2020年2月に放送開始され、大人気を博したタイBLドラマ「2gether The Series」の続編となるスペシャルエピソード「Still 2gether」全5話がその年の8月にリリースされました。
「2gether」は、日本でも動画配信サービスだけでなく、WOWOWなどCS・BSでの放送が早々に決定したほど反響が大きいドラマで、社会人となる彼らの更にその後を描いた映画版も公開された、異例の世界的ヒットとなったBLドラマ。
それまで「SOTUS」がすでに日本で人気を獲得しタイBLドラマの知名度をあげていたのですが、2022年になって続々とタイドラマが日本で紹介されることになったGMM TVとテレ朝と事業提携の環境が出来上がった一押しが「2gether」の成功だったとも言えます。
詳しくはこちらの記事で
あわせて読みたい
2gether The Series キャストと音楽の魅力が導く 爽やかときめくボーイズラブコメ
2020年を代表する人気沸騰タイのBL(ボーイズラブストーリー)ドラマ「2gether The Series」。 日本でもその熱がトレンドを作るほどの話題となりました。 私も放送半ば…
そんな影響力を持った「2gether」の続編「Still 2gether」は、ファンの熱い反響を受けて早々に決定し、歓喜にわきました。
私もSarawatとTineのその後がみられ、ワクワクしながら毎週とても幸せでした。
Still 2getherに感じた魅力、そして後半では各話のネタバレあらすじ・感想をじっくり語っていきたいと思います。
もくじ
作品情報
原作:JittiRain
あわせて読みたい
『VICE VERSA』JittiRain原作 異世界で本当の顔を知らない彼と心だけで恋に落ちたら
2022年7月から始まったGMM TVのBLドラマ「VICE VERSA」は、この世とは似て非なる平行世界が舞台となって展開する物語。 ここ数年流行りの異世界ものとBLの融合型ストー…
配信・放送
2020年 タイGMM TV
シリーズ
2gether | 全13話 |
Still 2gether ←今回ココ | 全5話 |
2getherTHE MOVIE | 映画 |
あわせて読みたい
2gether The Series キャストと音楽の魅力が導く 爽やかときめくボーイズラブコメ
2020年を代表する人気沸騰タイのBL(ボーイズラブストーリー)ドラマ「2gether The Series」。 日本でもその熱がトレンドを作るほどの話題となりました。 私も放送半ば…
演出:Aof Noppharnach Chaiwimol
Our SkyyEP4(2019)
とな墓:彼は清明節に僕の隣のお墓にお参りに来た(2019)
Dark Blue Kiss(2019)
Still2gether (2020)
A Tale Of Thousand Stars(2021)
Bad Buddy(2021)
Moonlight Chicken(2022)
Last Twilight(2023-4) 他
あわせて読みたい
『Bad Buddy Series 』視聴感想 宿敵の家門 ライバル同士がおちた恋の甘苦さを神キャストOhmNanonで
2023.7.5Blu-rayが発売→視聴方法で 2021年10月末からスタートした「Bad Buddy The Series」は、前年末、GMMが制作発表をした時から大注目だった一本。 その理由として、…
冒頭あらすじ
音楽部で次期部長をすることになったSarawatのサポートで副部長(秘書)になったTine。
けれど、入部テストも学祭の発表会でも演奏できていないTineの資格を疑う声も上がり、Tineは演奏を新入部員の前できっちり見せると猛練習を始めるのだった。
予告編
キャスト・カプ紹介の前に、予告編をまずどうぞ
Still 2getherでは、ふたりが同居に少し慣れてきた頃のようですね。
甘い空気の時もあれば日常生活のあれこれがリアルにのしかかったり(笑)
そして、部活などで、またまたいろんなトラブルもありそうですね。
キャスト・カプ紹介
Sarawat x Tine
Bright Vachrawit Chivaaree(Sarawat)
Win Metawin Opas-iamkajorn(Tine)
SarawatとTineは同居生活も慣れてきた頃。
ちょっとした喧嘩はあっても、とはいえ、じゃれてるだけというラブラブ状態です♥
Man x Type
Mike Chinnarat Siriphongchawalit(Man)
