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レジェンドタイBL『Love Sick』 恋煩い 誰も教えてくれなかった同性の友人へのこの気持ち

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Love SIck
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2023.6.21 WhiteくんSingくんたちの番組にCaptainくんがゲスト出演!
Love Sick を振り返るという幸せすぎるモーメントとなりました
▶︎動画と内容にも触れています

2020年の今、多くのタイBLドラマが作られ見られるようになったきっかけの一つが2014年の「Love Sick」が人気となったことだったと知り、ぜひ見たいと思っていました。

BLドラマの扉を開いたという本作は、中盤からの胸に来る葛藤やひたむきな迷いと苦悩にハマらされ、これは扉を開く!と唸るしかありませんでした。

さて、中盤以降から高まってくる切ないキュン死シーンの増加から、まだ終わらないで~と思いながら見た本作の魅力など語っていきたいと思います。

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もくじ

作品情報

放送

放送:2014年 タイChannel9(現MCOT HD)全12話

PhunNoh出演シリーズ

Love Sick←今回ココ2014年メイン 全12話
Love Sick22015年メイン 全36話
Reminders2019-20年群像 全3話

シーズン2の感想をお探しの方はこちらです。

演出:Andy Rachyd Kusolkulsiri 

Love Sick(2014)
Love Sick2(2015)w/Cheewin監督
Water Boyy:The Movie(2015)
Make It Right(2016)w/Cheewin&New監督
Water Boyy(2017)
‘Cause You’re My Boy(2018)
Beauty Boy The Series(2018)
Thank God It’s Friday(2019) 他

主演キャスト

BLドラマは新人さん率が高いジャンルでもあるのですが、本作のWhite君Captain君も初ドラマ出演で主演をされていました。

Phun役White君

出典:MyDramaList

White Nawat Phumphothingam 1995/7/2

2020年現在、GMMに所属しているWhite君は、ドラマやバラエティーなどでも活躍されています。

BLドラマだけでも沢山の作品で助演として活躍され、バラエティーも含めて着実にキャリアを積み上げている俳優さんです。

Noh役 Captain君

出典:MyDramaList

Captain Chonlathorn Kongyingyong(Noh)1998/2/2 

俳優・モデル・シンガーとして活躍しているCaptain君。最近では「Greatmen Academy」や5年ぶりにNoh役で「Remindes」にWhite君と出演されています。

ちなみに、Captain君はNew監督(Love By ChanceやUWMA)や本作でPhunの彼女Aim役を演じたPrimroseちゃんのいとこだそうです。

挑戦的だった本作を生み出すために、New監督ががっつり関わっておられた気配がしますね。

冒頭あらすじ

富裕層のイケメン男子が多いと噂の男子高校Friday Collegeに通うPhunとNoh。

音楽部(軽音・ブラバン)の部長Nohは、ドラム注文後に、購入費として計上していた額よりも低い金額が運営費として決定していたことを知り慌てる。

生徒会のPhunに事情を確認してもらい原因が分かるも増額は難しく支払いに困ってしまった。

高官の父を持つ裕福なPhunは、父の友人の娘との結婚を避けるためのニセの恋人になってくれたら助けてあげられるとNohに提案した。

BLファンの妹Pangに恋人同士だと信じこませることができれば、妹の援護を受けて父を説得できる可能性が高いからだった。

しかし、親しくなるにつれて、2人は互いに恋をしていると気づくのだった。

予告編

多くの高校生役キャストたちの、生き生きとした日常を描きこんでいることが分かりますね!

Love Sickの魅力と個性

2020年に活躍中の俳優さんたちを大輩出した伝説の一本

PhunとNohの同級生やブラバンの後輩など多くの登場人物がいるのですが、その中には、

「Gifted」のSing君、「2gether」のToptap君・ガンスマさん、「U-PRINCE」のAugust君、「LBC」や「UWMA」のManow役サマンサちゃんやP’Deanの妹役をしていたPineareちゃんなどなど、まさにキャリアの幕開けだった彼らの姿が見られて感慨ひとしお。

なつかしい名作を見る時の楽しさの一つがここですよね!

