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A Tale Of Thousand Stars 心臓をくれた人が導く幸せの在処 恋の美しさ愛の気高さに泣く

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A Tale Of Thausand Stars
habbit

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2019年にGMMより制作発表がされてから早1年強、ついに2021年1月29日より放送された「A Tale Of Thousand Stars」。

簡潔に「1000Stars」や「千星物語」とも呼ばれています。

質の高い原作のBL小説を基にしたドラマ化作品ということもあり、待ち望んでいたファンの方々を中心にドラマへの期待も盛り上がっていました。

主演はEarthさんとMix君。

私には今回初だったMix君を見るのがとても楽しみでした。

そのMix君がもう1話から良くて、Mix君大称賛でラストまで!

全編通してうるうるし続けました。

どういったところがステキだったか、ウルウルしてしまったのかなど、詳しく語っていきたいと思います。

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もくじ

作品情報

2021年 タイGMM 全10話

*1話1時間以上の回もあり。1話45分ほどのドラマに換算すると全15話強のボリュームでした。

原作:Bacteria著「A Tale Of Thousand Stars」

日本語版がKADOKAWAより上・下巻で発売されています

演出:Aof Noppharnach Chaiwimol

Our SkyyEP3&4(2019)
とな墓:彼は清明節に僕の隣のお墓にお参りに来た(2019)
Dark Blue Kiss(2019)
Still2gether (2020)
A Tale Of Thousand Stars(2021)
Bad Buddy The Series(2021)
Midnight Series:Moonlight Chicken(2023)
Last Twilight (2023予定)他

そうです、本作の演出をされるのは、ここ数年のGMM人気BLドラマを手掛けてこられたAof監督。

この後ご紹介する予告編を見ると、ロケーションや撮り込まれている風景から「とな墓」に近いエモーショナルさと美しさが感じらます。

冒頭あらすじ&予告編

チェンマイの国境に隣接した村パパンダオでボランティア教師をしていた女性Torfunは、帰省途中事故に遭い脳死に。

彼女の心臓は、時を同じくして重篤な状態に陥っていたTianに移植された。

Tianは、ドナー女性の手帳に記された生前の幸せな暮らしの様子と、大みそかの夜に星を1000数え願いを叶えたいという思いに興味を持ち、パパンダオへ教師として赴くことに決めた。

Tianはそこで、昏睡状態の時にTorfunが「彼をお願い」と託して消えた森林警備隊の隊長Phuphaと出会ったのだった。

予告編

音楽、俳優さんたち、そして映像をみていると、温かくてなつかしさに心を引っ張られていくような素敵な雰囲気です

亡くなったTorfunの事故に何か疑惑も残る気配など、気になるストーリーですね。

キャスト

Earth Pirapat Watthanasetsiri

Phupha役 1994/2/23

Earthさんは、「Love By Chance」(2018)のサッカー部Type先輩や、「Theory Of Love」(2019)のUn先輩役など、日本で人気となったBLドラマで印象に残る助演として出演されていますよね。

がっしりした体格と頼れる大人の雰囲気を持つ風貌のEarthさんが、26歳の若さにして森林警備隊の隊長役というのも納得の存在感です。

Mix Sahaphap Wongratch

Tian役 1998/7/22

Mix君は現役の大学生であると同時に、ボーイズグループCute Chef Thailandのメンバーだそうです。

笑顔がかわいいですね!

天然資源省政務次官を父に持つ裕福な家庭に育ってきたけれど、幸せを実感できない人生に行き詰っていたTian

Torfunから受け取った心臓とともに新たな出会いを通して変化していくTian役です。

共演作は増え続ける

あすみくが主演として共演しているフルシリーズは2023年1月末現在で3本。

  • A Tale Of Thousand Stars(2021)
  • Cupid’s Last Wish(2022)
  • Midnight Series:MOONLIGHT CHICKEN(2023年2月から)

「Moonlight〜」では、大人の恋が描かれることがわかっています。あすみくのケミがさらに大爆発しそうで今から楽しみです!!

