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『Bad Buddy Series 』視聴感想 宿敵の家門 ライバル同士がおちた恋の甘苦さを神キャストOhmNanonで

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2023.7.5Blu-rayが発売→視聴方法

2021年10月末からスタートした「Bad Buddy The Series」は、前年末、GMMが制作発表をした時から大注目だった一本。

その理由として、GMMの誇る若手俳優さんの中でも、2000年生まれの同い年でリアル親友というOhm君とNanon君の主演BLという点でした。

Ohm君はデビュー作「Make It Right」を皮切りに、名作と呼ばれるBLドラマ・映画でその魅力と演技力を存分に発揮されていることを沼民は知っていたからこそで、しかも、Nanon君は長い俳優生活で今回がBL初主演

さらには、切なく温かく魅力あふれる演出で定評のあるBackAof監督による演出とあっては見ない選択肢はない、と言うほど発表時には大いに盛り上がりました!

期待値通り、いやそれ以上だった「Bad Buddy」、視聴後ちょっとした放心状態を乗り越え一晩眠ってすっきりした頭で感想など語っていきたいと思います。

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もくじ

作品情報

2021年 タイGMM 全12話

演出: BackAof Noppharnach Chaiwimol

Our SkyyEP3&4(2019)
とな墓:彼は清明節に僕の隣のお墓にお参りに来た(2019)
Dark Blue Kiss(2019)
Still2gether (2020)
A Tale Of Thousand Stars(2021)
Bad Buddy The Series(2021)
Moolight Chicken(2022予定) 他

GMMのBLドラマの演出として抜群の人気を誇る演出家BackAof監督

プライベートでは、2021年の今年長年の同性の恋人とご結婚されたことをIGで静かに公表されていた監督の演出されるロマンスには、トキメキと切なさが共存し優しさと明るさがあります。

過去作の評判を見ても、その手腕を信じて間違いないと分かるはず。

そして今回の主演のひとりOhm君とは、「とな墓」で組まれています。

脚本:

Pratchaya Thavornthummarut
Bee Pongsate Lucksameepong

Theory Of Love(2019)
2gether・Still2gether・Movie
OXYGEN(2020)
Bad Buddy(2021)

上記の作品はおふたりが共に関わられたドラマ作品。

その他、Beeさんは「KinnPorsche The Series」(2022)や「Love Mechanics」の脚本チームとして、Pratchayaさんは「Black List」「Sky In Your Heart」の脚本を担当されています。

キャスト・キャラクター紹介

Pat x Pran Ohm&Nanon

Ohm Pawat Chittsawangdee(Pat) 2000/3/22
Nanon Korapat Kirdpan(Pran) 2000/12/18

タイ若気実力派俳優Ohm

Ohm君は2016年の「Make it right」でデビュー。

GMM所属となった最初のドラマが「とな墓」(2019)で、同年の映画「Dew The Movie」では、タイの映画賞で助演男優賞を受賞するほど演技への評価はすでに高い若手実力派俳優さんです。

助演でもひときわ輝くOhm君ですが、ほとんどの作品で主演を張れるスター

彼の魅力は親しみを感じられる自然な姿と演技にあります。

芸歴7年強GMM若手スターのひとりNanon

Nanon君はOhm君と共演した「Blacklist」(2019)や「Gifted」(2018)が印象的ですが、早くから芸能活動を始め、2014年「Hormones2」に出演してからはドラマやバラエティ番組に多数出演されている芸歴の長い俳優さん

Ohm君とNanon君は、この後ご紹介するLoveちゃんと共に2000年生まれ。学科は違えど同じ大学に通う同い年。

しかも当時リアル親友だったオタク尊死ペアが誕生しました。

PatとPranのキャラクターがよくわかるクリップを

EP2の冒頭、PatとPranの朝のシーンがありました(2分15秒くらいまで)

2人のキャラクターがよくわかる、クスりと微笑ませてももらえるクリップとなっています。

2人を取り巻くキャラクターたち

Ohm君演じるPatは工学部。Nanon君演じるPranは建築学部

大学生になって、再び同じ大学で再会した2人が仲間を巻き込んで対立していきます。私にはお初の方もいるなかで、Drake君再びどうぞよろしく(笑)

その他、Patの妹Pa役にLoveちゃんも出演されます。

Loveちゃんは、私たちタイBLファンからすると、2020年の「2gether」でのPear役が最も印象深い役だったのではないでしょうか。

このあとご紹介する予告編では、Paは両親とは違い、Pranと兄が対立することを望んでいない姿がみえて可愛いんですよね~

あらすじ&予告編

はぁーーーーー???!!!!無理ですわ!

