もくじ
EP12最終回
ついに来てしまった最終回……!
当初の予想通り、瀕死の3ヶ月でした_(:3 」∠)_
人間関係において彼らが直面した難しさに対し、彼ら自身が答えを見つけ前を向いた平和で幸福なエンディング。
ただ……、Boston以外……。
誰にそばいて欲しいのか、誰との関係を大事にしたいのか、逆に続けられないのかという関係の選択をする姿に、彼らの正解と苦しかった道のりが垣間見えて感慨ひとしおでした。
Nick:自分を愛することを決めた優しい人
「ニューヨークに行くまで恋人として愛したい」とBostonから言われたNick。
楽しく甘いデートを楽しんでいた二人。
でも、自分をホールで待たせたまま、Bostonがバーのトイレで他の男(たまたまのBoeingさん)とキスしているところを見てしまうことに。
でもBostonにとってそれはただのキス。
恋人に対しては”一番に大事にしているという心の問題”で、キスはただのキスだという彼の理論がNickの心とは相容れない。
Sandから「自分を愛すること」を意識させられたことでNickの結論は出た。
「ここまでにする」と。
ただ、すごく思いやりのある言葉でBostonを送り出していた。
Nickの中ですっぱりと、Bostonとの関係は不毛だと判断したようだ。
Boston:大事な人・愛してくれる人を傷つけないことが彼の課題に
4年近く親しく過ごしてきた個性豊かな仲間たち。
Bostonの奔放な生活を揶揄しても責めることはなかった。それはBostonをBostonとして受け止めていたから。
でも、そんな仲間を傷つけた。
MewはBostonを「許した」。けれど、”忘れることはない”。
そして、築き上げた友情は消え、終わった。
再構築することは容易なことではなく、Mewにとって、一度消えた友情を取り戻すために努力する必要がある相手ではなかった。
MewはBostonに告げている
「自分を愛してくれる人たちをもう傷つけるなよ」と。
Bostonを愛してくれたNickにも、このあと優しく決別されてしまった。
ここで残念なのは、実はBostonに悪気はないこと。
けれど、大事な人を傷つける行動がなんなのかを知らなければ、Bostonの周りには誰もいなくなる。
TopがMewに出会って自分自身の意識と行動を変えてきたように、Bostonが手放したくない人に出会った時どうするのかが課題となる。
もしかすると、Nickが遠回しに言っていたように、特定の人との関係は持たないことが彼の幸せなのかもしれない。
Bostonは経験を通して、自分と自分を愛してくれる人との関係性についてじっくりと学んでいくはず。
この大学4年の時の経験そのものが大きなヒントであり、答えの鍵だと分かる時が来るはず。
SandRay:強固なものとなった恋人同士
Mewを操れない上に、Topと絡むことすら不可能となったBoeingさんが向かったのはSandのもと。
Boeingの意図がどうあれ、SandがはっきりとRayとの関係を示さなかった姿に業を煮やしていたRayは、Boeingへの愛情の残滓がSandを燻らせているのかどうかを確認します。
キスしてみろ、と。
Sandの初恋であり、長く付き合い将来を語ってもいた相手。
Boeingとの懐かしいキスで揺れたように見えたSandに、自分とのキスも試させる。
さらには、BoeingとRayのキスを見てSandがどういう反応をするのかも。
互いにちょっかいを出されていたとわかったRayとMewの結論は
TopMewに横槍を入れていたことがわかり、SandとRayの間にBoeingさんが割って入る隙はない、と明確に伝えました。
かなりBoeingさん的には屈辱的なあしらわれ方で……。
本当は誰かに愛されたかったのは間違いない。
でも、相手の状況と気持ちをもうちょっと考えるべきだったかも。
ただよ、ただ、Boeingさんはモテるんよ。こんなムーブしなくったって、いい人に出会えるはずなんよ。
よく知っているTopやSandを恋しく思うのは仕方ないと思う。でもいい人に出会って。
