロポーズをヘルプしてくれた謎の黒服3人組
M、Sorn、Tatですよね?二人の関係を知っていて応援してくれていたのはこの3人でした。
そして、この二人の今後も幸あれと願うSornTat💕
そして、最後の最後、シッパー軍団がどよめいたのがここ
もう、どうあってもCPに見えてきてしまう、素敵なBL沼です😆
Manner Of Death、私にとっては特別なドラマでした。
シーズン2や、スピンオフなどがあるかもしれない???という希望はまだまだ抱きつつ、MaxTulがペアでお仕事をする機会があればうれしいなと切に願っています。
画像出典:©WeTVThailand ©WeTVPhilippins
❤️ドラマへの熱い思いを良ければここで✨