無理ですよこれは!

12話、12週間、天国という名のいばらの道が待ち構えているわけですよ!←いばらどころか、血流が循環し倒して健康になるほどの足裏マッサージ道効果でした(どういう意味)

予告編に日本語字幕もあってありがたいですね!

なのであらすじはここでは割愛いたします(笑)

宿敵だけどソウルメイトだった2人の関係が変化する時

ふたりはいがみ合う両家の両親のもとで育ってきました。

でも、ふたりがライバルとなるしかない背景や事情が分かると同時に、彼ら本人同士がどういった関係を築いたのかが分かる冒頭話となっています。

EP1では、PatがPranの口元を押さえて「静かにして」と伝えるジェスチャーをする場面が多かったんですが、ポスターはそれが逆。

PranがPatにそう伝えるシチュエーションがあるのだと感じさせられますよね。

Pranを抱き寄せながら彼を見るPatの視線が、もう”おまえしか見えてない”と言っているようなもので(涙)

Bad Buddy Series の魅力と個性

これは、全人類が見たほうがいい!

大げさな言い方ですが、あながち間違ってはいないと思っています。

BBSは、

  • 地に足のついたロマンスであり
  • 爽やかで明るい学園ロマコメの空気も内包し、
  • そして極端な彼らの境遇が物語を運ぶドラマチックな設定の面白さも

ありました。

ここに、演技力・ケミストリーが抜群に揃った主演が来れば、それだけでほぼ間違いなし

その上、ドラマの空気感や見せ方、テンポが匠の技で演出されていたとあれば、これはもう傑作ですよね。

OhmNanonがくれたPatPranの永遠

いやもう、泣きそう。

人生で唯一友だちになれなかった人 PatとPran

生まれてからずっと敵として互いを常に意識し続け、争い続け、どれほど互いを知り尽くしていても、唯一友だちにはなれなかったふたり

長い間互いを切り捨てることなどできなかったどころか、誰よりも互いを理解していたふたり。

思いの奥深くから芽生えていた感情が示したものは、自分たち以上に互いを分かっている人はいないことと、ふたりで生きていくことの幸せへの実感でした。

そのPatとPranの切なさと幸福感を見せてくれたのがOhmNanon。

しぐさの微細な一つ一つ、視線や口元が示す温かな愛情の横溢から、PatとPranの永遠を信じることができました

誰かの幸せも、自分たちの幸せも守りたい 欲張りでいい

Bad Buddyは、主人公たちの境遇設定はとてもドラマチックでしたが、彼らが選択し行動していく姿はより現実的に描かれています。

いま世界は徐々に徐々に旧概念から脱皮していく気配に満ちています。

家父長制はじめ、結婚のあり方、性的マイノリティに関するいろいろも含め、ひとりひとりの幸せがどこにあるのか、それを手に入れようとして全然いいのだということに実はみんなが気づいています

PatとPranは誰よりも互いを愛し、そして家族も愛していました。

どちらも手に入れられる方法はあるかもしれない、手に手を取ってそこを目指してみる姿に共感と勇気と希望が見えてとても素晴らしいと思いました。

ワイルドカードOhm君がついにペアを組んだNanon君

(c)KAZZ Magazine

タイBLドラマのマーケット戦略として、BLドラマで主演カップルを演じた俳優さん方が、CPユニットともいえる形でCPファンと共に歩めるよう活動されることがあります。

GMMもしかり、と言う部分もあり、主演CPを誰と組むかでその後の活動にも影響があったりします。

演技力、表現力抜群のOhm君は、タイBLドラマ界隈では誰と組んでもケミストリーが抜群のワイルドカード的存在として信頼を置かれています。

そのOhm君がBL主演初のNanon君と組んだということは、今後、OhmNanonがGMMでのホームCPペアになると考えられるわけで、その尊さが更にBad Buddyの魅力を高めました。

OSTMV

Nanon君の歌うOST MVがこれまた!!!