そんな皆さんがもっと見られる少し長めの予告編をどうぞ

WhiteとCaptain新人ゆえの粗削りさとリアリズム

放送当時、Phun役White君は18-9才、Captain君15-6才。

まだまだ子供のようなリアクションをするNohのじたばた感など、高校生という年齢相応の主役を、特に初めのうちは、まだ手探りで演じられていたように感じます。

劇中、Phunの妹Pangが通う演技スクールの様子が描かれているのですが、あんなふうに演技指導をうけ、現場では演出されながらPhunとNohを演じられていたのかなと想像してしまいます。

中盤以降は、気持ちと状況にずれが生まれた苦しさに戸惑うふたりの視線が印象に残る展開となり、ふたりの演技もぐんぐん向上していきます。

初々しい2人が見せる恋がきっかけとなって変化していく大人への過渡期のリアルな表情それをキャッチしてみせた映像の魅力が溢れていました。

思春期を終えるころに知った強い感情

WhiteとNohは日本でいう高校3年生。

同性の友人に抱く性的な感覚を含んだ感情に混乱します

2人にはそれぞれ彼女がいて、彼女たちをとても大切にしてはいるんです。

ですが、PhunとNohは、互いに感じる強い感情の方を選びたいと気付き、その感情の正誤に苦悩してしまうんですよね。

相手を求める気持ち・いけないと思う苦しさ

お互いを好きだと確信していくけれど、気持ちを確認したからといってステイタスは変えれらない二人。

曖昧で苦しい状況の描き出し方は唸りたくなる見事さです。

姿を見れば視線が離せない、突き進めないから距離を置こうとしても思い通りにはいかない葛藤…。

状況が動き、2人の気持ちが2人の間でだけでおさめられなくなっていきそうな危うくも密かな関係に萌えます。

カノジョを挟んでいても、後ろ手で手をつないでしまうような漏れ出る思いを確認するようなストーリーでした。

Love Sickとは

同性の友人に恋焦がれてしまう恋煩いの苦しさ
誰も教えてくれなかった初めての感情

ハマリ度は

 4

粗削りさもあるけれどこのドラマ好きだーー!と思いながら見ました。

描き方、アプローチ、そして演出と、感情の引出が増えて視線と表情が締まっていくNoh(Captain君)と、どんどん切実さが増していくPhun。

まだ答えが出せない年齢・状況・立場・関係に対する自然な葛藤が、高校生だからこそ新鮮に描き出されていて大好きでした

私が視聴したのは

本作「Love Sick」はアメリカのNetflixで配信されていたので(VPNで)英字幕で観ました。(2020.7月視聴)

もう約10年前⁉️ LoveSick当時を語るWhite&Captainくん邂逅!

2023.6.21 「Love Sick」に出演陣のWhiteくんとSingくんがホストの番組「Baddy3Friends」になんとCaptainくんが出演されました!

habbit

衣装は高校の制服だよ!!!

*英語字幕が付いているので、自動翻訳などで日本語にできます

視聴してみて、なんというか、思うところが色々あるなぁ……。

やっぱり、あの当時、特にCaptainくんはキスシーンが負担だったんだね。シーズン2はだから映像的に角度で上手くされていたと思います。

ただ、ドラマに使われてないキスシーンはもっと撮っていたらしく、車でのシーンは放送無理だねとWhiteくんが教えてくれた衝撃ビハインドも😳

当時Captainくんはバリバリの未成年だったわけだしね。

突然一躍有名になったことで対処に困ったというお二人。マネージメントをしてくれる人もいなかったようで、ファンに追いかけられた話も。

あと、有名なセリフ「僕はNohが欲しい」を再現。

Ch3のドラマを2023年には2本控えている現役俳優Captainくんはすっとキャラに入っていますよね。Whiteくんも俳優だけど、Phun役をするには照れくさすぎるのか、ついふざけちゃうみたいでした。

それでもありがとう!