助演の皆さん

助演の皆さんも素敵でした。

Khaotung、White、Drake君たちも出演されています。

  • Aye Sarunchana Apisamaimongkol(Torfun ドナー女性)
  • Nammon Krittanai Arsalprakit(Dr.Nam Phuphaの同僚)
  • White Nawat Phumphothingam(Tul Tianの親友)
  • Khaotung Thanawat Rattanakitpaisan(Longtae パパンダオ村長の息子)
  • Drake Sattabut Laedeke(Phuphaの後輩 Rang) 他

1000Starsの個性と魅力

第1話からストーリーテリングが完璧だった

第1話視聴後の印象として挙げていた点が

  • ストーリーテリングの完璧さ
  • Mix君演じるTianがすごく良い

の2点でした。

先ほどキャスト紹介のところでも出た、心の幸せを手にしていたドナーTorfunの人生に興味を持ち行動することを決めたTianシーンがこちら。

そしてもう一つ、パパンダオで出会う前にすれ違っていたPhuphaとTian。

ん?となるTianの表情が印象的でした。

この日のTianの退廃的なやさぐれ感がグッときます。

心を満たすものに出会えていないTianは心臓のこともあり元気をなくしていたんですが、

この心臓を得たことに関して父の特権に紐づく不正の臭いを感じ取ってしまい苦しい時でした。

恋をこれほど美しく描くとは
溢れる愛が目に見えるほどに切なく演じられるとは

私にとって、この「A Tale of Thousand Stars」はTianの愛の物語。

Torfunの心臓を受け取り、彼女に導かれるようにして未知の経験をしていき、その中でTianの愛する事、者、場所を知っていきます。

村や村の人たち、子どもたちを思い、胸を痛め罪悪感に苦しんだりしながら、Tianはそうとは知らずに幸せを知り愛を知っていきます

また、Phuphaを思う時に感じるものは恋心となり、村や仕事の中で静かに交わされるふたりの表情や視線がそれを育んでいく。

美しくて温かくて何度涙したか。

そして、その恋心が愛に変わっていたことが分かるTianの表情やしぐさはMix君から刺さるように伝わってきます

じわりじわりと温かく切ない、あふれるような愛をTianを通して感じることができるうるうるのドラマでした。

A Tale of Thousand Starsとは

心臓をくれた人が導いた幸せのありか
恋の美しさ愛の気高さに泣く

ハマリ度は

 4

EP5あたりから、もらい泣き頻度がUP。

OSTの響きやメロディーが温かくて、Tianの表情との相乗効果が高いと条件反射のように涙が出る体になってしまいました(ㅠㅠ)

Mix君は何という良い表情をされる役者さんなんだ

Phuphaは自分の立場や役割を理解し、理性的に行動することを自らに課している部分があって、その苦悩はEarthさんから十分伝わっていました。

一方でTianは自分のこれから歩む道について選択していける状況だった。

そのせいでPhuphaは難しい選択を迫られたし、ならばTianはどうすべきかという問いも生まれることに。

Tianにとっての人生の一大転機、自分がどう生きていきたいのかを知る出会いと愛の物語。

視聴後には胸がいっぱいになる素敵なドラマでした。おススメです!

habbit

視聴方法・ネタバレ感想の前にビハインドとMVを

1000Stars制作秘話&MV

とっても興味深い制作ビハインドを

EP1放送翌日、監督を始め関係者の皆さんが制作について語っているビハインドが出ました。

監督が、本作の原作を知ったのが3~4年前。

キャスティングについて、成熟したイメージとPhuphaと共通するものを持っているというEarth君が決まり、Tian役は当初10人ほどの候補からは決められず、ついにMix君が決まったそうです。

Mix君曰く、オーディションで与えられたセリフの第一声が「だけど、僕はあなたの妻じゃない」だったそうです。

新人ゆえにプレッシャーは大きかったけれど、テイクを重ねていくたびに、自分とTianの似ている部分を発見しキャラクターに入って行けたそうです。

主人公という責任の大きさも実感しつつやり切ったMix君。共演者のお墨付きのEarthMixの相性の良さが物語を良いものにしたようです。

監督の本作への思いは、見るみなさんに幸せになってもらうこと

映画のようなドラマと呼ばれていましたが、EP1からその雰囲気は伝わっていました。

情緒が素敵なOST MVたちをここで

劇中シーンも一部ありますがネタバレほどはありませんのでぜひ。

นิทานพันดาว Ost.นิทานพันดาว 1000stars – กัน นภัทร

温かい曲です、じんわりときます。

放送終盤になって、Torfun役のAyeさん、Phupha役EarthさんによるOSTも公開されました。

ここではAyeさんバージョンを

ううぅぅ、、、美しいです🌿

沁みます。

สายตาโกหกไม่เป็น Ost.นิทานพันดาว 1000stars – เอิร์ท พิรพัฒน์

そして、このOST MVはいったい…!? 