二人の未来を共に夢見るSandRay
年越しのカウントダウンをした後、将来を語り合った二人。
Sandの夢である世界のフェスに行くこと、そして、自分たちの名を冠したSandのお酒を売るビジネスについて。
「明確な人生の目標を持たせてくれてありがとう」というRayと
「お前のおかげで人生が楽しい」というSand。
愛を持って互いを支え合うことを決めている二人の未来に幸あれ。
会話し調整し合い支え合うライフパートナーTopMew
同棲をOKしたMew。
条件はSandに元カレ問題で謝罪をすること。
親友であるRayとTopのわだかまりを解くには、その恋人であるSandとも関係を整理する必要があった。
全方向クリアにするために、Mewは時とタイミングを絶妙に選んで交渉してくる頭脳派だからTopは大変だよ。
でもそれで晴れて同棲スタート。
同棲記念にMewに指輪を贈っちゃうあたり、Topはガチ中のガチ。
本当なら跪いてプロポーズしてもいい勢いじゃったろうな。
ま、本当にやる時はMewの顔色も伺いつつ最大限準備しそう😅
ようやく元サヤに戻って同棲に漕ぎ着けたので、ゆっくり進めないとね。
そして、二人での生活上、これは嫌だということを伝えあい、歩み寄れるところを見つけて調整していくことを実践する。
こうして相手を尊重しあっていることを伝え合いながら、末永いカップルになっていくんだ。
そして長きに亘る失われた時間の末にやってきたNC
ファイナルエピファンミで、大スクリーンで同時視聴していたファンの叫びが、ホール中に響き渡ったという……。
確かにな……。
Mewはいろんな意味で心理的にTopには負けてないし、煽るのも上手い。
それに元サヤに戻ってから初めてとなれば……。
これはTopに抱き潰されるなぁと感じさせる見事なバックからのロック。
願わくば事後のツヤ感まで見せて欲しかったけど、Jojo監督はそういうのTopMewにはくれない。
愛をとっくに確認しあってる二人だから、エモさより生活感を優先した演出になってる。
ああ〜SandRayはいいなぁ〜。エモさがカプの大事な要素だもんなあ〜。
まあ、だからこそTopMewはふぉすぶにはハマり役だったんだけども。
そうなんよ
TopMewはふぉすぶで当て書きしてあるとしか判断しようのないほど二人の持つ関係性や発言内容などの設定やエピソード多すぎましたね
さて、このあと厨房からの火事でテキパキと避難を指示したTop。
Topが最も苦しんでいたトラウマが、Mewといることで影を潜め、一緒にいる限り安心だとわかったラストシーン。
ホステルは祝開業、でも次のトラブルの気配は投下していくスタイル
ここで登場!!!!
ホステル「Only Friends Stay」のスローガンは「友達のように気兼ねなく過ごしてもらえるホステル」
MixはMewをロックオン「僕も友達になっていい?」
なんと、Topの決めゼリフが大トリに!
フレゾもS2あったしなぁ〜
毎週本当に瀕死だったけど、登場人物たちの感情や気持ちを推察しながら物語にどっぷりと浸れて楽しかった。
海外勢の間ではドラマをめぐる色々なネガティブな声も聞こえていたけれど、それだけ、オンフレのことを見ている人が多く、見るのをやめられず、話題にしたくなるだけのセンセーショナルさと多面的な視点ができたからだと思います。
楽しかったです!!!
Only Friends
あらすじ感想エピソードリンク
❤️ドラマへの熱い思いを良ければここで✨
コメント一覧 (1件)
habbitさん。初めまして。ドラマ視聴のガイドブックとして、いつも興味深く、楽しく、拝読しております。ありがとうございます。
配信されたばかりのOnly Friends5話を見て、いてもたってもいられず、書き込ませていただきます。登場人物一人一人の心理描写と俳優の皆さんの演技力の高さとそこからくる説得力に、もう言葉がありません。毎回、各々が抱えるやるせなさやジレンマ、思いの交錯具合に胸が締め付けられます。まだ物語は始まったばかり。このあとの展開を、心して受け止めていきたいと思っています。