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『Last Twilight』視力を失いつつある青年と人生どん底の介助人JimmySea主演 Aof監督作 黄昏を共に越えゆく希望に満ちたロマンス

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4/13より楽天TVにて一挙配信開始
YouTubeはジオブロとなりました VPNをお持ちの方は日本以外から▶︎▶︎視聴方法について詳しく

失明の危機からバトミントン国家代表選手としての未来を失ってしまった青年Dayと、人生どん底の介助人Mhokのロマンス「Last Twilight」。

主演は「Vise Versa」で主演を演じたJimmySea。

演出は「A Tale Of Thousand Stars」「Bad Buddy」のAof監督。オリジナル作品となります。

2022年末の制作発表で公開されたモックトレーラーだけで泣けてしまうという、とんでもない感動のビューティフルロマンスの予感にうち震えたのがこの「Last Twilight」。

放送中から毎回Xトレンドに登る人気ぶりで、”傑作”という称賛も多々みられたロマンスでした。

全話放送完了し、私も完走しました。感想など少し追記しつつ、まとめとしたいと思います。

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もくじ

作品情報

トレーラー予告のポスターより

2023年11月 タイ
GMM TV
12話

演出・脚本:Aof Noppharnach Chaiwimol

主な監督作

視聴したどれもが、優しさと愛と美しい光に溢れた映像で、語彙力ゼロですが「エモさ」が胸にズキュンとくる作品作りをされる監督です。

脚本・ノベライズ化:Ninepinta Kittisak Kongka

My Gear And Your Gown
Enchanté
Last Twilight
Dear Dopamine 他

予告編

有望なバトミントン選手だったDayは、ある日突然視力に問題が発生し引退を余儀なくされた。

視力は20%。医師によればやがて失明は避けられないとのことだった。

荒れるDayの新たな介助人として雇われたのは、問題を起こして警察に世話になってしまったどん底のチンピラまがいのMork。

好き勝手文句を言い感情をぶつけるうち、DayはMorkが自分を障害者として憐れまない存在であることに救われていくことに。

1クープの距離でかろうじて見えるMorkの顔。

二人の距離は1クープを許す近さになり、心はさらに近づくのだった。

ノベライズ版あり

GMM TVのオリジナルBLドラマは自社ノベライズ化がされています。

できれば、どの小説にも英訳版が欲しいところです。

キャラクター・キャスト

Mork Day役:Jimmy&Sea

Jimmy Jitaraphol Potiwihok 1994/8/21(Mork)
Sea Tawinan Anukoolprasert1999/4/13 (Day)

2022年の「Vice Versa」で主演を演じられ、2023年の「Our Skyy2」では「Vice Versa」の主人公のその後のラブラブぶりを演じたJimmySea。

リアルな現役医師であり俳優のJimmy先生は、先日Seaくん、JoongDunkとファンミーティングで来日さたところです。

さらには、今回有望なバドミントン選手役DayをされたSeaくんも、実際にバドの選手経験者

*2023年12月23日に予定されているGMM TV Starlimpic(バドミントン・サッカー・バスケ大会)でも選手経験あるMark(本作ではNight役・Only FriendsのNick)と共にその腕前を披露されることになっています!

アワスカを含め3作目の共演となったJimmySeaのお二人。

今度はAof監督の描くロマンスで、純度の高いラブストーリーを演じられることになりました。

制作秘話・撮影ビハインド&インタビュー

作品に息吹を吹き込んだJimmySeaたち

「千星」の時もAof監督はおっしゃっていましたが、本作「ラストワ」でも、主人公のキャラクターに合う俳優さんをじっくりと探し求めたそうです。

JimmySeaは、視覚障害を持つDayとその介助人となるMorkを演じる上で綿密な計画とワークショップをこなし、監督の描きたかった物語の主人公に。

Aof監督の撮影チームは家族みたいだとJimmyが言えば、Seaはチームワークがよく撮影のスケジュールも手際もよくて演じるということに集中できたとのこと。

助演のMark PakinやNamtan、Ohm Tpkへの称賛もされていました。

ボスベブから2作目のドラマ出演となるOhmくんは、新人俳優さんにとって挑戦的だったという複雑な感情を持つ人物であるDayのバトミントンのペアだったAugustを演じられます。