シッパーの夢の一つ、中の人スラッシュ風味をAof監督自らが演出したということでしょうか。

Aof監督は恋を美しく撮られる監督ですよね。

視聴方法(2023.1.27現在)

①今すぐVODで

下記の主なVODでは会員見放題での配信がされています

買い切り型全話パックなら

*2023.1.27現在の情報となります。最新情報は、各配信サービスでご確認下さい。

②2023年5月10日 Blu-ray発売!

③GMM公式のYoutube動画を英字幕で今すぐ

GMM公式Youtubeアカウント内で配信されています。

日本語字幕はついていませんが、英語字幕などが出せます

YoutubeGMM公式本編動画リンクまとめ(英字幕あり

✨JFCさんの有志日本語字幕あり

A Tale Of Thousand Stars JFCさんが、公式動画に再生回数がカウントされるNekoCapで日本語字幕を付けて下さっています。

ここからはネタバレがあります
ご注意ください

ネタバレあらすじ・結末

「A Tale of Thousand Stars」は複雑な事情が入り組むような物語ではなく、穏やかにTianの人生の転機と恋や愛を描く、ヒューマンロマンス、という印象でした。

ここではいったんネタバレを望まれている方向けに「結末」をお伝えしていきます。

結末

Torfunを愛していた村の方からの拒絶

Torfunより「心臓をもらった」という事実をついに村の皆さんに話したTian。

二つの理由で拒絶されてしまうことに。

  • Torfunが亡くなったことを隠していたこと
  • 自分のせいで亡くなったと言ったこと

しかも、Tianが事故を起こした犯人では?という疑いもかかりました。

間もなくTorfunの事故の前にTianが倒れて病院に運ばれていたことが分かり疑いは晴れました。

Tianの家族の意向で村を去ることに

村人が利用されていた不正ビジネスを暴こうとしてTianが危険な目に遭い負傷したため、天然資源省事務次官のお父さんは息子を連れ戻すことにしました。

PhuphaはTianの父の意向を十分に理解し、新しい教師が来ることを告げTianをもとの生活へと押し戻しました。

Tianの未来を奪いたくなかったPhupha

森林警備隊として地方の村で勤務し続ける予定のPhuphaは、大学生であり高官の息子であるTianを自分のもとに縛るようなことはできないと思っていました。

Phuphaの愛は、Tianがまだ人生を選択できるほど選択肢を知らないという事実を分かっていてTianを元の世界へと押し出したこと。

Tianは自分自身がしたいことは何か、そのためにできることは何かを考え選択することに。

アメリカで教育学を学びに旅立つ日、見送りに来たPhuphaと互いの気持ちを確認することができた。

Phuphaが待っていてくれるという信頼と安心を胸に旅立ったTian

二人の姿はお互いへの愛が確信できるような素晴らしいシーンでした。

ここで、8分近くある旅立ちのシーンを振り返るのはどうですか?(曲が聞こえただけでうるうるくる…)

Tianの表情、そして抱擁。

離れがたく、Phuphaの頬を頬で愛おし気に擦るTianからは恋しさが溢れてて…(何度でも号泣)

