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幽霊が見たい主人公と、実は幽霊な親戚家族、そして何も知らないけれど主人公と恋に落ちてしまうフリーター。
ホラー要素は冒頭の状況説明時くらい、描かれるのは家族愛と主人公たちのボーイズラブ。
主人公がなぜ幽霊を見たいのか、この世を去った人の思い、残された人の思いそういったものを優しく描いてあります。
本作「Ghost Host Ghost House（以降GHGH）」の魅力の一つは主人公PluemとKevinを演じたBoyとTodの溢れるような恋のバイブス。
これを見るだけでも価値があるといえます（断言😊）
どんなドラマなのか、私の感じた本作の魅力と個性を語っていきたいと思います。
GHGHはYouTubeと、アジアBL沼民御用達のLGBTQ+ストーリー特化有料動画サービスGagaOOLalaでも、日本から視聴できます。
YouTubeでは、有志の方によるNeko字幕も付けられていますよ！
Neko字幕についてはこちらで
EP5まで公式の日本語字幕も付いています。
GagaOOLalaとは
有料サービスのGagaOOLalaは月額制。6.99USD/月
運営は台湾の企業で、タイ・韓国・中国・台湾・日本をはじめ、各国のBL作品も数多く配信されています。
そのほとんどがUNCUT版です。
英語OKの方ならばVPN＋ iQIYI＋GagaOOLalaに課金していればかなりの作品をカバーできますよ〜！
好きなものはマカロン、特技はギター😊
Boy君は「GHGH」が初ドラマ初主演。
Kevinのことが大好きで、昂ってしまってねだってしまうワンちゃんみたいなPluemの仕草がすごく良かったBoyくん。
年齢相応、等身大の男子でとってもいい表現をされるなぁとニコニコしながら見ました。
Pluemはどんなキャラ？
お母さんを幼い頃に、お父さんを最近亡くし、言葉が話せなくなってしまった高校生の妹の治療代や生活のためにいくつものアルバイトを掛け持ちしています。
Artおじさんの家族に頼まれてデリバリーをしていたPluemが、アメリカからやってきた彼らの甥Kevinと出会いました。
Todくんは2021-22年制作の「Love Area」シーズン１＆２に出演されています。
準CPだったのですが、ビジュアルの良さとアツいラブをナチュラルに演じるTodくんの印象がとても強く残っていました。
そして出演２作目にして主役です。
Kevinはどんなキャラ？
アメリカで育ったKevinは、幽霊を見るためにあらゆる方法を模索している怪談配信者。
幽霊を見たいある理由があるんです。
タイに住むおじさんおばさんの家にやってきて、時々手伝いに来るPluemと恋仲になるのですが…。
Kevinはアメリカからタイに住む叔母夫婦の家にやってきた。
だが、叔母家族はすでにこの世のものではなく、何らかの理由があって幽霊となっています。
叔父夫婦の雑用を手伝いに来ていたPluemもKevinもそんなこととは露知らず親しく過ごしていたが、やがて彼らの事情知り、またPluemの亡き家族と関係があったことがわかるのだった。
KevinとPluemは近づき、深い関係になるのだが今度はKevinの事情が二人の関係に影を落とすのだった。
一目見た時からKevinに惚れてしまったPluem。
Kevinもまた、こんなに好きになれる人に出会ってしまった。
ぐっと近づいていく二人の初々しさも必見ですが、いざ気持ちが伝われば離れたくない、くっついていたい、もっと先まで行きたいという空気感がとても濃く出るんです。
ほぼ誘ったようなものなのに、進ませないKevin。
もう後には引けないから甘えながらKevinをその気にさせたいPluem。
どうです？ このふたりの恋人感！これ演技だよ！？ ここから先は本編をぜひ！ EP4です。
超常現象状態の叔母家族のストーリーは、特別な友人や親と死別して残された人たちのストーリーとも繋がっています。
なにか重大なことの伏線というよりは、何かに気づき、次のステップへと進むために必要だったもの、と読み取れます。
一方で、旅立ってしまう彼らにとっても、大事な一歩となるきっかけが与えらえた。
決しておどろおどろしいホラーではありませんでした。
BoyとTodのキャラクター解釈は、見事に一挙手一投足に反映されていて驚くばかり。
特に、Kevinを愛おしむPluemの姿は何かを超えてる！ と思わせてくれるほどBoyの演じるPluemはKevinを愛し抜いていると感じさせます。