Last Twilightの魅力と個性

視聴者の感情を揺さぶる映像と表現にうるうる

Aof監督のドラマは、色彩・構図・シーンのタメなどの映像とオーケストラ調のサントラの組み合わせによって登場人物たちの感情を最大限に表現されるところが魅力です。

大切な見せ場となるシーンの背景は大自然。

視聴者がもれなく感情を揺さぶられるAof監督の黄金の法則とも言える作風が本作でも生かされていました。

作中の小説や大切な人たちの心情をリンクさせた多重構造

主人公たちがある大切な選択に直面する場面で、劇中登場する小説や家族など、当事者ではない人たちが彼らの心情にリンクし、決断や選択の背中を押す構造になっている部分が多々ありました。

視力を失うという未来がやってくることを覚悟するDayと彼を愛するMhokの心情は、小説「ラストトワイライト」の視力を失っていく娘と彼女を愛する父親の心情にリンクしています。

また、家族や親友の思いが気づかせてくれるMhokとDayの本音とブレーキなど、一つ一つエピソードを積み重ねてある丁寧な物語でした。

語りの丁寧さ、心情の積み重ねの中で、色・香り・手触りまで伝えようとするドラマでもありました。

エンディングはDayや家族の希望を描いたハピエン

私には視覚障害の家族がいます。

回復の見込みはなく、移植の選択肢も今はありません。

なので、MhokとDayが最終話で手に入れたものが、彼らや家族の希望を描いたハッピーエンディングだったと私は理解しています

フィクションである物語で、「そうだったらいいのに」と登場人物たちが願うものをハッピーエンディングとして描くことはドラマの個性であり制作者が物語に託す希望であったということも。

ただ、Dayに2度目の献眼の機会がなかったとしても、彼はきっと幸せになれたはずだという描かれなかったハッピーエンドに私は想いを馳せます

Dayは、Mhokに出会った時から人生に希望の光がさしたと語っています。

DayがMhokと離れていた全盲の3年間、Dayは自立した生活を築いていました。

自分の人生に向き合い、互いに自立した二人が再び手を取ったあの瞬間こそがこの物語のハッピーエンドだったと思っています。

OST

William Jakrapatr「Last Twilight」

歌っているのはGMM TVのボーイズグループLYKNのWilliamくん。

素晴らしい……。聞いてるだけでうるっとくるほど。

名曲です。

Jimmy Sea「Better Days」

優しくて温かな曲ですね☺️

Jimmy Jitaraphol「ต้องโทษดาว…」(Mhok Version)

Last Twilightは

視力を失いつつある青年と人生どん底の介助人
黄昏を共に越えた二人の希望溢れるロマンス

ハマり度は

4

優しく、感情に響く素敵な物語でした。

おおハマりはしませんでしたが、中盤、これは秀作や……と呟きつつうるうると泣きながら視聴しました。

個人的な好みの部分においてハマりきれない部分はあっただけで、それ以上に見どころが多く良さを打ち消すことは全くありません

希望が眩しいドラマですので、未視聴の方はぜひ見てみてください!

視聴方法(2024.4/13現在)

楽天TVにて一挙配信中

▶︎RakutenTV公式

日本外から視聴の方はYouTube

日本以外の国からアクセスしてご覧になる方はYouTubeあり

👍有志の方によるNeko字幕が付けられています ▶︎▶︎NekoCapについて

参考:ジオブロックとうまく付き合う アジア・タイBLドラマ推し活動を支えるVPNとは?habbitが使っているのはこれ

ここからはネタバレがあります
ご注意ください

あらすじ感想

habbit

habbitの主観的、考察まじりあらすじです

EP1 先の見えない未来を共に歩いてくれる相手との出会い

視力の障害でアスリートの未来が見えなくなったDay

バドミントン国家代表の実力選手Dayが突然に直面したのが視力障害。

以降1年近くのうちに視力は20%ほどのところまで低下し、日々の生活の介助者を募集中。

仕事のある有名料理人の母と、つきっきりでは介助できない兄Nightの負担も限界を迎えようとしていたころ、出会ったのがMhok。

これまで、家族や介助者から何もできない人のように扱われ、実際に自分自身も視力に頼れないことに苛立ちを抱えていて、就いてもらった介助者は軒並み合わなかったようです。