EP5までのエンディングテーマ曲はNanon君の歌うこの曲。

Nanon Korapat「Just Friend?」

はぁ……。

OhmNanonは絵になりすぎますねえ💕

ヤバいやろ……😭

EP6からのエンディングテーマ曲はこれ

Kecha Nontanun「Secret」

EP6からエンディングテーマ曲として流れたのこの曲「Secret」。

PatとPranの関係が変化し、次のステップに進んだふたりを表すような曲です。

EP6までのシーンも含まれているので、これから視聴すると言う方で気になる場合はご注意ください。

視聴後もこれで癒される😭ふたりの曲はこれね💖

EP11、そして最終話と見終わると、得も言われぬ感慨につつまれ、言葉を失うはず。

それはBad Buddy Seriesの後遺症。

もうPatPranの物語が一旦終わってしまったことへの、喪失感であると同時に、満たされ切った感動ともいえる気持ち。

そんな、感情が迷子になった時、ぜひこのMVを見てはどうでしょうか!

私は救われました😭✨

Nanon Korapat「Our Song」

Nanon君素晴らしいね。

そして、回想の中のふたり、PatPranのまぶしさよーーーー✨

Bad Buddy とは

宿敵の家門に生まれたライバル同士
落ちた恋の甘苦さ
OhmNanonのケミと魅力にハマり切る

ハマリ度は

 5

ビンジしていたら、おそらく二日以内に一気に視聴完了したであろう、それほどまでに先が気になりつつも、いつまでもこの世界に浸っていたいと感じたドラマでした。

終盤に近付くにつれて、Twitterのトレンド上位に上がるほど世界で話題にされドラマ人気のほどが伺えたほど。

太陽の光、海の大らかさや学生たちの血気盛んな様子など、PatPranが吸ったタイの空気を一緒に味わったような爽やかさもあります。

素敵な物語でした。

Our Skyy2でPatPranにまた会える!

人気BLドラマの二人のその後を描くスペシャルエピソードを集めた単発オムニバス「Our Skyy2」が2023年4月からスタート。

本作「Bad Buddy」のスペシャルエピソードは、おそらく5/31&6/1の水木になると思います

PatPranのその後を見ることができるんですよ〜嬉しい😆

撮影終了のツイート

habbit

視聴方法のあと、各話ネタバレあらすじ・感想を語って行きます

視聴方法(2023.9.1現在)

①今すぐVODで

下記の主なサービスでは会員見放題で配信されています。

買い切り型の全話パックなら

*2023.1.27現在の情報となります。最新情報は各サービスにてご確認ください。

②2023.7.5発売のBlu-rayで見る!

③YouTubeで英字幕などで見る

GMM公式YouTubeチャンネルでも全話英字幕などがついて配信されています

▶GMM Youtube Bad Buddyプレイリスト

ここからはネタバレがあります
ご注意ください

ネタバレあらすじ・感想

さすがGMM、というか、さすがOhmNanon & Aof監督!

1話で完全につかまれたのですが、エンディング映像で天に召されましたので、各シーンを求めて毎週見続けることになりました。

ここからは毎話の視聴感想などを簡単にあらすじと共に残していきたいと思います。ネタバレを完全に含みますので、望まれない方はご注意ください。

EP1 宿敵だけど、ソウルメイト

つかみの第一話にまんまと引き込まれました💕

2人が育った状況と背景、そして、ふたりが意識的・無意識に築いていた本当の関係がわかるエピソードが1話に詰まっていましたね!