Todより6歳年上のBoyは、ビハインドなんかでおじさん扱い😆されているんですが、Kevinの愛で方が”ゾッコン”感に溢れていて本当に微笑ましい限りです！
ぜひ”動くPluem”でご確認ください！ 本編絶対見て😆
エンディングテーマやクリップ間のジングル的にも使われていましたよね。
MVのBoyTodをぜひ見てくださいね。眩しいーー✨
死を通して愛する人と触れ合える尊さを知る
BoyTodが見せる恋しさ溢れるラブラブロマンス
3.5
Pluemを演じたBoyがKevinに見せる愛おしさ満載の視線や仕草と言った細かな動きには本当に参りました。
こういう演技を見たかった、と思わせる繊細さがあり、”好きな人をずーーーっと見ていたい、できるならずーーーーと触れていたい”という愛でる感覚が常に溢れていたんですよね。
初出演ドラマだったというから驚きですが、本作が見せたかった”永遠を信じられるような”ラブロマンスを演じられたという地点でBoyくんは大成功していたと思います。
そして何より、そう思わせるだけの魅力に溢れた可愛くて美人なKevin！
あんな素敵な人が目の前で”好き”なんて言うてくれたらそらもうむりです。抱き潰しです。
ここからはネタバレがあります
ご注意ください
habbitまとめあらすじ感想を少しだけ語っておきたいと思います
事故で亡くなった場所の近くには、霊力の強い祠がありました。
それによって、アメリカからやってくる甥っ子Kevinのことを迎えたいと強く願った未練が受け止められ、生前に積んだという善行ポイントの日数だけこの世に残れることになったのでした。
ポイントは何もしなくても1日1日と減っていくけれど、何かを”したい”とき、その影響の大きさに合わせてポイントコストを払うこともできます。
NamとFoonは、亡くなったお父さんに会いたかったPluemのために大きなコストを払ってくれました。
アメリカで暮らしてきたKevinにはJakeという恋人がいました。
Kevinは彼に、もし死んでもずっと僕のそばにいてほしい、80歳になるくらいまでずっとだよと、戯れの願いを口にしています。
そのJakeが、連絡が取れなくなったある日、心不全によって突然にこの世を去ったんです。
Kevinは、約束を守ってくれているはずのJakeに会いたかった。
それがKevinにとっての生きる糧のようになっていたと思うんです。
実際にJakeはそばにいました。Foonが会っています。
ただ幽霊のルールで見ると、姿を表すにはかなりのポイントを消費します。1日でも長くKevinのそばにいるためには絶対に使うことはできなかったでしょうね。
Pluemとの出会いは新しい恋に間違いなかったはずのKevin。
でも、KevinはPluemの求愛を受け取らずにアメリカへと去るんです。
なぜ？の想いはPluemと私たちも同じ。
ただこの熱い恋が、非日常のタイで感じたひと時の感情が見せる一過性のものなのか分からなかったことでしょう。
Kevin自身の中で、自立した自分自身、Jakeの死から正しく立ち直れること、ぎこちなかった義理の父との関係といった家族との関わりにも改めて向き合うことにしたようです。
そして3年。
今もずっとPluemだけを思い続けていた自分自身に答えが出た。ただ、人気俳優となった彼がKevinをどう思っているかはわからかったけれど。
Kevinの叔母さんたちの家を購入し、Pluemは住んでいました。
今でもKevinを思い続け、いつ戻ってきてもいいように元のままで。
愛しているのはKevinだけ。
人気俳優となっても、PluemはKevinにとってのイケメンな庭師でいたいし、Kevinに寄り添えるたった一人の人でありたかった。
その願いがついに叶いました。
3年前、冗談で交わした缶のプルタブリングをアクセサリーとして身につけ続けていたことがその証でした。
ハッピーエンド💕
ホラーが苦手な方も大丈夫。
本作が描いているのは”家族愛”と主人公たちのロマンス。
優しさに溢れたストーリーという点でもおすすめですが、本作の魅力はBoyとTodが演じたPluemKevin のラブラブバイブスにあります。
ぜひご覧になってご確認ください😊
＊YouTube版の最終話EP8は、11/24（木）25:00（深夜1時）からだそうです。しかも UNCUT版！
ということは、あそこのシーンのラブラブが増量となっているのかも？？？💕
habbit関連記事のあとにコメント欄を開きました
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