姉を助けられず亡くした前科者Mhok 未来が見えないのは彼も同じ

大学を中退するしかなかったMhokは、たった一人の家族だった姉を亡くしています。

人生をかけて開業したネイルサロンが失敗した姉の訃報を聞いたのは、暴力沙汰で逮捕された留置場のなか。

ようやく出所しても前科のため仕事が見つからない状況でした。

姉の大事にしていた形見とも言える車を売るかどうかを決める瀬戸際でもあったMhok。

Dayの介助者となることを決めました。

シッターじゃなく、対等な介助者を求めていたDay

家族も、雇ってきた介助者も、誰もがDayに対しシッターのような扱いをしていたり、哀れな人を助けてやろうという立場だったり、単に高額の報酬狙いなだけだったり……。

これまで誰よりも身体能力が高く、国家代表となったことのあるDayのプライドと現状のギャップへの苦しみには配慮しているようでできていない状況のようでした。

その時に出会ったのが「金持ちの使用人じゃなくて、わがまま坊やの世話ならお断り」というMhokでした。

魂が触れ合う相手

Mhokに危ないところを助けられ、彼に興味を持ったDayが彼に指示したのは、本棚から一冊選び読むこと。

Mhokは「星の王子さま 第21章」を選択。

”物事を正しく見ることができるのは心だけ、大切なことは心でしか見えない”

Dayの心に響いた章、センテンス。

これを選択したMhok。

Dayにできることは自分でやれ、というMhokこそ、Dayの求めている”自分のやりたいことを介助してくれる人”であり、”望む助けに手を貸してくれる相手”となりそうです。

EP2 心に寄り添おうとしてくれた人がいればきっと孤独じゃない

Dayの視力、Dayの状態をひとつずつ知っていくMhok

初めての介助業でほぼ手探り状態だったMhok。

Dayとの関わりの中でひとつずつ覚えていくというゆっくりペース。

Dayの方も、これまで雇った人たちとは違うMhokの行動にイラついたりもするのですが、彼には素直な感情を見せていきます。

新しい感覚をくれるMhokとは対等な関係でいられると肌で感じているみたい。

Dayの孤独とリンクしていた金魚Day-littel(デイノイ)