TopTap Jirakit Kuariyakul(Type)
前シーズンで気持ちが通じたTineのお兄ちゃんTypeとSarawatの友だちManの二人、いつの間にか同居中。
小言も多いけれどそんなTypeが愛おしくてしょうがないのが漏れてるMan。
Phukong x Mil
Frank Thanatsasran Samthonglai(Phukong)
Drake Sattabut Laedeke(Mil)
Mil先輩狙いのPhukong。
課題を一緒にしてもらったりと先輩といられる時間をあれこれ作るも効果なし。
歌で思いを伝えようと曲作りを始めようと決めたPhukongやいかに。
Still 2getherの魅力と個性
2人のその後がみられるファンへの贈りもの
本編で、出会いから始まってゆっくりと近づき気持ちが高まっていく二人のようすを見守り、特別な関係へと進展していくようすを焦れるように応援してきた2getherファン。
2人があれから1年、恋人同士としての関係をどんなふうに築いているのか、できればその幸せぶりを見たい!と誰もが願っていたはず。
Still 2getherはまさに、ファンにとってのスペシャルなボーナスエピソードでした。
愛の深まりを確認するエピソードたち
同居生活にも慣れ、ラブラブ状態のふたりの日常にやってくる出来事たち。
事件というほどではないけれど、二人がどんな感情を抱きどう対処していくのかが描かれます。
2人がお互いをどれほど求めているのか、はっきりと確認し合えるような胸がキュっとなるエピソードが詰まっていました。
センチメンタルで美しい映像が伝えるあふれる想い
Still 2getherの演出をされたのは「Dark Blue Kiss」「とな墓」を演出されたAof監督。
Aof監督の撮られるドラマは、映像に感情をのせて伝えるという演出が見事で、色彩や構図などから美しさと感性が感じられます。
Still 2getherは、恋人同士となった二人が更に関係を深めていくフェーズを描くエピソードたちであり、ふたりが互いを想っているその内面部分をより掘り下げて描かれています。
だからこそ、時にセンチメンタルに、時にファンタジックに演出されることで愛の深さと恋しさが描き出されていました。
ポスターの色味がノスタルジックで温かい印象のトーンになっていたのも、こういったイメージを表していたんでしょうね。
監督の2021年最新作は「A Tale Of Thousand Stars」。
期待を集めているだけではなく、映像も本作同様温かくて美しいんですよね
あわせて読みたい
A Tale Of Thousand Stars 心臓をくれた人が導く幸せの在処 恋の美しさ愛の気高さに泣く
2019年にGMMより制作発表がされてから早1年強、ついに2021年1月29日より放送された「A Tale Of Thousand Stars」。 簡潔に「1000Stars」や「千星物語」とも呼ばれていま…
Still 2getherとは
互いへの思いと恋しさを歌で伝えあう
二人の愛の深まりを追うスペシャルエピソード
ハマリ度は
4
本編「2gether」を見たなら、二人のその後はどうしても見たくなってしまうのはもう当然の心理です。
そういった意味でも、このスペシャルエピソードの意義は大きく、そして私は大満足でした。
この後はネタバレのないOST MVと視聴方法の紹介をしています。後半では、各話のネタバレ感想を語っています
OSTイイね
Still 2getherのエンディング曲はブライトとウィンが歌う穏やかで柔らか爽やかなこの曲
いいですね~~
公開されたすぐは1日100万回ペースで再生回数が増えていました。
もう一曲、EP5でTineが歌う曲もOSTとして放送後にMVがアップされました。
それがこの曲
คนนั้นต้องเป็นเธอ Ost.เพราะเรา(ยัง)คู่กัน Still 2gether – วิน เมธวิน
Winの歌う優しいトーンがすごくステキです。ネタバレなどはないMVですが、見てるだけでやんわり幸せになれます♥
視聴方法は (2023.10.2現在)
①VODで今すぐ
Still 2gether は日本国内のVODサービスの多くで会員見放題となっています。ご契約中のサービスのどこかで配信されているほど人気ですのでぜひチェックしてみて下さい。
例えばこちらのサービスなどで配信されています
▶Amazonプライムビデオ
▶U-NEXT
▶TELASA
*2023.10.2現在の情報となります。最新情報はU-NEXTサイトにてご確認ください。
②Blu-rayも手元に置けます!