運命が回り出した

ビジネスで諍いを深めてしまった同世代の両親。しかも隣同士で同じ年に息子が生まれたことによって、親の感情を子であるPatとPranも引き継ぐことに。

ことあるごとに競わされ、でも、ふたりはそれぞれに優秀で好敵手となります。

その2人が、3年のブランクの後に同じ大学で再会

建築学部の仲間が始めたPatたち工学部とのトラブルに対応しないわけにはいかなくなるPranでしたが……。

敵だけど敵じゃなかった

そうなんですよね。

互いの家の悪口や意地の張り合いの真っただ中で育ったのですが、彼らは彼らだけの秘密を共有し、互いへの信頼と思いやりを築いていました

ちょうど10歳前後くらいの頃、溺れかけた妹Paを咄嗟に救ってくれたPranに恩義を感じていたPat

親には言わないでと懇願したPaの気持ちを汲んで、3人の秘密となっていました。

大学での友人同士のトラブルを収めるために手を組んだ2人は、一気に距離を縮め、チャットアプリで”友だち”に。

「何か困ったことがあったら、恩義を返すから言えよ、でも人前はやめろよ、仲良いと思われるから」

そう言った小学生時代のPatの言葉が全てを物語っていますよね。

仲はもうこのころから良かったんですよ!

ただ、緩やかなロミジュリ状態で、そのまま2人は”ただの”ライバルに。

そして、大学で再会。Paの言う通り、それはもう”ソウルメイト”だと(笑)

Pranの笑顔!!(泣)

あ、それから、薬剤師さん、BackAof監督でしたね😂

それからこの薬局、「Golden Blood」でSkyがお花を買ったあのコンビニ前のロケーションじゃないかな

エンディングで瀕死に

今後、訪れるであろうエピソードのシーンと思われるカットの数々が収められたエンドクレジット。

ファンを瀕死にさせるだけの破壊力を詰め込んでいて要注意です!

毎週毎週、瀕死にさせられて視聴を終えるのかと覚悟を決めた瞬間でした(笑)

EP2 これはもう因縁じゃなくて縁

偶然に偶然が重なり、廊下を挟んで真向かいの寮に住んでいた2人。

デリバリーのミスでPatの注文を食べちゃったPranがお詫びの品とメモを残したことで、心遣いが細やかなお向かいさんを口説きにいっちゃうPat。

アクシデントとトラブルが、ますます二人を近づけるんですよね!

考えてみれば、にらみ合っている両親のもとで、生まれてからずっと相手を過度に意識してきたPatとPranが誰よりも相手のことを知り尽くしてると言ってもいい。

親の知らない彼らだけの交流の中で、彼らの間に生まれていた”親近感”と”気兼ねの無さ”が、きっかけひとつでがらりと関係性の意味を変えることが可能なことが分かるエピとなっていました。

PranとPat数年関わっていなかった理由

Pranは音楽も好きで、作曲までしているようですよね!

高校時代にギターボーカルでステージをしたときに、ドラムがPatだったことで、一緒に活動していたことに怒ったご両親に転校させられてしまっていました

それほどまでに両親同士の確執は深く、仲違いする必要のないふたりは振り回されていた形だったことがはっきりしました。

でも、Patは自分のせいでPranが最後まで演奏できず、転校までしたと罪悪感を抱いてもいました。

2人は相手の良いところも知っているし気も合っている。気兼ねせずにいられる関係でもあり、何より、引き離されても引き離されても、結局は絡んでしまうしかない縁がありました。

EP3 Pranの初めてのトキメキの相手とは!?

PatとPranを除いた友人たち同士が、あの監視カメラ付きのパビリオン型バス停を喧嘩で破壊してしまいました……。

再建させるよう言われたのが建築学部のメンバー。

監視カメラには彼らが喧嘩を仕掛けた様子が映っていたようです。

けれど、元はと言えば、クラブでバイトする建築学部のひとりをからかって笑う動画を工学部のメンバーが撮ってSNSにアップしたことが原因

費用をねん出するために悩むPranの手助けをすることにしたPatは、ことの事情を知って自分の友人たちも再建の活動に参加させることに成功しました。

Pranの初めてのトキメキは

バス停の再建デザインに苦慮するPranは、恋のトキメキをヒントにするよう友人にアドバイスを受けたのですが、初めてときめいたのが何と高校時代のPatに対して

学祭本番中にPatとバンドをしていることが両親にバレて辞めさせられることになったギターでしたが、その練習をしていた頃、ピックを忘れたPranに、自分のプラスチックの学生証を切ってくれたPatに無意識にときめいていたんですよね!