兄Nightによって名付けられていたDayの金魚Dayノイ。

水槽に一匹だけで飼育されている金魚をDayは大事にしていました。

飼育水槽の環境の悪化から具合が悪そうだったDayノイを救うため、MhokはDayも一緒に作業に連れ出します。

二階の自室に篭りっきりのDayに、階下での映画鑑賞や食事に誘うMhokとの距離は縮まるも、Dayの視力を失うことに対する思いは分からずすれ違いに。

売り言葉で「クビ」を言い渡ししてしまいます。

けれど、Mhokが自分の言ったことや生活に制限ができてしまった不便さの理由などをきちんと覚えていてくれていたと知り彼の気持ちを受け止めます。

彼に会いに行くと、視覚障害を実感として理解しようと努力しているMhokがいまいした。

「Dayの気持ちをまるでわかっていなかったことを理解した」というMhokは、誰より誠実な人だとDayには感じられたことでしょう。

帰り際に、Dayノイの仲間にもう一匹の金魚を買うことを提案したMhok。

水槽に放した後、「もうひとりぼっちじゃないな」とDayノイに声をかけたMhokに、Dayは心が動いた表情をしました。

家族がいつもそばにいてくれたけれど、心の中では孤独だったDay。

彼の心に寄り添おうとしてくれる人だと感じたのか、ハッとした表情が印象的でした。

habbit

水槽越しのシーンは本当に美しかった

JimmySeaの目の表情も相まって、最高に透明感あふれるシーンでした😢

EP3:Mhokの優しさがプライスレス……

EP3、Mhokがどれほど温かい人柄であるのかがわかるエピソードが詰まっていました。

これで惚れないなんてない🥺 と思うほど。

でもこれはDayだから、だよね? と伝わってくる丁寧なエピでもありました。

一緒にふざけ合い笑い合う

これまでの介助人から、世話をしてやらなければ何もできない人、気の毒な人など思われている感覚をDayは受けていたようです。

MhokはDayに対して、腫れ物に触るような言動をすることもなく、見下すこともありません。

むしろ、介助やDayの症状など何もわかっていないことを自覚して、少しでもDayをよく知ろうと努力しています。

雇用者・被雇用者の間柄であっても、まるで友達のような二人。

大の大人がやるにはちょっとふざけ過ぎているような着ぐるみでの戦いっこで、体を動かすことが減っていたDayの笑顔が戻りました。

Dayの悲しさは、自分自身の状況が変わってしまったこと

友人からの連絡をDayが拒絶していたことに気づいたMhok。

大学に行くことも、友人との連絡を取らないのも、変わってしまった自分自身の状況に対する友人たちからの気遣いがつらいから。

確たる将来の目標が存在していたバドミントンという競技から否応なしに退場させられたDayの気持ちは、何かを諦めることへと少しずつ向かっていました。

その一つが退学でした。

Dayに対する微かな感情を滲ませたMhok

素晴らしいね、これぞAof監督印。

試着室でDayの着替えを手伝いながら、ふとした瞬間に何かいつもと違う感情が浮かんだMhokの仕草や表情が多くを物語りました。

Dayのために、これまで来たこともないカラーのシャツを着る

Dayを安全な場所に待たせて飲料を買いに通りを渡ったMhok。

ただ、親友と婚約したP’の浮気現場を見てしまったことも含め、不幸な巡り合わせから、Dayが危険で不安な状況となりました。

その時、Dayが見つけやすいと言っていたショッキングピンクのシャツを着て現れたMhok。

Dayのために、Mhokは自分の枠を外すことを厭わない真摯さがあるとわかったシーンでした。

探していた本にDayに巡り合って欲しかったMhokの優しさ

「Last Twilight」という小説を探していたDay。

古本屋さんでついに見つけたMhokは、Dayが見つけられるようにそっと近くに置きました。

Dayに、求めていた本に巡り合って欲しかったMhokの優しさを感じましたね。

はっきりとMhokがやっていることをわかっているわけじゃなくても、Day自身がMhokの行動と言葉を聞き、彼に介助人でいてほしいと思っていることがわかりました。

信頼感、安心、気兼ねない相手。弱気になろうが、苛立ちから感情をぶつけようが、MhokはそこにいてDayのことを見ていると感じているみたいですね。

予告

Mhokに対する”感情”を、Dayも気づき始めるみたいですね

尊いな……

EP4 好意を感じ始めている二人、ゆっくりと近づく心

Mhokといると行動範囲が広がり、人間関係に動きが

家に籠りきりだったDayは、Mhokとなら外出をする気持ちになるんです。

外出すれば親しかった人と出会う確率も上がる。

そうして、バドミントンをやっていたチーム仲間のGeeと偶然再会。

視力が低下していることを初めて伝え、同時に、Dayがお世話になったコーチが田舎に帰られることを知りました。

送別会に出席することにしたDay。少しずつ自分自身を受け止める余裕を感じさせるようになっていました。

habbit

でも、多くの時間をかけ、自分の持てるもの全てをかけて努力していたバドミントンという彼の特別なものとの訣別のようなシーンには涙が出た……

目指す道のトップに手が届いていた。

そこには目標を同じくしていたパートナーもいた。

Dayの表情とトロフィーを見つめるシーンに、手放したくなくても手放すしかないDayの悲しさを感じました。

頭ではわかっていて、過ぎ去った日々を諦めようとしながらもまだ心がそう簡単には追いつかない。

まだ1年。苦しい1年ですね。

何かを感じているMhokとMhokを感じてしまうDay

相手に対する何か特別な感情。

Mhokはそれを、小さなジェスチャーでDayに伝え始めています。

”手が柔らかい”ことを殊更強調するDayの手を握り、撫で、静かに無言の時間を経る。

触れていたいというMhokの小さな感情が見えると同時に、そのタッチから逃げることなくじっと何かを感じていたDay。

そして、コーチの送別会での写真撮影の時、自分の腰に回されたMhokの手のことを忘れられなかった。

彼の顔が見たい、そう強く思うDayは、Mhokのことをもっと知りたいと思うようになっています。

EP5-6:Mhokの愛はこんなに育っていた(滝涙)