出演:ウィン, 出演:ブライト, 出演:ガン, 出演:マイク, 出演:トップタップ, 出演:フランク, 監督:ノッパナッ・チャウィモン
ポチップ
海外からアクセスできる方はYoutubeで
海外からアクセスされる方は、GMMのYoutubeアカウント内で配信されている本編動画をご覧になれます。(要VPN 日本語字幕あり)
ちなみにEP1の最初のクリップがこちらになります。
EP1 1/4 https://youtu.be/ATzhEdfss10
ネタバレあらすじ・感想
EP1 恋人たちの愛=思いやりと行動
部長を引き受けたSarawatを助けるために副部長になったけれど、Tineがきちんと演奏をし、正式に合格して音楽部に入っていないことが問題となってしまいました。
Fongたちはただの中傷だから気にするなというけれど、今回合格してみせると新入生たちの前で約束したTineは猛練習。
実はTineは、Sarawatがコネで恋人を入部させたずるい人間のように思われるのが嫌だったということでした。
頑張るTineの姿をそっと確認して微笑むSarawat。
続編でも、新入部員の前で隠しきれない指ハートの応酬でラブラブを見せつけるふたりでしたな。
ここで、ハイライトクリップを公式があげていたのでどうぞ。
Tineの演奏の部分から、帰ってからのふたりの会話込みのクリップです。
「演奏どうだった?うまかったよね?ね?」とほめて欲しくてふざけて詰め寄るTineに慣れたように答えるSarawat。
練習を頑張った指の手当て中、隙あらば芸術のような間と表情でプロポーズするワットに、こちらも慣れているのか花のように微笑むTine。
「愛する人と一緒に仕事しないほうが良いという話もあるけれど、もし口論になったり喧嘩したとしても相手のことをよく知るチャンスだ」
と語るTineの真面目で純粋なとこ、最高です。
EP2 すれ違いが教えてくれる思いの深さ
ポッキーゲーム、ManTypeのシャワーシーンなど、冒頭からドキッとするモーメントが詰まっていたEp2。
「2gether」ではわちゃわちゃしていたメンバーが、こうして愛する人と日常を送っている姿を描きこんでいるのが「Still 2gether」の良さですよね!
Ep2では、本人たちの意図しないことが引き金となってすれ違ってしまいそうになるエピソードが展開しました。
WatとTineはチアリーディング部と軽音部の部長として敵対トラブルの矢面に立たされ、ManTypeは、Typeの栄転で遠距離恋愛が始まることがわかりました。
どちらも、互いを信じて思いやって、そして大切にしていることを伝えあっていくんです。
Tineはちょうど誕生日を迎え、永遠の愛を誓うようなメッセージが込められたSarawatからのScrubbの曲「Eternal Love」を贈られていました。
ステキなシーンでした!
EP3 恋しさに押しつぶされて
会えないかもしれないと希望を失いそうになりながらも、受験期にあらゆるScrubbのライブに足を運びTineを探し続けたSarawat。
希望を失わなかった結果巡り合え、こうして恋人同士になれた。
そんなSarawatの深くあふれる愛情を一身に受けて彼を愛するようになったTineにとって、バンド練習で離れ離れになった2週間のさみしさが堪えたEP3でした。
Sarawat恋しさにプールサイドで泣いちゃったTineに、”おほぃ~~”って言いながら画面越しにエアハグを送ってしまうほど愛おしいシーン。
あぁ、こうしてTineはもっとSarawatを深く愛していくんだなと感じさせてくれた素敵な回でした。
そして、大進展したプコミル!
大進展ですよ、これは(笑)
学部の課題で眠れていなかったPhukong が野外グラウンドサイドでのチア練習中に倒れ、介抱して病院に付き添ってくれたのがMilでした。
「僕に気がないなら距離を置いてください、片思いは辛いだけなんで」と言いきったPhukongに、チアで忙しくなったPhukongに会えなくてさみしかったというMil。
大進展(笑)
EP3のラストは、オンラインでTineに送られてきたSarawatの歌でハッピーに。
臨場感からその場にいるように感じたTineの気持ちが表現された素敵なシーンでした。
Scrubbの「Everything」、すごくいい曲ですね!!