ここからはネタバレがあります
ご注意ください

ネタバレあらすじ

若さゆえ 好きの濃度はグラデーション

状況すべてを取っ払えたらどうしたいかと聞いたNohに「おまえが欲しい」と即答したPhun

互いへの気持ちは一致している。

でも、決定的な答えを出せない2人の状況には、お互いのカノジョたちを大切に思っているゆえの思いやりが含まれていました。

友だち以上の存在であるカノジョと、カノジョたちに感じるのとは違う感情がわく男友だち。

PhunはAimとの付き合いも長く、体の関係もあっただけに、AimとNohのどちらも好きな気持ちに苦悩。

いわば、Phunは浮気・二股状態

Aimは気づいているため、彼女をひどく傷つけてしまうことは避けられない流れでした。

スタンスを決めるには曖昧すぎる時期

”好き”では片づけられない感情に戸惑い、そもそも同性の恋人同士というステイタスの選択肢があるのかもわからないふたり

Nohは、”自分は男だからPhunの恋人としてふさわしくない。Aimを大事にしてあげて欲しい”という理性と強がりがないまぜになった思いも絡まっていたりして。

まだ何も決められない段階のふたりの現状維持のスタンスは若さゆえの柔軟さともいえるのですが、そこにはシンプルに”わからない”という本音が。

でも、幸せを感じたり抱き寄せたいと感じる思いが”答えなのかも”とうっすら感じていた二人。

まだオトナでもなく、子ども時代を抜けようとしている時代ゆえの揺れざるを得ない曖昧な様子に切なくも萌えました

タイBL隆盛の陰にNEW監督あり

演出の個性とサントラのカットインのクセなど、LBCやUWMAが制作されたStudio Wabi Sabi系統だよな~と思いながら見ていたのですが、中盤頃からは「New監督いるよね?Love Sickに」という感覚に。

実際、本作の演出をされたAndy監督とはこの後製作されたBLドラマ「Make It Right1&2」で共同演出をされていることや、本作のスペシャルMVでは監督をされているのを確認しています。

本編のクレジットなどを読みだせなくて(タイ語ゆえに…)確認できていないのですが、制作現場やキャストのオフショットをNew監督がIGにあげておられたことから、制作陣のひとりとして関わられていたことは確かなようでした。

Love Sickの2などでは、脚本などに関わられていたりして?と想像たくましいhabbitでした(笑)

「WHY R U?」のSheween監督がちょこっと登場

ふたりが一晩を過ごす浜辺沿いの海の家でイケメンに声をかけてきた現地の人役で「WHY R U?」や「YYY」のSheween監督が登場して思わず吹き出してしまいました。

「Make It Right」では、キャストとして出演もされています!

明るいキャラで表情も豊かなんですよね~(笑)

Love Sick2ではAndy監督と共同演出をされています。

ヒットに一役買ったはずナイスなOST

ヒットドラマにヒットOSTありですよね。

印象に残るメロディーもさることながら、BLドラマにドンピシャな若さと切なさを感じさせるドラマチックなサウンドが生きていた「Love Sick」のサントラ。

オープニング・エンディングだった曲がこちら

Gun Chanagun「ผ่าน 」

耳に残るこの曲、お気に入りだったのですが、なんとガンスマさんが歌われていたんですね!才能!!

もう一曲、Wabi Sabi系統を感じたのがこの曲

キャストver.「SHAKE(สั่น) : LOVESICK THE SERIES」

透明感のある女性ボーカルが印象的。明るさと甘酸っぱさを感じます。

この動画のコメント欄を見ていると、Love By Chanceをみて「Love Sick」に回帰したというようなコメントが多く見られました。

実際にLBCでは「Love Sick」のOSTが使われています。

シーズン2のメインテーマがこの「Shake」で、歌われているのがLBCやUWMAのOSTでおなじみのBOY SOMPOBさん。

いい曲ですよね~!

このMVには本編で見かけなかったシーンも多くありました。未公開カットシーンだったりするのかな?

まとめプチ感想

PhunとNohの関係性と、演じた二人の相性がやはりよかった「Love Sick」。

ここは本当に大事なポイントですよね、ケミがね、ほんと大事

演じている間にどんどん合っていくという演出神論はもちろんあるけれど、そもそも論はあると思う。

そもそもキャスティング神。

終盤に差し掛かると、待って~もうちょっと見せて~となってきました。

シーズン2があったというのも納得。みんな、その後のPhunNohが見たかったということですよね!

シーズン2、さっそく見ました!!

habbit

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