Tianのお父さんの目が温かいね。

村に行った時からTianの動向を追っていたお父さん。

Tianを頼まれていたというPhuphaの人柄と献身、そしてTianを大切に思う真心と行動を理解されているかもしれません。

2年後、Tianは戻ってきた

  • 自分の居たい場所
  • 自分自身を成長させてくれるところ
  • 自分が必要とされていると感じられるところ
  • そして自分が一緒にいたい人がいるところ

Tianは2年の後、再び村へ教師として戻ってきました。

シーンとしてはたった一回だけだったけれど、未来をともに歩むことを確認しあった大切な一回を見せてもらえたようなキスでした。

感想

恋の美しさ・愛の気高さ

恋の美しさ、愛の気高さ、そんな言葉が浮かんでくるようなドラマだった「A Tale of Thousand Stars」。

心の豊かさを求めていたTianが、人々を命をかけて守る純粋でまっすぐな職業人Phuphaと出会うことによって自分自身も知らなかった自分を知っていきました。

何が自分を成長させ、何に満たされ、何に人生を捧げていきたいかを知ることはなかなか難しいことです。

Tianは、父に権力があり裕福なため生活に困らなかったけれど、そのせいで不公平な利益を得たりしたくないという不正や不公平さへの強い反発を持っていました。

状況が大きく変化し、環境が180度変わる場所に行くことこそがTianにとっての大切な旅立ちでした。

つまり、第1話はTianが旅立つ前の状況ときっかけがしっかりと描かれた序章

そして、物語全編がTianの人生を変え、生き方を見つけた一つ一つの出来事だと言えます。

そう考えると、Tianのお父さんは、息子に新たな環境での時間を与え、心臓移植のこともあり危険が限りなく少なくなるようフォローしながら見守っていたことになります。

アメリカに旅立ったあの瞬間は、Tianの生き方を補強するための親との契約であり目標へのステップ。

空港でPhufhaと抱擁する息子の姿を温かく見守っていたお父さんは、あらゆる意味でのTianの成長と選択、そして息子にとっての幸せが何かを理解していたと感じられました。

ふたりの抱擁だけでなく、お母さんを「まあまあ」となだめるお父さんの様子にも涙が出ました。

信頼を積み重ね 愛があることが わかる 感覚を届ける

Aof監督が撮られた作品のなかには、自然を取り込む映像と色味の温かさというものがあります。

そこには、こういったイメージとメッセージを感じるんです:

  • お金で手に入る高価なものと、そこにあるだけで価値のあるものの違い
  • 恋をトキメキのようなものとして描くのではなく、互いへの信頼の積み重ねとして描かれているところ

ずっと相手を思い愛していたふたりの愛情は、その視線、行動、態度、しぐさから伝わってきます。

ただ見つめて微笑みあう瞬間。

他の人にはしない、あなたにだけしてあげたいことを互いにする思いやり。

「あなたが好きです!」というような告白は必要がない、わかる という感覚を積み重ねていくシーンシーンが美しかったんです。

それでも、言葉にしないといけないことはあって、それはTianが言わせるよううまく転がしていきそうですよね(笑)

素敵な物語でした。

ラストに用意されていた、いちゃつく二人のレアなシーンもここで!

5分間たっぷり!

甘えられる相手がいるって、本当に幸せなことなんですよね。

Phupha隊長がこんなにメロメロなとこ、ネタにしかならないだろうから絶対に見せられないね(笑)

おねだりするとか(爆)

ま、もうバレてることは明らかだけれどもwwww からかわれてますやん。

嫁がベタぼれかつイニシアティブ持ってるとこは末永く続く説、推していきたいです💕

さいごに

素敵なドラマに幸せをもらいました。

さて、ご存じの方は今さらかと思いますが、Phufha役EarthさんとTianの親友Tulを演じたWhite君は、「Theory Of Love」で分量少な目でしたがサブCPのUnとTwoを演じておられました。

記憶にもまだ新いので千星では二人が会うシーンとかあったらどうしようかなぁ……と思っていたのですが、空港でTianの彼氏を初めてみたというニアミスだけでした。

BLドラマのCPというのは、主演をした作品で相手役との相性が良かった場合のイメージの強さって大きそうですね。

BLCPなら、White君には今でもCaptain君と並んでいるイメージが私にはものすごくしっくりきます。

つまり、Earthさんは今後、(私の中で)Mix君とのCPイメージ確定となったというわけです

あすみくの最新CP主演作もぜひ!

あすみくの沼は深し ミニドラマもぜひ😭

NEW JIEW – ครึ่งชีวิต (ทั้งจิตใจ) [The Story]

直接話したり、会ったり、触れたりできなくても、誰かを愛し続けることはできるのか、そんなコンセプトがミニドラマとなったのがこの13分弱のミニドラマプラスMV

高校時代WhaleとTalayは出会いがしらに衝突し、Talayは骨折。

それを期に二人の仲は深まり、大学生に。

けれど、その思いは恋へと変わるも、Whaleの気持ちをその時は受け止めることができなかったTalay。

Talayのもとを離れて数年、Whaleは冒険家(?)として世界を旅するトラベラーになり、その動向をネット上にUP。Talayは彼がいつ戻ってきてもいいように24時間営業のカフェをつⒹけていました。

Whaleが上げた思い出のギブスを見て、彼の思いがまだ自分にあるのだと知ったTalayがメールを送るんですよね。

Mixの笑顔の泣き顔には、千星の時からもう泣かされっぱなしです!

ラストWhaleに抱き着くTalayの動作が、ガチでリアルを感じさせてくれる素晴らしい演技でやっぱりあすみくは最高だと再認識させられる素敵なミニドラマです。

あわせて読みたい関連作

美しい映像にのせて物語と人物たちの心情をエモーショナルに。Aof監督の前作「Still 2gether」も

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