ダブルスのペアだったAugustへの片想いと終焉

ダブルスを(他に誰もいなくて)組まされたAugustとDay。当初は実力に差があったんですね。

Dayは努力を重ね、Augustからパートナーとしての信頼を得て共に国家代表へと昇ってきた。

視力に問題が発生してから1年、Augustとの連絡も断っていたDayの失意の思いには、彼が新たな人とペアを組んでいるのをみたくないという思いもあった。

そう、DayはAugustのことを好きだったのでした。

その思いを偶然聞いたAugust。

Dayという特別な関係性を築いたいパートナーへの感情にAugustもまた揺れていました。

Dayの誕生日、キスを贈ったAugustの混乱……

それは恋愛感情じゃなかった……。

Mhokへの牽制はDayに対する独占欲のようなものだったのかもしれず、Dayからの熱いキスはAugustに、その感情が恋愛感情ではないと気づかせました。

それと同時に、Dayの恋は、明らかな形で終わりを告げました。

Mhokが抱いていたDayへの愛

MhokのDayに対する思いやりや心遣いの中に、仕事だけではない優しさがあることは明らかでした。

でもそれはついに、Mhokの行動として現れることに。

Augustからのキスが”同情”からだったことに傷ついていたDayに、自分はそうじゃないと伝えたMhok。

泣きました。

Dayの変化に泣いていたけど、Mhokの愛にも泣いちゃったEP6

Dayの誕生日を祝ったお母さんのシーンでも泣きました。

失意の中、自暴自棄になり、家からは一歩も出なくなった息子が、ママへの愛を伝えハグまで。

Mhokが来てからのDayの変化に、お母さんはどれほど幸せだろうかと思うにつけ涙が止まりませんでした。

Mhokの存在はDayにとって偉大な安らぎであり、新しいことに挑戦する勇気になり、何かあれば支えてくれる信頼でした。

AugustとキスをするDayを見たMhokの衝撃は、自分じゃない人を求めているという切ない苦しさから、すぐにDayの気持ちを結果的に残酷に扱ったAugustに対する憤りに変わりました。

Dayの身も心も守りたいというMhokの大きな愛に泣き、MhokがDayに自分の思いを口付けとして伝えた溢れる愛にも泣いたEp6。

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多くの視聴者が、この地点で傑作だと呟くのに激しく同意します
……最終回を迎えるのは年を跨いで来年なので、2023年総括おすすめドラマには入れられないのが残念です

EP7-8 美しい海の夕べ 触れ合う二人の恋しさ

公私共にDayの伴走者を望んでいたMhokの思い届く!

事情が重なってガイドランナーとなったMhok。

本番の朝、Mhokが車を預けている先輩と出会い、「車を取り戻せるだけのお金が手に入った後にどうだ」と仕事を提案されていたのを聞いて、Dayは不機嫌に。

自分との縁はMhokにとって永続的なものではないと感じてしまったDayが悲しくてお怒りに。

そんなDayに、Mhokは「ゴールしたら恋人になってくれと提案する」とはっきりと伝えました。

自分からMhokの胸に飛び込んだDay。

思い合っていた二人が晴れて恋人同士に。

Aon先輩の結婚式でMhokと遠出 美しい海で想いを確かめる

胸がキュキューっとなる素敵なシーンでした。

Dayから……🥹

想いを確かめ合い、恋人同士として振る舞うようになった二人

Aonさんの結婚式パーティーで衆目の中踊る二人を見て、恋人同士として彼ら自身が深く愛し合う仲となっていたのだと感じられました。

身を預けあい、顔を寄せ合い、あうんの呼吸で舞う。

優しく微笑む表情は愛し合う人たち。

いよいよ次回、もう少し関係が深まりそうです😭

EP9:号泣……愛する人が受け止めた世界の美しさ

許せない誰かの存在と、自分自身が許せない苦しさの狭間で

Aonさんの結婚式で訪れたSongkhlaは、Dayが3歳まで暮らした街。

浮気で家族の面倒を見なくなった夫を見限り、子供を連れてDayのお母さんはバンコクに発ったという過去がありました。

Aonさんの結婚式に現れた父と話したDayは、父の後悔と兄Nightの後悔についても知ることになりました。

許したくないDayに対し、自分の行動がDayに引き起こした罪の意識と後悔から自分自身が許せない彼らの思い。

許す必要はないことに気づき、彼らの自分に対する思いを知ったことが、Dayの中でまた一つ、前に進むきっかけとなりました。

Dayが求めた”初めての経験”

愛する人としてMhokへの信頼と愛情を深めていたDay。

二人きりの夜に、その時はやってきました。

Dayの「Last Twilight」はこの瞬間Mhokと共に心で見る美しい景色

3ヶ月ほどと言われていた視力が、おそらく持ちそうにない、と感じた二人。

Songkhlaにある山の頂から見える夕暮れの風景が小説「Last Twilight」のエンディングの場面であり表紙となっていると聞いて山に向かいました。

麓の宿で、「Last Twilight」の作者は視力を失いつつある娘のお父さんだったと知り、破れていたラストページももらった。

たどり着いた場所での二人に涙が止まりませんでした。

視力を失いつつあるDayに、思い出に残るような美しい景色を見て欲しかったMhok。なのに、空は本の表紙とは違う。

Dayは「永遠に留まりたいと思うほどの瞬間」と言う美しいものがあると言う。

Dayには、Mhokが見ているただ灰色の雲が広がる空ではなく、輝く美しい景色が見えていた。

そして何より、Dayが見たかったものは”Mhok”