そんなPranの様子に、やっぱり気づいていたPat。不器用に拒絶するPranをよく見ているPatは、ついにPranから香る匂いが好きだと気づいてしました

あ~これは、恋が深まるサインですね~😍

それにしてもOhm君は私的変則リア恋枠過ぎてしんどい

夢女では基本ないのですが、Ohm君に限って言えば、誰かの彼氏として微笑むようすを見ているだけで、こちらまで恋している気分にさせられます。

通常のうまい俳優さんのロマンスドラマを見ている場合だと、私はその俳優さんが演じるキャラクターが恋している相手がどんどん素敵に見えてくるんですが、Ohm君は恋している顔などが素敵すぎて、誰かを恋しているOhm君が好きすぎるという感覚に陥ります。

私の彼氏ならいいのにと言うのではなく、作中の相手に恋するキャラクターを演じているOhm君に惚れていくんですよね。

にこにことふざけている愛らしいPatが、好きな相手に見せる真剣なまなざし一つで一瞬にしてハートを射抜かれる感じ。まだまだドラマは序盤なのに、こんなんで心臓持つかなーーー🥺

高校時代、部室に置き去りにされていたPranのギターを保管していたPatが、ついに持ち主に渡すシーン。

Pranの笑顔を優しく見つめつつ、彼氏過ぎるしぐさを見せたPatに逝って下さい。曲も良い😢

EP4 Pranの思い、罪作りなPatの無意識

バス停再建に意欲を見せない建築学部と工学部のメンバーを奮起させるために、PatとPranは彼らの敵対心や負けん気を刺激します。

密かに協力し合い関わり合う中で、PatとPranの間に生まれる親密な関係は、両家が敵対関係にあることをひと時忘れさせました。

Patが見せるPranへのちょっとした甘えモードや、おまえって可愛いなとふと口から突いて出てくる甘い視線や言葉。

高校時代Patにときめいたと気づいて以来、Pranの思いは打消しこそすれずっと心の中に眠っていたことが分かりました。

Inkの存在が気づかせるPranの本当の思い

高校時代の同級生Inkと、ふたりは学内で再会します。

明るく社交的で行動力のある彼女は、Patにファッション写真のモデルを依頼する関係で何度か会うのですが、Pranは、ふたりが一緒にいる様子をみると悲しいんです。

Inkのことが好きなのかと互いに確認したいPatとPran。

PatはPranとライバルになってしまわないかを確認したかった。でもPranはPatがInkのことを好きじゃないことを確認したかったんですよね😢

PranがInkのことを好きじゃないとわかってPatはPranに恋バナ相談をします。彼女に好かれるか気になるPatは「お前なら俺のこと好きになる?」というような。

Patのどんなところに好きが溢れたのかを自覚していたPranの心は押しつぶされそうにみえました。Pranの潤む瞳が切なくて切なくて……。

GMMのリアリティーLIVE「SAFE HOUSE2」でこのシーンを見ていたNanon君がその時の感情がわき上がってきたようで涙を拭き、Ohm君が慰めに行く場面がありました。

それほど見ている私も胸が押しつぶされそうになった切なく悲しいシーンでした。はぁ、、Nanon君さすです。

EP5 神回来た……😭

_(:3 」∠)_

……

😭

恋していることを自覚し、その気持ちに戸惑い、抗えないと知る。

制御不能な自分の気持ちに振り回されながらも、胸の内にある自分の心が誰を求めているのかを知っていくPatの回でした。

Pranの友人に嫉妬し、絡んで殴られて、自分がどれくらいPranに恋心を抱いているのかを知って衝撃を受けます。バカみたいに取り乱した自分の心の意味がはっきりと突き付けられました

Inkが好きだと思っていた気持ちとの違い、Pranとの間にあったねじれてしまった関係性のせいで見えなくなっていたもの。

一つ一つが明らかとなり解けて行ったその先にあったのは、Patにとって予想だにしていなかったPranへの恋心でした。

自分たちの関係は何なのか

EP5、神回と呼べる終盤の屋上のシーン。

生まれてからずっとライバルとして競わされ、競わなくていいと分かって楽になった代わりに自分の胸に広がったPranのいない空虚感。友人としてふるまうこともできない今の自分たちの関係が何なのか。