EP4 心がつながっている幸せ 甘々な瞬間たち
EP4はいよいよこの日のために練習してきた恒例2Uイベントの本番当日に。
Tineはサッカー試合のチア、Sarawatはバンド対決にそれぞれ全力を尽くすことに。
その前に、合宿で2週間会えなくてさみしく思っていたSarawat側の視点もEP4の最初に描かれていました。
2週間、携帯没収・外出禁止というP’Dimのルールに従うしかなったバンドメンバーたち。一瞬のスキをついて抜け出してきたSarawatの姿がありました。ドラマやね~
あの声はSarawatだったんだね、空耳じゃなくて(笑)
さて、サッカーの試合に決着がつき、Sarawatたちの最後の曲になんとか間に合ったTine。
この大学で2年前SarawatはTineと出会い一目ぼれし、1年前Tineを探していたSarawatはこのイベントでTineを見かけた気がした。
Tineの去年のカメラロールに、Sarawatが映り込んだ写真があって、ふたりは確実にここにいたことも分かりました。
そして今年、同じ会場で二人は恋人同士として一緒にいる幸せをかみしめる。
少し離れただけですごくさみしくて会いたかったことを実感した二人が、さらに思いを深めたことを言葉と態度で示す姿が甘いEp4でした。
甘い、甘いよ~~💕
あ、それから、PhukongとP’Milも、そしてManTypeも甘いですぞ。
EP5 Final ともに年を重ねていこう
TineはSarawatとの記念日を迎えるにあたり、サプライズイベントを考えた結果、ボランティア活動を兼ねたビーチ旅行を決行しました。
音楽部とチア部合同の活動にしたのですが、P’DimとGreenの痴話喧嘩に振り回されたり、Milと弟が付き合い始めたことを知らなかったSarawatが動揺する一幕もあり。
相変わらず一筋縄ではいかない音楽部とチア部。
Sarawatに歌を贈りたかったTineは、なかなか二人きりになれず焦りつづけ、もしかして、Sarawatが記念日を忘れているんじゃないかと落ち込んでしまうんです。
もちろん忘れているはずのないSarawat。彼がTineに用意していたサプライズもラブソングのプレゼントでした。
Tineがどういった時に不安になるのかを知るSarawat、その一方で、その不安はいつも杞憂に終わるTine。
共にいる時間の中でそれを繰り返しながら、心から信頼し安心できる相手になっていく。
ラストはTineが自ら書いた曲を二人きりの時に贈りました。
Sarawatの事を歌った曲💕
(先ほどOSTのところでご紹介した曲が本編のあとに公開されたMVでした。)
Sarawatのリアクションも最高です。演技うますぎるのか素なのかもうわからんほどリアル!(個人的見解ですが(笑))
Tineの歌と二人が重ねてきた思い出の時間を盛り込んだシーン、そのあとふたりの恋する思いが溢れるシーンまでのクリップがこちら。
Sarawatのうれしそうで幸せそうな顔!
目から愛しさが溢れてしまっていますね💕
当然、行動を押さえられなくなるSawaratからの・・・。
二人の部屋に留められていたポストイットは、関係を一歩一歩進めた思い出の証たち。
今現在最後のポストイットには「2人で年を重ねていこうな」というSarawatからのメッセージに、Tineが「いいよ、お前と年を重ねていくよ」との返事が。
愛し合う二人が、ゆっくりと気持ちを確認しながら絆を深めていくようすを丁寧に描いた続編「Still 2gether」は、ファンの気持ちに応える素敵な物語になっていたと思います。
映画版「2gether THE MOVIE」が!
「2gether THE MOVIE」が日本で2021年6月4日より全国劇場公開されました。
映画版OSTはWin君が歌うよ
出演:ブライト, 出演:ウィン, 出演:ドレーク, 出演:フランク, 監督:ウィーラチット・トンジラー
ポチップ
BrightとWinタイ版花男主演へ F4Thailand!
人気爆発のBrightとWinの次回作の情報が早々と出ています。
2人が出演するのは、日本の漫画が原作の王道学園ラブストーリー「花より男子」のタイ版です。
Brightが道明寺、Winが西門さん役だそうです。
イメージティーザーがこちら↓
タイ版の花男、「F4Thailand」いかがですか!?キテます!
花男のタイでのリメイクは、まるでBrightを待っていたかのようです。
道明寺の、皮肉だけど美しすぎる表情を、Bright以外誰が演じられるでしょうか!
ドラマのトレーラーも公開されました。
ただ、サラタイカプにもうちょっと浸っていたい方にはおススメしないかな~。
これからますます活躍されることが間違いないふたりを応援し続けたいと思います。
出演者のその他の出演作
軽音部とチア部を振り回してくれたケンカカップル部長とGreenちゃん!
演じたお二人が同僚役で出演されていた「SOTUS S」
あわせて読みたい
Sotus S 視聴感想 向かい風、築いてきた堅い愛で乗り越える第2章
2017-18年放送のタイBLドラマ「SOTUS S」を見終わりました。 人気があった「SOTUS」のシーズン2にあたる本作は、シーズン1の2年後の物語。 コングポップとアーティット…
Tineの頼れる親友Fong役Khaotung主演、Sarawatの悪友ManとTineの兄Type役のMikeTopTapがCPで出演
あわせて読みたい
Tonhon Chonlatee ドラマ情報&視聴方法をチェック
GMMの2020年11月スタートの一本タイBLドラマ「Thonhon Chonlatee The Series」。 読み方は「トンホンチョンラティー」。 ファンの間では”トンチョ”や”とんちょん”なんて…
❤️ドラマへの熱い思いを良ければここで✨