Dayの言葉に、MhokはDayが心で見ているものの美しさを知り、Dayの目が見ていないものを知った

Mhokの涙は、Dayが得たものと失ったものを抱きしめようとする彼の思いが溢れたものだと感じました。

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光・自然の美しさ・愛し合う二人・互いに補い合い支え合う心……
Aof監督作品には、いつも心臓が掴まれて号泣させられてしまいます

EP10 Dayの変化、状況の変化、家族との距離の変化

介助人辞任 Mhokの新しい挑戦

最後に見たかったのは、愛する恋人Mhokの顔。

Dayの望む風景を見せてあげたかったMohk。

視力を完全に失ったDayに動揺を隠せないお母さんでしたが、それと同時に、旅についての約束を違えたことで、Mhokは責任を取り介助人を辞めることに。

姉の形見となった大切な車を維持できるよう人生を立てること、そして、Dayと共に生きるために道を探すことにしたMhok。

Porjaiの店で料理人として働き始めました。

介助人を辞めても恋人同士。 お母さんに取り上げられた携帯電話の代わりに、P’Nightが新しい携帯をそっと差し入れてくれましたね。

兄への怒りと確執を乗り越えたDay 雪解けに涙ぐむP’Nightに私もうるる

Dayはソンクラーで、離婚で別れたお父さんに会ってきました。

避けていた「家族の確執」に直面することになったDayは、それを乗りえられる心境になっていました。

家族の日に囲んだ食卓。

この日以前、Dayは兄Nightに、失明に繋がった事故に対する罪悪感を受け止めています。

Night自身が救われ、そして、家族がもう一度優しい心で手を繋ぐことに。

それも、NightがMhokとDayの関係を見守り、暖かくサポートしてくれていることも大きな理由ですね。

Mhok Day、一緒にいれば幸せな恋人同士

芸術に触れることも、飛び出す仕掛け絵本で楽しむことも、二人でいればどれも幸せな時間。

Mhokが学び始めた料理を挟み、二人はいつも一緒にいたいほど仲のいい恋人同士。

Mhokのコックコート姿、すごく素敵ですね!

EP11&12ファイナル

愛し合うMhokとDay。

全てが明るく回り始めた二人。そして、料理人として順調にスタートさせたMhokにチャンスが訪れました。

それは、ハワイで新規出店されるレストランのシェフというチャンス。

そのチャンスをMhokが断ったことを知ったDayは別れを決意してしまいました。

大切な人、特に愛する人の未来を自分が閉ざすことは絶対に許せないDay。

誰かの重荷になることを何よりも嫌だと思っているDayは、Mhokと別れることが正解だと固く信じて引きませんでした。

姉を失った経験から、自分がそばにいないことで愛する人を失うかもしれないことを恐れるMhokのトラウマがとても大きかった。

Mhokが大切な人に対する「責任」というものを過剰に背負いかねないことをDayは気づいていたからだと言えます。

3年後、NightとPorjaiが結婚! 再会したMhokとDayは

自分の書店を持ち、本も出版、自立した人生をスタートさせていたDay。

再会してまだ互いを愛していることをMhokとDayは確認しています。

けれど、Dayは交際にYesとは言わなかった。それは、これからもMhokが自分のせいで彼の人生のチャンスを棒に振ろうとしかねないことを恐れたから。

けれど、お母さんの言葉で思い直しました。

選択には常にリスクはつきもの。

これからはじっくりと話し合い、思いや将来の計画や目標を擦り合わせていけばいい。そういう心境やステップに来ていたのかも。ついに二人は結ばれましたね。

Extraエンディング:Dayの視力が……

2度目の献眼の機会を得たDayの視力が戻りました。

愛する人の顔も、思い出のラストトワイライトの風景もその目で見ることができた。

奇跡のような願いが叶ったエンディングは、希望を描いていたのだと感じさせられました。

まとめ

JimmySea主演「Last Twilight」は、YouTubeで多言語英字幕付き配信で視聴できます。

NekoCapによる日本語字幕が有志の方によって多数付けられていますのでぜひチェックしてみてください。

 ▶︎NekoCapとは

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