何の関係でもないふたりの仲、では友だちになりたいのかと言えば、違う。

Patの心から漏れ出る言葉を聞いて、すでに涙が静かに流れ始めていたPranに胸を突かれ、Patの意味するところが伝わる視線にこちらまで涙が流れました。

恋しい、その気持ちがどちらからも伝わる、胸がしーん、と静まるような、でもジーンと熱くなるようなキスでした

はぁ~さすがOhmNanon&Aof監督……。

互いの思いを確認はしたけれど、これから自分たちがどうすべきなのか、どうしたいのか、今度はこの先に悩むことになりそうですね。

素晴らしいな

EP6 好きだとしても……多難さが身にしているPranとPatの思い

互いに、恋愛感情があると気づいたPranとPat。

でもPranはだからと言って付き合うという道を選ぼうとしませんでした。

PatはPranらのボランティア研修に果敢にも密着し、Patの友人Weiらから睨まれながらも自分を避けるPranの気持ちを知ろうとした回でした。

あまりにも多難すぎる二人の関係、始めるには勇気が必要だったPran

生まれてこの方、Pranは、Patの家族に対する激しい憎悪をむき出しにする親の姿や行動をいやというほど目の当たりにしてきました。

高校時代には、Patとバンド活動したと言う理由で学期の途中に無理やり転校させられ、傷ついた経緯もあります。

一度始めてしまえば、これまで静かに平穏を保っていた自分の心ももう維持できず、家族の心を乱した挙句、始めなければよかったと思う未来が濃厚でしょう。

それでもPatはPranのそばにいようとします。

関係を切るにはもう遅く、かといって付き合おうともいえないふたり。

その結果が、”先に惚れた方が負け”という勝負へのコールでした。

先に惚れた方が負け

もう、ふたりとも惚れているのに、今さら???

とっさにそう感じてしまいました(笑) 

ですが、認めたとして甘々の関係になるかと言えばそれは少し無理

二人には長くライバルとして張り合うことで築いてきた関係性があって、実はこれがそもそも互いを意識し存分に挑発し合いながらじゃれていた方法だったといえます。

EP6ラスト、相手を落とす切るために、様々な口説きモードを発動する二人ですが、それはまさに勝負の中で繰り広げるいちゃつき(笑)

どうやったって、長年Patを思い続けていたPranの方が上手ですよね!

指舐めなんて、強すぎました!!!!

リアクションしたPat、Ohm君の表現力がハンパなくて死にましたわ! あの表情、OhmNanon強すぎです

それから、エンディングテーマ曲が変わり、クリップもこれからのふたりをほうふつとさせるシーンが盛り込まれたものに変わりました。

まだまだ墓は立ちそうです。

EP7 先に好きと言わせた方が勝ち 口説き合いの壮絶萌え

ぎゃーーーー!!EP7も墓ーーーー!毎話最高を更新してくるBad Buddy🔥

最高や_(:3 」∠)_

……PatとPranは大学二年生に。

あのボランティア旅行から、ふたりはずっと先に好きと言わせる戦いを続けていました。

口説き作戦、嫉妬作戦、お色気(?)作戦。

って、結局どれもいちゃつき大作戦なんですけどもね!💞

建築学部恒例の演劇にPatがキャスティング

Pranが演劇のスタッフに加わると分かり、Patもキャストオーディションに飛び込みました。

木琴が演奏でき演技もできる主演の枠で、どちらも合格点のPatなのですが学部が違うため、採用されたのが別の学生さんでした。

結局、その学生さんが責任感ゼロのためにPatに声がかかる展開に。

その劇は、タイの時代劇ロマンスをBLにリメイクしたロミジュリ風の物語。

PatとPranの関係を地でいくドラマチックな物語ゆえに、Patのセリフはどこまでもリアルに響いていました

戦い続け、ついに決着が!

お互いが好きであることを、好きと言わずにひたすらに確認し合い続けていたふたり。

ついに、自分がきっかけになって主演が辞めてしまい窮地に陥ったPranが折れたことで決着がつきました。

Patの言葉が本当に愛らしいんですよ。

Pranは恋人には美味しいものを食べさせてあげたいと言っていたけれど、自分は恋人を勝たせてやりたいんだって!

二人の関係が根底から変化していることがはっきりとわかるEP7。

その分だけ、ふたりの思いは、もうライバルとして張り合わされていた頃には二度と戻れないほど遠くまで来たと言えます。

EP8は、そんな甘い関係に影を落とす問題がじわりと飛び出してきそうですね。

EP8 幸せを知ってしまったふたり、後戻りはもう……

お互いが好きなことは認め合ったPatとPran。

甘いやり取りも、突っかかり合いも、どんな時間も幸福で、笑顔しか浮かんでこないほど。

けれど、秘密を守り抜かなければ続けることができないこの愛の切なさと難しさも同時に感じていた二人がEP8にはいました

交際の小さなピースだけでも世間に示したいPatのきもち

2人の関係を守るため、ひいてはPatのことを守りたいがためにPranは細心の注意を払って2人の交際を秘密にすべきだと努力していました。

家族や敵味方となっている友人同士に知られることによって、良い結果を生まないことを恐れていたから。

だからこそ、そんな努力を無にしかねないPatのSNS投稿にムキになりついつい口論に。

誰とも分からないようにはしてあっても、建築学部の誰かとの交際か口説いていることを匂わせるPatの投稿が危険だとPranは感じてしまったんです。

それでも、喧嘩して仲たがいする方が悲しいことを実感したふたりは仲直り。

ただ、大問題が勃発してしまいました。

舞台裏でじゃれている姿を、建築学部の演劇チームと互いの友人に見られてしまったこと

仲間を裏切っていたと見做されてしまうことになる2人は一体どうなるのでしょうか……。

EP9 仲間の反応と和解 別れるなんてないふたり

2人が恋人同士だと知られてしまったPatとPran。

予想通りそれぞれの友人たちから、隠していたことを責められて、まるで裏切り者のような扱いを受けてしまいます。

Patの親友は、隠していたことを責めたくらいで付き合いを応援してくれたのですが、問題はPranの親友Wai。

Waiは建築学部の演劇公演をPatと無事に終えても、ラグビーの試合で憤懣をぶつけてくる、いわば拗ねている状況でした。

別れるなんていう選択肢はすでに持ってもいないPatとPran、ふたりだけの時は甘々でしたね。

危険な目に遭ったPat でもそれがきっかけで和解へと

ラグビーの試合でWaiとぶつかりながらも結局は協力して逆転勝利を収めたPatたち。

でも、相手チームともめたWaiが、バイト先のクラブでまたもや彼らからの嫌がらせに遭い、居合わせたPatが黙っていられずに助っ人に入りました。

帰り際に因縁を付けられ、もめた挙句に銃を持ち出され、もみ合った末に発砲。

怪我をしたPatは、現場に残された銃に指紋がついていたからと不法所持の嫌疑をかけられる羽目に。

それを助けてくれたのがWaiでした。

学部同士の諍いもこれで収まりそうだし、ふたりの関係についても友人たちは応援してくれることになりました。

ただ、次の問題は両家の両親……。

Patの病室を出たところで、彼の家族と鉢合わせ。お父さんとお母さんの表情が、Pranを見て険しくなっていましたね…。

毎週毎週、PatとPranの関係はどんどん甘くなっていってます。

ちょっとしたふざけ合いや、からかい合いのナチュラルさが最高。

OhmNanonのポテンシャルの高さがPatPranを生き生きとさせていて、14話以降も終わらないでほしいです。

EP10 長年の諍いの真相 失った時間と友情の枷

EP10は、十数年間諍いを続けてきた両家の因縁ともいえる「原因」を知ることとなりました。

両親を古くから知る従業員の方の話を聞き、両親の出身校を調べ、親が語らなかったことを知り真相に近づきました。

強烈な怒りと憎悪を抱く両親の元で、互いに敵対し、競わされ、嫌いでもないのに仲良くすることを妨げられてきた二人にはつらい真相でした。

諍いの根、その真相とは

両親のビジネス上のトラブルが元で諍いが始まったと聞かされていたPatとPran。

けれど、Patの父とPranの母が高校時代、

  1. 優秀なもの同士意気投合し友人として多くの時間を共に過ごしていたこと、そして、
  2. ある時から袂を分かってしまったこと

が分かりました。

袂を分かった理由、それは、Patのお父さんがPranのお母さんの奨学金を奪ったことが原因でした。

お父さんが、”Pranのお母さんは大学に行かないと先生に告げた”ことが原因で、お母さんが気づいたときには進学を断念するしかなくなっていたと言います。

人生が大きく狂い、未来が奪われたと。

Patのお父さんは結局親の事業を継いだことから、Pranママにしてみれば、自分から大学進学を奪う必要はなかったのにと思ってもいます。

PatとPranが苦しかったのは、家同士のビジネス上の問題が原因なのではなく、

  • 父の、母の憎悪を肩代わりさせられてきただけだったと知ったこと、それによって
  • 互いに過ごせた多くの幸福な時間を失ったと感じたことでした。

InkPa幸せな進展を見せる

Inkの小さな思いやり、常に自分を見てくれる安心感、そういったものにときめき始めていたPa。

Inkのことが好きなんだと気づいたPaの可愛い戸惑いと遠まわしな告白が実ったのもEP10でした。

Inkスパダリ💞

演じたMilkLove、すごくステキだった!!!

EP11-12最終回

利己的な理由で誰かの未来を奪ったPat父、すぐ近くに暮らし恨みを消すことなく燃やし続け、その怒りを肩代わりさせてきたPran母。

高校時代は卒業を間近にして友人たちと引き離され、転校までさせられたPranにとって、親の個人的で利己的な理由から失わされた多くのことへの悲しみは大きく、すぐには癒えそうにありませんでした。

家出

ふたりで家出したPatPran。

顔を見合わせばきっと傷つけあってしまう。親でも、完璧な人間などではなく、感情があり過ちも犯すともう知っているくらいには大人なPatとPranにとって、家出はふたりの時間であり、親子の冷却期間となりました。

悲壮感を漂わせないように、家出を俺らのハネムーンと呼ぶPatの笑顔。

Patは、親よりもPranを選択すると固い決意を秘めていました。

母の悔しさ悲しみ、過ちを理解していたPran

どうあっても、お母さんを愛しているPran。

今目の前にPatがいて、彼と結ばれたPranにとっては、母とのわだかまりをいつか手放すことになると感じてもいました。

家族を捨ててPranの幸せがあるとは思っていなかったPat。

二人の決断は、もう一度家に戻り、別れたと伝えることでした。

4年後

建築家としてシンガポールで働くPran、父の家業を継いだPat。

二人は、高校の同窓会に出席します。

ふたりが宿敵同士だったことしか知らない高校時代の友人たちにも、家族にも、ふたりが付き合っていることは内緒でした。

そう、ふたりは一部の人にだけ事実を告げ、コンドミニアムで同棲同然に暮らしてきていました。

自分の道・自立の道を手にした彼らを笑顔で送り出す親の姿も

息子たちの家出で自分たちのしてきたことの意味を知り、わだかまりと怒りで曇っていた目が晴れたPat父とPran母。

屋根伝いにPranの部屋へと通うPatのことを、どちらの両親ももう咎めるつもりはなさそう。

これは、ふたりの仲を認めたも同然でしたね。

さいごに:今後のOhmNanonが楽しみ

2022GMMドラマ「VICE VERSA」でもCPを?!

2022年にGMMで制作放送予定とされているBLドラマ「VICE VERSA」のイメージティーザーでは、OhmNanonがCPらしいシーンがあります

OhmNanonが主演ではないのですが、主人公たちの姿はOhmNanon演じるTessPakornに見えているという複雑な設定に。

特別出演的な分量といえるかもしれませんが、また思い合いう二人が見られそうです。

予告編はこちら

そうです、主演はWei役のJimmy君です!

ドラマの原作は「2gether」「Theory Of Love」で大人気のJittiRain作家。

詳しくはこちらの記事で!

その他の2022年GMM BLドラマラインナップの詳細はこちらの記事にまとめています。

画像:(C)GMM TV CO.,LTD 出典:@GMMTV

あわせて読みたい関連作

BackAof監督演出作はどれもおススメ。そこから2作を。

⭐大ヒット「2gether」のその後のSarawatTineを描いたエクストラエピソード「Still2gether」

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❤️ドラマへの熱い思いを良ければここで✨

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